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2018年04月21日

2018年春期テレビドラマ取捨選択

 2018年春期のドラマが、ほとんど出揃いました。まだ日曜日TBS午後9時などの作品が始まっておりませんのと、録画をしただけで見ていない作品もありますが、もう3話にも到達している作品もありますので、感想批評選択状況を書く事にしました。

月曜日
コンフィデンスマンJP(フジテレビ午後9時)

 先日も書きましたが、初回31分頃の、長澤まさみ氏のマンガっぽい台詞回しシーンで挫折をしております。サーチエンジンサイトでは、「ブッ飛んだ演技」などの提灯記事が出回っておりますが、ただただ幼稚なだけです。主人公を巡る心理描写や深みを感じさせる設定がないため、見る価値はないと判断しました。

ヘッドハンター(テレビ東京午後10時)
 実は録画を忘れておりました。しかし、新聞に出ていた宣伝「非ヒューマニズムドラマ」との見出しを見て、見る気はほとんど失せております。ドラマからヒューマニズムの要素を取り去ったら、ただの再現映像です。もとより日本船舶振興会から始まり、その後日本経済新聞社系の放送局となった経緯があり、テレビドラマ製作のノウハウがないテレビ局とは言え、ずいぶんと文化を馬鹿にしたものです。

火曜日
シグナル 長期未解決事件捜査班(フジテレビ午後9時)

 言わずと知られた、関西テレビ制作枠です。刑事もので、20年前の刑事と現在の刑事がトランシーバーで通信をしながら事件を解決するという、面白そうな設定です。映像はフィルム撮影風に加工してあり、映像からも良く練ったことが感じられました。

 しかし、作品が始まると、20年前と現在とで通信をする意味が薄く、シーンがごちゃごちゃで非常にわかりにくい構成になっています。シーン割りがわかりにくいだけで、わからないことはありません。しかし、シーン割付が上手くありません。しかも、いかにも重厚そうな画面作りをしていながら、見終わって「あれ?経過した時間の割に、お話がほとんど進んでいない。」と気づきます。
 
 「重厚そうな雰囲気で中身がスッカラカン」とエンドロールを見ましたら、韓国原作の作品でした。関西テレビで韓国原作ですと、「壮大な駄作」になりそうです。刑事ものですし、まあ、見続ける可能性があります。

花のち晴れ~花男 Next Season~(TBS午後10時)
 10年ほど前に流行った、「イケメン@パラダイス」風の作品です。大金持ちの息子や娘が通う私立高校に、貧乏家庭の主人公が入ってしまうお話です。「恋愛シミュレーションゲーム」風とでもいいますか、「少女漫画風」とでもいいますか、非現実感にあふれています。放送開始後、5分程度で挫折しました。「ケータイゲーム」隆盛期の10年前ならいざ知らず、現代に求められている作品ではないと思います。ただただ、「時代遅れ」としか感じませんでした。

水曜日
特捜9(テレビ朝日午後9時)

 9係とかいう作品の続編です。渡瀬恒彦氏が亡くなられて、新シリーズになったようです。私は、この作品に出ている、いかにも冷たくて神経質そうな主人公側の方(俳優さん)が嫌いで、見ていません。また、テレビ朝日のドラマは視聴者側に訴えかけてくる雰囲気が薄すぎ、冷たい印象を持つこともその理由です。1話のはじめを少し見て、挫折しました。

正義のセ(日本テレビ午後10時)
 働く女性主人公物の時間帯作品です。吉高由里子氏が主演で検察官役をするということで、落ち着かなさっぷりと不思議ちゃんが前面に押し出されているのか、と思っていました。実際に見てみると、吉高由里子氏としては、初めて良い感じの人物を演じています。

 ともすると冷たい印象に描かれる検察官ですが、犯人等に同情し、ほとんど刑事のように捜査を
し、警察取り調べとは別の結果を得る、というストーリーです。単純明快で、勧善懲悪、悪人は悪人らしく演じており、若干対象年齢が低いような印象もありますが、吉高由里子氏の新鮮な演技が光ります。ただ、これでは亜種刑事ものですから、検察官ではなく刑事ものにしたほうが良かったように感じます。検察官の時点では犯人逮捕が終わっており、ドラマの動きが決まってしまいます。

 基本的な作りが良く、物語の終わりはストップモーションで締め、次回のプロローグはしない、ということも、見終わったあとの爽快感が得られて良いです。2000年ころのドラマからある、次回プロローグを織り込むような「小手先の視聴率アップ策」が、いかに視聴者を馬鹿にしていたか、がわかります。気持ちが良い作品なので、見ることにしました。

木曜日
警視庁・捜査一課長(テレビ朝日午後8時)

 内藤剛志氏が捜査一課長を演じる作品です。内藤氏といえば、太陽にほえろ!「ゴリさん、見ていてください」で犯人役を演じており、私からすると犯人側の人なのですが、出世をすると正義側を演じるものです。
 上に同じく、テレビ朝日の刑事ものということで、見る気がしません。題名などからも、1960年代の「特命機動捜査隊」のような、無機質さばかりが感じられてしまいます。ただし、気が向いたら見直してみるかもしれません。

未解決の女 警視庁文書捜査官(テレビ朝日午後9時)
 テレビ朝日は、2時間続けて刑事モノを放送しているのですね。紹介記事に「文字の書き方のプロファイリングで」とあり、「また主人公特殊能力もので、今更プロファイリングか!」と、呆れてしまいました。プロファイリングは「超能力」のように、複雑な過程を一切省略し、物語を「ワープ」させてしまうものです。ストーリー展開が粗雑になるので、見る気が湧いてきませんでした。ただし、気が向いたら観るかもしれません。

モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-(フジテレビ午後10時)
 題名や予告を見て、古い作品で恐縮ですが「もう誰も愛さない」を思い出しました。まだ録画をしたままの状態ですが、見る可能性が高い作品です。しかし、愛憎ものや豪邸を中心としたストーリー展開になった場合には、挫折する可能性が高いです。

金曜日
執事 西園寺の名推理(テレビ東京午後8時)

 マンガっぽい作風が続く時間帯です。上の方に「ケータイゲームないしは少女漫画」と評した作品がありますが、その後に「執事もの」も流行ったことがありましたね。しかし、メイドものも執事ものも、1年程度の流行で終わりました。非現実的でマンガっぽいところに、視聴者が愛想を尽かしたのでしょう。 この作品もその例に漏れないようで、予選落ちになりました。

あなたには帰る家がある(日本テレビ午後10時)
 1年ほど前から、家庭内ゴタゴタものが増えていますね。私は、他人の家庭を覗いたような気分になってしまうことと、「他人の家庭のことは他人の家庭でどうぞ」という気分になってしまいます。浮気も夫婦ケンカも、勝手にどうぞ。私は、数分で挫折しました。

家政婦のミタゾノ
 この作品は、第二シリーズのようです。第一シリーズは1話で挫折したのですが、人気ということなら、見てみようと思っています。

土曜日
Missデビル 人事の悪魔 椿眞子(日本テレビ午後9時)

 損害保険会社の人事として招聘された主人公が、社内の首切りを行うお話です。既に第一話は放送済みで、新入社員研修で30数名の人員を辞めさせています。二話からは正式な部署の人物として、社内の首切りを行う模様です。
 この種の首切りもの作品は、90年代半ばの不景気初期に流行ったものでした。あれから20年、当時電子化が進んだ証券を除く金融(銀行、損害保険、生命保険)も、事務や取引の電子化から、急激に体制が変わっているそうです。

 そんな「会社改革もの」のようですが、主人公は10数年前の「女王の教室」を思わせます。今どき、ミニのタイトスカートに肩が張ったジャケットは、ほとんどコスチュームです。その主人公が活躍するのですが、菜々緒氏のサイボーグぶりが前面に押し出されすぎているのではないでしょうか?主人公は絶対的に正しく、最後はキックで締める、という展開です。これではまるで、「だまらっしゃい」のセリフが滑った、榮倉奈々主演「黒の女教師」(2012年TBS午後10時)です。

 主人公が思い悩む姿や、首切りにして自暴自棄になった人を諭すとか、味わい深い展開が期待できません。会社を舞台にしながらほとんど中高生向けという内容は気になりますが、見てみることにしました。

いつまでも白い羽根(フジテレビ午後11時15分)
 新川優愛主演の、「大学に進学したかったが、家庭の事情で看護学校に通った」主人公ものです。先日、「プロポーズ大作戦」中の主人公たち(長澤まさみや榮倉奈々)を「キラキラ系」と評価しましたが、現代の20歳代はこの物語の主人公のように、真面目になってきていることを感じました。10年という時の流れは、残酷ですね。長澤まさみ氏も榮倉奈々氏も、すっかり「陽炎景気バブル期」扱いの人になってしまいました。

 それはさておき、本作は起承転結が曖昧です。そのため、ドラマチックな盛り上がりはあまりありませんが、作品描写がていねいです。これを書いている日の回は、主人公が病棟研修で末期がん患者を通じ、看護師になる気持ちを新たにするのではないか、と予想しています。見ごたえあるドラマになりそうです。

日曜日
ブラックペアン(TBS午後9時)

 これから放送が開始されます。局としても力を入れている枠であり、期待できます。神の手を持つ石が主人公とかですが、マンガっぽい特殊能力ものになってしまいそうなことが心配です。まあ、明日見ることにします。

崖っぷちホテル(日本テレビ午後10時)
 経営が傾きかけたホテルを立て直す作品だそうです。マンガっぽさが続く時間帯作品ですが、その例に漏れませんでした。1話は現在の職員のダメっぷりを描く回でしたが、絵に描いたような人たちばかりでした。コミカルさはなかったものの、「高原へいらっしゃい」(1976年田宮二郎主演、2003年佐藤浩市、井川遥主演)がありましたので、なんだか見る前から飽きてしまいました。コミカルさが、余計に見る気を失わせています。もちろん、挫折しました。
 この時間帯の作品は、同局土曜日の作品と作風がほとんど変わりません。同じ局で同じ作風を2日連続で見せられるのは、飽きてしまいます。それでいて、丁寧さは1/2なのですから、なんだか水っぽい水割りを飲まされている気分になります。作戦を練り直してはいかがでしょうか。

まとめ
 各局とも、「テレビドラマの本質に立ち返る姿勢」があることを感じさせます。ともすると、U20(アンダー20歳、ネクストブレイクともいう)が活躍するような学園モノ作品が多い時期なのですが、皆無です。また、5・6年前に全盛だったコンピューターグラフィックもほとんど使用されなくなり、画面構成で勝負しようという気概を感じます。冬期に続き、今期も見続けられる作品が多数あり、うれしい限りです。
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Posted at 2018/04/21 18:21:08

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この記事へのコメント

2018/04/22 12:33:04
こんにちは

ヘッドハンターですが、実にヒューマンです。報道を鵜呑みにしない方が良いです。

現在のテレ東の上の方のPはフジ子会社にてヒット作多数の方です。
移籍です。テレビ局とて会社なので新人も入れば移動もありますし、偉くなって作品を作れなくなるのもまた会社員だからでしょう。一貫してドラマをやりたい人は他局や制作会社に移るのが今の状況です。
各局ドラマ枠が減るなか「ヘッド~」はテレ東の新枠なのでドラマにかける意気込みを感じて欲しいところです。
コメントへの返答
2018/04/23 01:10:05
こんばんは。

いろいろ教えていただき、ありがとうございます。ドラマは、予選をすべきではないのですね!明日放送ですから、2話に間に合ってよかったです。

フジテレビの前社長の例もあり、制作指揮者も管理職や経営層にさせられてしまうことは多々あるのでしょうね。経営や番組の編成と制作指揮は違うでしょうから、有能な指揮者は局を問わず活躍して欲しいものです。
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