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ファンタパワーのブログ一覧

2008年12月31日 イイね!

カーターへの道のりは遠く

思えば興味半分で、生まれて初めてカートに乗ったのが今年5月。
真面目に?走り出したのが7月位かな。
一応始めた時に、今年中に目標としていたタイムはとっくの昔に出したのですが、目の前で自分より速く走る人が居ると悔しいもの(笑)。
そんなこんなで、ちょこちょこ練習していたらタイムが上がるにつれ、レンタルのリブプロテクターをしてても肋骨が痛くなり、骨折する前にプロテクターを買ったりして。
ハコ車の技術はカートに通用するのか」、何て書いておきながら、今や車の運転がカートの運転っぽくなる始末(笑)。
何だかだんだんカートに染まりつつありますかね?

今までにトップクラスに速い人達に色々教えてもらって(皆さん親切ですね)、一応私の行っているカート場では脱初級者?の登竜門と言われている31秒の壁を、先月やっと超えました。
って、実はその時にはバカ喜びしたんですけどね(笑)。

そして昨日は1月ぶりに走り納めに行って来たんですが、まあ上級レベルの人達の速いこと。
やっと壁を超えた喜びなんぞ、すっ飛んじまいしました。
俺なんぞ完全に子供扱いです(笑)。(つうか、実は子供(Jr)ってビックリするくらい速いんですけどね)

やはり、、、上級レベルの人達とまともにレースでやり合うためには、来年は半端なく修行しなきゃ無理そうです(当たり前ですが)。

そんなこんなで、楽しくも、「カーターへの道のりはまだまだ遠く」、と思った走り納めでした。
Posted at 2008/12/31 06:34:16 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2008年12月25日 イイね!

日産ノート試乗記

さて、何故か大好評の?試乗記。次は日産ノートです。
Z34の次はノートかよ!!って突っ込みが来そうですが、車は何でもみんな楽しい物です。

元々マーチの試乗に行ったんですが、マーチの試乗車が無く、また営業マンに自分の運転スタイルや、MTの設定が有るなど、欲しい性能の話していると、「新しくノートにマニュアル車が出たから(ホンダさん見習ってください!)、お客さんならノートクラスの方がいいんじゃない?」と言われ、更にせっかく試乗車が有るから是非乗ってみてくれと言われ、それじゃあ断る理由もないでしょう(笑)。
と言う事で、早速試乗。
まあ、試乗車はオートマなんですけどね。
ちなみに、私はノートはちょっとでか過ぎるので、もうちょっとコンパクトで軽い車がいいって言ったんですが、まあ乗ってみてくれという自信作のよう。重さを感じさせないエンジン性能と言う事らしいです。

では発進。
おお、なるほどね。エンジンの加速は良いです。確かに、車重を感じさせない加速ですかね。
足もほど良く、ちょっと柔らかいかな?って程度。逆に突き上げは無く、快適です。
いつも思うんですが、車って街乗りで交差点一つ曲がっただけで、大体性能が分かりますよね。変な電子制御が入っているのは別ですが…。
ノートは、ちんたら走っていて、「うーん、癖のない優等生」って感じがしました。
ただ直線の低速でちょっとハンドルを振ってみると、やや後ろのダンパーが心もとない気が…。個人的には、もうちょっと硬くてもいいかな?
でもファミリーカーならこんなものなのかな。
かと言ってハンドリングは決してダルくなく、程良くいい感じですかね。ボディー剛性も高そうです。
またブレーキも良く止まりますね。最近の車は、まずブレーキのタッチに不満を持つことは有りませんね。効きも剛性感もいいです。
これは素直な挙動の期待が持てるかな?

それでは、恒例の振りまわしインプレッションー。またまたお山へゴー。

ディーラーで散々運動性能や運転スタイルの話をして、営業マンのおじちゃんも「試しちゃって下さい!」って言うのでそれでは遠慮なく。一応、「ケツ流しますよー」っと許可を取りました。

と言うのも、以前、新型ストリームを試乗した時に、営業マンがあんまり「この車はスポーツ性能がいい」と何度も言うので、あそう?と言っていきなり一発目のコーナーを横向けて入って行ったら、首絞められそうになったことが有ったので(笑)、一応許可をもらう事にしています。

俺:「じゃあ、軽く攻めてみますねっ」
営:「はい、どうぞー。」

アクセル全開で助走を付けて、S字の一発目でブレーキをドーン。
うーん、予想通りの挙動です。FFって感じ。綺麗に4輪スライドして行きます。
がぁ、ちょっと車重を感じるかな?予想よりも、タイヤ一本分くらい外にふくらみました。
まあこの程度は慣れの問題で、もうちょっと横向けても良かったかな?
それにしても、スライドも上品で車内がいたって静か。エンジン音も、スキール音もほとんど聞こえない。
聞こえるのは、営業マンがツバをゴックンと飲み込んで息を止める音位です(笑)。
ストップ掛からないので、遠慮なくS字を振りっ返し気味にブレーキをドーン。
うーん、今度は綺麗にケツが出ました。こいつは、かなり横向けて入ってコントロールする車ですね。
一発目でタイヤが暖まったのか、今度は膨らみもしないし、完全に一番気持ちいいコントロールゾーンに入りました。
うーん、思っていたよりも限界高いです。強烈な横G。私はトランス状態で、きっとニヤケ気味だったと思います(笑)。
ただ、今度はスライドが収まった時にリアのバネがボヨンと戻り、ロールのお釣りを感じましたね。
やはり、バネとタイヤのグリップに対して後ろの減衰力、特に伸び側がもう少し強い方が良いでしょう。

さて、次の高速コーナーが楽しみです。と思ったら!!

営:「お、お客さん。」
あ、ヤバ。
営:「う、運転メチャクチャ上手いですねー。」
俺:「そりゃどもー」

これを、大人用語で「危ないからやめろ、バカ」と理解した大人な?私は、ここで終了。
営業マンが予想してた運転とは、ちょっと違ったみたいですね。
よって高速コーナーは、軽く流しました(ケツでなく)。でも、高速コーナーでもハンドル切れば曲がる感じで、それほどアンダーは出なさそうでしたかね。

帰って来て、
営:「どうでしたか?ノートは?」
俺:「良かったですけど、やっぱりちょっと重さを感じましたかねー。」
営:「あ、加速悪かったですか?」
俺:「いえいえ、加速は十分過ぎる位ですね。ただスライド状態で、思ったよりもちょっと止まらなかったかな。」
営:「あぁ…。」

(この話は、フィクションです。)

ノートは、快適だし運動性能もかなりいい感じです。MT車なら軽いし、恐らくもっと良いでしょう。
沢山人を乗せる人には、いい車だと思います。癖が無いFFです。
でも攻め込んだときには、トヨタの同じクラスの車と比べると、ちょっとスポーティーかな?
トヨタ車は安定方向に振り過ぎな物が多いですが、ノートはチョビットだけドキドキ感を味わえます。
ホンダ車だと、フィットよりコントロールしやすく、ストリームよりコントロール幅は狭いかなって感じですかね。
まあ買って、大外れだと思う事は無いでしょう。(走行性能以外は興味が無かったので、分かりませんが)

営:「やっぱり、お客さんにはノートよりも他の車がいいかもしれませんね。」
俺:「そうですねぇ。やっぱりもうちょっと軽いマーチが良さそうです。」
営:「それじゃあ、今度はマーチのマニュアル車用意しておきますよ。都合のいい日に連絡ください!」
俺:「是非、お願いします!今日は有難うございましたー。楽しかったです!」
営:「それと、お客さんなら、是非こっちもご検討を!」
と、Z34のカタログも(笑)。

えっと、スポーツ走行ってそういう意味ではないんですけどね(笑)。まあ、常識的に考えると、そうなりますわな…。

ってなわけで、相変わらず日産のディーラーの対応は素晴らしい!!
ぶっちゃけ今ではトヨタよりも上ですかね。昔はトヨタも抜群に良かったんですが。
ちょっと聞いた話では、トヨタはレクサスが出来てから、優秀な営業マンは皆そっちに行っちまったそうです。
残っているのは、行き損ねた出がらし…。いや、嘘です(笑)。ちゃんとしてますよ。

そんなこんなで、怒涛の試乗記は続く…。
Posted at 2008/12/25 01:12:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2008年12月19日 イイね!

新型Z攻め込み試乗記

さて、お約束のZ34の試乗の続きです。
前回は日曜のため混んでいてあまり走れず、平日ならオッケーという事で平日に行ってきました。
嘘みたいに、どこまでも果てしなく走らせてくれました(笑)。
おまけに営業マンが、車好きな人でこれは走りやすい。車内ではずっと車のマニアックトーク。

俺:「V6エンジンは2次振動が大きいから偏見が有ったけど、このVQエンジンは高回転でも振動が少なく、良く回りますねー。」
営:「実は燃料の噴射角を回転数によって変えてるんですよ。それで2次振動を上手く消すようにしてるんです。V6の方が直6よりもコンパクトだしいいんですよ。」
俺:「あら、そんなことやってるんですかぁ。それでもやっぱり直6は位相が120°ズレているという天性のバランスを持っているじゃないですかぁ。だから、カウンターウェイトの役割を他のピストンがやってくれるから軽く出来るし、回転がスムーズですよねぇ。まあ、8000回転超えた辺りで3次振動、つまり捻じれ振動が出てくるので大体8000までですけど…」
営:「確かにそれはそうですけどねぇ。捻じれ振動ねぇ。でも今の技術なら、V6でもかなり良くできますよ。」
俺:「まあ、実際にこんだけ回ってくれるなら、V6でも何でもいい気がしてきますけどね(笑)。初期のZ33のレブ6600はちょっと酷かったですね。ファミリーカーじゃないんだから(笑)。」
営:「確かに(笑)。まあ、あの車はちょっとコンセプトが違いましたからねぇ。今回のZは、本気ですよ。何せテストドライバーが…(略)」

とまあ、一般人から見るとかなりマニアックながら、車好きの我々にとっては至福の時が過ぎて行きます。
あと前回書いた、シフトダウン時の自動ヒール・アンド・トゥーのレスポンスの悪さを聞いてみたら、やはりわざとそのような設定にして、オートマでもエンジンの吹ける音を長く楽しむための演出をしているそうです。当然、速さは犠牲になるそうですがそれはオートマだけで、MT車はレスポンスを上げてあるので問題ないそうです。

また、これも前に書いた電子スロットルのラグですが、営業マンも、確かに電子スロットルのせいでしょうと言っていました。
「VDCみたいにスポーツモードを作ってくれるようにメーカーに言っておいてくれ」と頼んでおいたら、「なるほど、それは技術的には簡単だと思うので言っておきます」との事です。
日産ディーラーってあまり行った事無かったんですが、お客の意見に耳を傾ける姿勢は好感が持てました。
ちなみに、今まで一番お客の意見にメーカーが耳を傾けると思ったのは、スバルですかね。
逆に一番傾けないで、良くも悪くも我が道を行くのは、ホンダかな(笑)?

さて、今回はかなり長距離走って、コーナリング性能も結構試せました。
いやあ、エンジンもさることながら、Z34はハンドリング性能が素晴らしいです。
S2000のハンドリングも定評が有りますが、負けず劣らずです。S2000が、ややリアを不安定にしながら曲がるのに対し、Zはリアがしっかり接地しつつ、且つ曲がる感じです。スタビリティーが落ちません。
営業マンにも言いましたが、アジリティー(俊敏性)とスタビリティーのバランスが絶妙で素晴らしいです。
回頭性もミッドシップ車の様に頭が軽く感じるし、アンダーステアは基本的に、というか全く感じません。剛性もめちゃ高く、足廻りのセッティングも絶妙です。いわゆる、いじっちゃいけない足廻りですね。

ハンドリングはかなりクイックで、車重の重さも殆ど感じません。
S2000と比べると、ブレーキング時には若干車重の重さを感じますが、まあ重さの割には良く止まるでしょう。MT車は、もっと軽いのでそっちに是非乗りたいですね。
また、ハンドルから伝わってくる舵感、前輪がどっちに向いているかとか、スリップアングルがどれ位になってるとか、その辺のインフォメーションがキッチリ伝わってきます。パワステのセッティングもバッチリで、インフォメーションの伝え具合はS2000の電動パワステより上ですね。
更にブレーキの剛性感も抜群ですね。足の裏に、タイヤのロック寸前のインフォメーションがキッチリ伝わってきます。
うーん、運転していて気持ちがいい…。
これぞFRと言った具合のいい出来です。試乗してて、帰りたくなくなる車が時々ありますが、この車はその気持ち良さを持っていますね。
何かべた褒めになっちまいましたが、このご時世にこんな車を出して来るのは嬉しい限りです。
剛性を上げ、軽量化し、潔く2シーターと割り切ったこの車は、「スポーツカー」と呼んでいいと思いましたね。

あそうそう、この車はVDCが付いていますが、プロがサーキットを走る時でも切らない方がいいそうです。
切ると、更に爆発的にパワーが出るそうですが、コントロールがほぼ不能で(真っ直ぐ走らない)、切らない方がタイムも速いそうです。
オフスイッチが付いていること自体が不思議な位で、切るのは、ドリコンにでも出る時くらいでしょうと言う事らしいです(笑)。
レクサスIS-Fみたいな感じなのかな? 個人的には素性がいいのでそこまで電子制御に頼らなくても行ける気がしましたけど。
何かそう言われると、本当にコントロール出来ないか試したくなってきました(笑)。


さて、それでは恒例の振りまわしテストー。近くのお山へゴー!

俺:「それではちょっと攻め込んでいいですかねぇ?」
営:「どうぞどうぞ。S2000乗ってるなら大丈夫でしょう。」
俺:「一応誓約書に、営業マンが止めろと言ったらスピード落とせと書いてあったんで、言ってくださいね。やめるんで。」
営:「はいはい、まあ止める事はしませんよ(笑)。」
俺:「そんじゃば軽く…」

とスタート。
2速で全開にすると、凄い加速であっと言う間にバババッとレブリミッターに当たってしまい、すかさず3速に上げるもラグが有り、しばらくバチバチ。
3速でも、2速の様な加速で凄い!ジェット機か?
そしてコーナーに入る時に強めのブレーキをドーン。ABSが一瞬ガガ。その時に、横で営業マンが助手席の床を踏んでいるのが見えました。ブレーキペダル、助手席には有りませんからー。
そこから、高速コーナーに入っても全く車が不安定になりません。バチーっとレールに乗っているように安定しています。
アクセルでタイヤを滑らそうとしても、鳴きもしない。化け物か?
立上り区間が近付き、「うーん、限界めっちゃ高いなー」と思っていると、

営:「お、お客さん!ちょっとその辺で!」
俺:「ああ、はいはい。スンマソン。」

って感じで終了。こんな限界の高い車、初めて乗って振り回すのは無理です(笑)。

営:「横Gで苦しかったっす!」

営:「いやー、Zってこんなに速かったんですねぇー。私も知りませんでした。ビックリですよ。」
俺:「結構出てました?」
営:「横Gに苦しみながら何とかメーター見てたんですが、”ピー”Km/h位出てましたよ。立ち上がったらスピードリミッターに当たるかと思いましたよ。」
俺:「あら?そんなに出てましたか。それじゃあ、S2000より速いわぁ。全然流してたのに…。」
営:「それは分かってたんですが、ちょっと怖くて…。多分、車の性能的にはまだ全然行けますよ。」

営業マンの息遣いがゼイゼイしているので、ここらで帰る事にしました。
(この話は、全てフィクションです!)

ディーラーに戻って、
営:「いやあ、こんなに性能出してもらうと試乗車も喜んでますよ。意見や感想も貴重だったし、有難うございました。」
俺:「いえいえ、とても楽しかったです。有難うございました。いつか買える日が来たら、買うかもしれません。気に入っちゃいました!」

ってなわけで、Z34を堪能してしまいました。いつも思うんですが、営業マンがスポーツカー好きだと、同じ試乗でも全然楽しさが違いますね。

総評して、この車は速さだけでなく、スポーツカーに必要な高揚感を持っています。多分、ニュルを走れば8分を切れるほど速いと思いますが、それよりも大事な楽しさを持っている車ですね。
速いだけの車に飽きた人にはお勧めです。(十分速いですけど)
滅多にスポーツカーという言葉を使わない私ですが、Z34は立派なFRスポーツカーでしょう。
電子スロットルだけ何とかしてくれれば、何も言う事がありません。

でも困るんだよなー、こんな車出されると。欲しくなっちゃうから(笑)。

とありあえず、以上。
Posted at 2008/12/19 00:49:48 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2008年12月16日 イイね!

スバルがWRC撤退

ホンダのF1撤退に続き、WRCまでスバルが撤退です。18年間続けてきたのに…。
まあ経済情勢を考えると苦渋の選択なのでしょうが、それでも残念です。
ホンダにとって、F1とはスポーツ精神の立ち戻る原点の様な物。
スバルにとっても、同じでしょう。
知らないところで、市販車もモータースポーツの技術のフィードバックを受けていた訳ですから、市販車も事実上の、開発力の低下になるでしょうねぇ。
このまま、日本のモータースポーツは死んでしまうのでしょうか。
休止ではなく撤退とは、今回の件はかなりショックです。

たとえ今赤字だろうが、従業員を解雇しようが、長期的に考えれば基礎研究や技術開発を続けた方が利が大きいという事が、何故まだ分からないのか?
金融や不動産の様に何も作らない所は、ドンドン潰れればいいけど、技術だけは一朝一夕で出来る物ではないし、日本にはこれしかないんだし、もう少し慎重に考えて決定して欲しい物です。そして国民もそれを理解するべきだと思ったのでありました。

取り乱しちまいましたが、マジ、ショックです。
Posted at 2008/12/17 00:15:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2008年12月14日 イイね!

新型フェアレディーZ試乗記

さて、出ましたねー。新型フェアレディーZ。
パッと見マイナーチェンジかと正直思ったんですが、何やら結構変わっているらしいです。
そんな訳で試乗マニアの私が放って置くはずが有りません(笑)。
早速、乗ってきました。
どうでもいいけど、今時はスポーツ系の車は、試乗する時に細かい誓約事項を読んで、サインさせられるんですねぇ。
まあちょっと前に、試乗で大事故起こしたニュースが有ったからでしょう。
たしか、ディーラーの営業マンもそのような運転を許したという事で、責任を問われたというニュースでしたね。
そんな訳で、誓約書はかなり細かかったです。

さて、それでは早速試乗の感想。
まず今回の最大の変更はエンジン廻りかな?
相変わらずV6のVQエンジンですが、排気量が3.7Lと200cc増えていますね。
つうか、GT-Rの3.8Lの時も思ったんですが、これって6気筒の限界じゃないっすか?
一気筒当たり630ccですよ。一般に、4Lになったら大体8気筒、V8になりますよね。
ただカタログを見ると、パワーは上がってるし、トルクもターボ車並みだし、それでいてレブは下がってないのでちょっと期待して乗りました。(排気量アップは、ボアアップらしいです)
ところが、やはり休日は混んでいて、渋滞した道をチョロット走るだけ…。とてもコーナリング性能は試せません。なので、とりあえずエンジン廻りの話を。
ちなみに試乗車は、オートマです。(いつも思うんだけど、何でMTにしないんだろ?)
ただカタログによると、「ATでは、トルコンスリップを減らし、常時ロックアップされているようなフィーリング」との事。
オートマでも勿論マニュアルモードが付いているので、早速マニュアルモードにしてスタート!
パドルシフトって初めて運転しましたけど、結構面白いですねぇ。
2速にシフトアップして、ちょっとアクセルをドーン!
「ウホッ!」。ちょっと驚きました。え?これって、ターボ車?
いや、ホントにターボ車の様な、ビックリするような加速です。
カタログの「ジェット機の様な」という表現は、かなりうまい表現ですかね。
しかし、この「ターボ車の様な」というのは、決して褒め言葉ではありません。
NAエンジンなのに、ターボラグの様なものを感じるのです。NAエンジンと言えば、右足とエンジンが直結しているようなレスポンスが魅力。
しかし、明らかにトルクの立ち上がりが予測しにくかったです。全開にして、「ん?」と思った頃にドカーンとトルクが来ます。
オートマのラグかな?とも考えましたが、どうも違う感覚です。3速、4速とシフトアップして同じように踏んだときに、これが何なのか確信しました。
明らかにこのターボラグの様な物は、電子スロットルによるものですね。特にどうやら2速は、わざとそのようなドラマチックなセッティングにしているっぽいです。3速以降はそうでもない、比較的普通のNAっぽいと思いましたが…。
私はZに限らず、どうも電子スロットル(フライバイワイヤー、アクセルバイワイヤーとも言う)というのが好きではありません。人間の感覚とずれていて、気持ちが悪いのです。
コンピュータが、人間の操作とは別に勝手なことをするので、どうしてもコントロールしにくいんですよ。
例えば、アクセルを全開にしてもスロットルが全開になっていなかったり、アクセルをポンッっと戻しても、スロットルはしばらく開いていてタックインが使いにくかったりと言った具合です。
まあ、これは主に燃費のためにやってるんでしょうが。
今更ワイヤーにしろとは言いませんが、コンピュータのセッティングなんてソフトでどうとでも出来るんだから、アクセルの量と完全に同じようにスロットルが開くセッティングも、VDCみたいにスイッチの変更かなんかで出来るようにして欲しいですかねぇ。
ただ、確かにパワーは凄いです。大排気量NAってあまり乗ったことないんですけど、面白いですね。
あと少し感じたのは、トルクの出方がかなり低回転寄りかな? 7000回転まで回しても、高回転での伸びは今一でしたかね。
まあ、VTECじゃないんだからこれが普通なのかもしれませんが。
もしくは、これも電子スロットルのせいかもしれないので、何とも。
とにかく、2500から4000回転位で走っていると、楽だし一番気持ちがいいセッテングって気がしました。

次に、ATミッションの話です。これはかなりシフトショックがでかいです。マニュアルモードでは、普通にシフトアップしても、ガッツンガッツン来ます。ただ勿論、速く走るためにはこれ位は有った方がいいのでしょう。
でも街乗りや、長距離の巡航では疲れると思うかもしれません。
あとちょっと感動したのが、ブレーキを踏みながらシフトダウンをすると、自動的にエンジンを煽ってくれて、回転数を合わせてくれます。
自動ヒール・アンド・トゥーですね。
しかしこれまた、レスポンスが悪い…。コンピュータが回転数を合わせるのを、ドライバーが待っている感じです。それまで、シフトダウンしてくれないのでちょっとフラストレーションが溜まります。「ここでシフトダウンして欲しい」と思って、シフトダウンする訳ですから、タイムラグが有るとちょっと扱いにくいですね。
また、シフトダウン時のシフトショックもかなりありますね。
まあ自動ヒール・アンド・トゥーは、ブレーキの踏力やら減速加速度などから、エンジンの回転数の予測値を計算して出しているのでしょうから、難しいのは解りますが、これなら自分でヒール・アンド・トゥーした方が全然扱いやすいですねぇ。
エポックメイキングで面白いけど、実用的かと言われると個人的には「?」って感じですかねぇ。
ただあくまでオートマである事を考えるとちょっと求めすぎですかね。オートマだって事を思い出すと、非常に面白いし速いし良く出来ていると思います。
そう言えばカタログによると、何やらマニュアル車でも、同じような自動ヒール・アンド・トゥー機能が付いていて、そっちはかなり良く出来ているらしいので是非乗ってみたいなぁ。

とまあ、本当にチョロット(5分位?)しか乗れなかったので、とりあえずインプレはこんな感じです。
今度平日に遠出させてもらう約束したので(笑)、その時には運動性能など、詳しく判りそうです。

最後に一個だけ。内装は良いんですが、3連メーターに時計は無いでしょ(笑)。
時計なんて、オドメータの下にでもチョロット付いてりゃ十分です。
油温計は付いているので、時計の代わりに水温計にしてくれれば内装は文句無しです。

とりえず、チョビット試乗記でした。
Posted at 2008/12/14 16:23:04 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

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