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2017年02月18日

リバイバルブーム、マジンガーZはどうなるか!?

リバイバルブーム、マジンガーZはどうなるか!?  アニメーションのリバイバルブームが続いています。口火を切ったのは、間違いなく「宇宙戦艦ヤマト2199」でしょう。同作品はこれまでも何度かリバイバルの兆しがありましたが、4回も頓挫していたと思います。

ひとつ前の、脇に大きな羽根をつけたヤマトは、まだ権利関係でもめている最中なのに、「ヤマト車検」などと銘打って自動車車検チェーンをオープンさせて大爆死した会社がありました。

リバイバルブームは、何年かに一度やってくるものです。一番最初は1980年で、「鉄腕アトム」「鉄人28号」「ウルトラマン(ザ・ウルトラマン)」、「タイガーマスク(タイガーマスクⅡ)」、「巨人の星(新・巨人の星)」がリバイバルされました。その後も、「怪物くん、ハットリくん、パーマン、おばけのQ太郎」、と続き、2回目は1989年頃でした。「ひみつのアッコちゃん」「魔法使いサリー」「天才バカボン(平成天才バカボン)」「おそ松くん」と続きました。

その後は、「宮崎勤事件」を受けてアニメーション自体が低調になり、再び子供のものになってしまいました。時代は下って2003年、ガンダムシリーズの最新作「ガンダムSEED」からアニメーション技術の向上と「ガンダムマニア」が公認されるようになり、アニメーションが再燃の兆しを見せてきました。

そこへ2012年、「宇宙戦艦ヤマト2199」が商業的に大成功を収め、来週から続編の「宇宙戦艦ヤマト2202」が上映されます。ガンダムも、初代ガンダムが登場するまでのお話しである、「ガンダムオリジン」が上映されており、これも人気を得ております。

この種の、「男の子アニメ」で、一番最初にリアルな描写が受けた「マジンガーZ」が、最新の技術で帰ってくるとの発表がありました。具体的な放送開始時期等は不明ですが、またひとつ楽しみなことが増えました。

 そのマジンガーZですが、子供への話題提供を第一に考えたシリーズ展開であったことが記録に残っており、シリーズ中間での盛り上がり方が、近年の作品にない面白さを醸し出しています。中でも、マジンガーZが空を飛ぶ為の道具である、「ジェットスクランダー」編は、敵と味方の攻防の面白さを十二分に味わわせてくれました。

そもそもマジンガーZは、金属製であることの重量感を出すために、当初は空を飛ばさない計画だったそうです。一方、敵のロボットはマジンガーZを倒そうとする敵、ではなく、その他のスタッフが渾身の力を込めて書き込んだとのことです。その過程では空を飛ぶ敵も出てきて、空を飛べないマジンガーZは大苦戦を喫します。

一番最初の空飛ぶ敵、「デイモスF9」は、ホバーパイルダーとマジンガーZが合体する前の状態を空から攻撃します。

二番目の「デビラーX1」は自由自在に空を飛び、マジンガーZは全く追いつけません。そこでマジンガーZの運転士である兜甲児は、「鎖付きロケットパンチ」でデビラーX1を掴んで引きずり落とし、地上で戦います。



飛ぶ機械獣ながら、あまり飛ぶことがテーマになっていない「ワインダーA2」もいました。これを倒すためにマジンガーZは、「バックドロップ」「突き倒し」「脚を持って投げ飛ばす」などの力技を繰り出します。バックドロップですよ!当時のロボットものは、スタッフがロボット同士の戦いを経験していないことからか、何と「タイガーマスク」ばりのプロレス技をそのままロボットの戦いに当てはめたのです。こんな迫力満点のシーンは、後にも先にもマジンガーシリーズだけです。



三番目の「ジンライS」1は、マッハの航行速度と雷撃攻撃でマジンガーZを苦しめます。しかし、兜甲児はジンライS1が攻撃前に一瞬停止することを見破り、一瞬を狙って反撃します。



四番目の「エアロス(三兄弟)」は、富士山を噴火させようとします。1と2は作戦を成功させ、3が火口に突入しようとします。マジンガーZは既に溶岩を蓄えた火口で待機、エアロス3はマジンガーZを抱き抱えて一緒に火口に突入しようとします。兜甲児の機転で、空中でホバーパイルダーを開放、ミサイルでエアロス3のロケット噴射機を破壊してバランスを崩させ、落ちた地上で戦います。

五番目の「ホーガスD5」は、弓博士を誘拐して戦いに望みますが、これまた一瞬の隙を狙って反撃します。

六番目の「ケルベロスJ7」は、高速移動とビーム攻撃で迫ります。地上からの攻撃ではかなわないと判断した兜甲児は、アフロダイAのオッパイミサイルを改造、マジンガーZが空中でそのミサイルを掴んで空を飛ぶ、という機転を見せます。

七番目の「バラスK9」は、目潰しゼリーと刺付きの回転する脚による研削で攻撃してきます。弓博士はマジンガーZを飛ばすべく、アメリカの博士のもとに出かけます。博士がいない状況と目潰し攻撃に、兜甲児は「いよいよ最期だ」とつぶやくのでした。

八番目の「ジェノサイダーF9」は、ミサイルで研究所や街を攻撃します。弓博士は何とかジェットスクランダーの開発を終え、マジンガーZへと射出、いよいよマジンガーZは空を飛ぶのでした。


書くだけでもこんなに長いです。上記の期間は飛び飛びであり、半年を要しています。今のアニメーションなら、1回で飛ばしてしまうことでしょう。何よりも、空を飛べない状況を嘆くことなく、知力を尽くして戦う兜甲児の、人間的強さに惹かれたものでした。

既存の武器を強化して戦うこともあります。この大車輪ロケットパンチ、見た目の力強さとともに、カット割りの素晴らしさも手伝って、迫力満点です。



その後も、空を飛べるのにも関わらず、地上で柔道やプロレスの手法でマジンガーZが戦う回が多数あります。



最終回近くでも、敵のドリルを臨時パワーアップで文字通り握りつぶし、パンチで相手の顔をもぎ取る荒技!



ガンダム以前の作品ですから、ビームライフルのような飛び道具も剣のような武器もありません。ビームや高温放熱板の武器はあるのですが、肉弾戦に血湧き肉躍る感情を覚えたものです。

この姿は、現在の私の物の考え方に、大きな影響を及ぼしました。

 心配なのは、既に空飛ぶロボットが当然になった現在、このような過程を経るのかどうか、いや、元の作品に忠実に作って欲しいものです。
関連情報URL : http://www.mazinger-z.jp/
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Posted at 2017/02/19 00:17:15

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