この日はディーラーの初売りプレゼントに行ってきました。結構な品(スープDEおこげ、ドレッシング、カルピス、タオルなど実用品)をもらいました。こういう、食べてなくなる品物は何をもらってもうれしいですね。
ものもらいだけで帰るのも気が引けるので、燃料添加剤を購入し、その場にあったルークスに乗せてもらいました。
エンジン
K6A自然吸気VVTエンジン車を運転するのは二度目です。以前、
ワゴンRや、助手席ではありますが
パレットに乗ったことはありますが、今までの仲で一番印象が良いです。3気筒特有のビートは聞こえますが、エンジンが遠く感じます。マウント類の改良が行われたのでしょうかね?絶対的なパワーは少ないのですが、あらかじめ予想してアクセルを踏むと、おおむね街の中の流れに乗って走れます。リードするのは無理ですので、余裕がほしい方はターボエンジンを選ぶと良いでしょう。ただし、これまでの普通式CVTを二段化したCVTが搭載されており、かったるくて仕方がない感じはありません。
スズキはダイハツと異なり、電子制御スロットルを積極的に採用しています。この車の電子制御スロットルは良くできていて、不自然な感じがありませんよ。もっとも、CVTとの協調制御をするとスロットル制御が楽になるようなので、真の姿は4速ATやMTに乗らないとわかりません。
ここまでをまとめると、パワーの感じ方は人それぞれなので試乗をお勧めしますが、アクセルペダル操作に対してリニアに出力が立ち上がるので、乗っていて不愉快な感じがないことが気持ちよさにつながっているといえます。
CVT
リダクションギヤ付きCVTは、普通に発進すると時速30km程度で高速ギヤに移るようです。すなわちその領域までにトルクコンバーターはロックアップされているわけで、あたかもトルクコンバーターのすべりが緩和されたかのように思えてしまいます。そのくらい、不自然な感じがありません。ということは、ギヤのステップもあまりないということなのでしょう。現在、トルクコンバーターは滑らせてトルクを増大させるのではなく、発進時に滑らかに動力を伝達できたらすばやくロックアップするという使い方になっていますので、少し前のAT、と思えて当然なのです。なお、高速域は試していないのでわかりません。市中走行ではまったく違和感ない変速をします。
乗り心地
日産車とややや異なる少し突き上げる感じですが、トヨタ車のようにショックアブソーバーが渋い感じではありません。適度な硬さですが、もしかしたら長距離では疲れるかもしれません。重心が高い感じもしません。かつて「ベストモータリング」で低重心コンセプトのホンダ車と日産車を比較する企画がありましたが、スタビライザーが硬い日産車が一般の人には心地よかったという結果が出ていました。ま、この車はスズキなんですがね。
かつて
パレットを試乗したときに感じた、突起を乗り越えたときにボデーがねじれるような感じはしませんでしたよ。
操縦性
乗り心地をやや硬くしていることもあり、ロールは少なく感じられます。ただ、山道を走るとがっかりするとは思いますが、重心高が高くてロールして仕方がない、という感じはしませんでした。きわめて普通に走れます。
内装
触ると安っぽいけれど、見た目にはよくできた内装になっています。すっかり「ハイウエイスター」調が確立されましたね。しかし、ちょっと子供っぽい感じがしてしまいました。30歳代前半の夫婦などが、ギャル、ギャル男ファッションに身を包みながら子育てをする車としてはぴったりかな?
まとめ
二代目MRワゴンの当初の当初のCMは「ママ調」を前面に押し出し、ママに嫌われました。その反動か、軽自動車のトールワゴンはほとんど初代bBないしはなんとかカスタム調となってしまいました。
ハイウエイスターシリーズもその雰囲気を持っていますが、他社のものに比べると大分落ち着いているかな?そのようなわずかな差で商品が開発されていることが良くわかりました。トールワゴン車としてのネガティブになる重心の高さは感じません。車としてのし上がりも良いといえます。でもねえ、、、なんだかこの種の「何とかカスタム系」軽自動車は、メーカーの販売戦略に引っかかっている感じがするんだよなあ。が、服もそうですが「流行を否定して成り立つ」ファッションはありません。割り切ってこの車に乗ることも良いと思います。
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試乗 | クルマ
Posted at
2010/01/19 22:07:56