
アルバイトの記憶 スペード社シリーズ
先日、1シーズン目のお疲れさま会の終わりまで話しましたが、24日に豚口さんからお誘いの電話があった際の内容を、もう少し思い出しました。
豚口さんから案内された内容は、主にお疲れさま会の連絡だったのですが、もう少しおしゃべりもしたことを、先日思い出しました。私は、11日以降は車購入優先と20日締め25日払いで頭金に有利になる、SM社での勤務をしていました。
11日にお見合い的席配置で悪畑さんや安いわさんと対面で事務仕事したと書いた通り、時給が安くなる11日以降は繁忙期ではなくなっていました。
豚口さんによると、
「この時期は時給こそ安くなるものの、男女で楽しく会話をしながら仕事が出来るため、とても「おいしい」時期だ」
と言っていました。
「いや、むしろこの日々を楽しむために、1月から3月10日までの苦しみがある」
とも言っていたのです。
20歳前後の、健康で割と善良な男女大学生・専門学校生が集まるアルバイトですから、他校の異性と話せるというのは給与以上に「役得」だといえます。豚口さんからすると、
「moto('91)のように、繁忙期の苦しみだけ味わって楽しい期間に来ないなど、とてももったいない」
とのことでした。そんなこと、初めて勤務する私には知る由もありません。
とはいえ、勝手に勤務を終了した12日からSM社の締め日の20日までの9日間、1日は休んだとして8日間、平均勤務時間は8時間だとすれば、5万6千円の頭金増加となるのですから、これは背に腹は代えられません。なお、この期間の時給はスペード社もSM店も変わりません。一方、スペード社は人が減って休みづらい環境でしたが、SM店は私の勤務期間がある程度長くなっており、突然の休みでも対応してくれます。
まあ、仕方がないことですよね。そして2シーズン目こそ「楽しい会話期間」を楽しもうと期待していたのですが、これまで書いたように余剰人員は
はがき事業部へと異動させられたのです。
今思えば、スペード社は業務をスムーズに遂行するために、1シーズン以上勤務した人同士のコミュニケーションをある程度認めていた節があります。繁忙でないシーズンの業務中に、仕事をしながらのおしゃべりは許されていました。しかし、職場ということを考えると、これは経済的に余裕があった古き良き時代の名残でしかないですよね。スペード社以降に私が勤務した会社では、そのほとんどが職務中のおしゃべりが不可能か許されていませんでした。私は、それらスペード社よりも後の職場で、学生の雰囲気を徐々に放棄していったようです。スペード社を辞めさせられたことは、それほど悪いことでもなかった点もあるようです。
Posted at 2025/10/18 23:26:59 | |
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