たまには車と関係ない話を。
知っている人は知っていると思いますが(当たり前か)、最近世界で若すぎる歌姫と言われ、話題になっている二人の歌手がいる。
一人は、アメリカ人のBianca Ryan。
11歳の素人の少女がオーディション番組で、一夜にして全米のヒロインになった。
後に全米プロデビューして、クリスマスには大統領に招待されて歌うほどに。
さすがアメリカ、話が進むのが速い!
まあ、これは有りそうな話だが、ここからが面白い。
そのオーディション番組がYouTubeに載せられて、全世界の人が見れるようになり、その歌唱力が話題となる。
すると今度は、「もっと歌が上手い少女がフィリピンにいる」と、ある少女の歌う姿をYouTubeに載せた人がいた。
その少女の名は、Charice Pempengco。
ちなみに、Biancaよりも一つ年上。
それをまた、世界中の人が見て話題となり、プロの目に止まる。
それから、韓国、アメリカ、イギリス、と次々にテレビ番組に呼ばれて、視聴者の度肝を抜く。
つまり、もしもBiancaがYouTubeに載せられていなければ、Chariceも埋もれていただろう。
ちなみに、Chariceはアメリカのプロデューサー(ホイットニー・ヒューストンを手がけたプロデューサー)の手で、プロデビューするか、したかしているはず。
私はこれはアメリカンドリームというよりも、YouTubeドリームだと思っている。
これが、ネットの時代である。
Chariceは、明らかにYouTubeから生まれた歌手。
私が初めてインターネットなる物に触れた時(95年位かな)、音楽の世界では有線から火がついたとか、ラジオから火がついたとか言った新人歌手が多く出てきたが、私は「いつの日かネットから火がついたと呼ばれる歌手が出てくるだろう」と良く言っていた。
今回の件で、そういう時代が、既に世界規模で実際に来ていることを実感した。
余談だが、Biancaは確か日本人のクォーター。Chariceはフィリピン人。
二人ともアジアの血を引くのが、何となく嬉しい。
願わくば、「Chariceよりも、もっとウマい少女がいる」と日本人がYouTubeに載って、全米デビューする事が有れば面白いだろうなぁ(笑)。
まあ、英語圏でないから難しいか…。
そんなこんなで、ネットの時代を痛感したのでした。
どうでもいいけど、何でChariceを日本には呼ばなかったんだろう??近いのに。
日本の業界関係者はYouTube見てないのかな?
まあ、いつの日かビヨンセの様にジャーンと有名になって、プロとして来日するでしょう。
ちなみに、一番始めのきっかけとなった伝説の?Biancaの映像は以下。11歳ですよ。
こんなの見ると、天性の才能というのを認めざるを得ないですねぇ。
私もかなりショックを受けました。
http://jp.youtube.com/watch?v=ajbvkjh8TWg
そして、今では良く比較されるChariceの映像。同じ曲です。
http://jp.youtube.com/watch?v=K_8nuQW7nug&feature=related
これまた凄い。Biancaが普通に見える(笑)。
音楽の事は良く分からないが、Chariceの方が技術は上かな?
でも、Biancaの声もいい。
これは好みの問題で、どちらがいいかなんて言うのは、無粋ってもんですね。
ちなみにChariceは、ビヨンセの"Listen"を得意としているみたいですね。
これが、最初の頃にネットに載ったやつじゃないかな?
こりゃプロの目にとまるわけだ。しびれますよ。
http://jp.youtube.com/watch?v=otp1FNdSYHQ&feature=related
本物のビヨンセのListenは、YouTubeで"beyonce"で検索するといっぱい出てきますよん。
ただしカタカナの"ビヨンセ"で検索すると、和製ビヨンセが出て来て、笑いの方向に行くので注意(笑)。
Posted at 2008/11/26 05:56:22 | |
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