
再びカートに行って来ましたー。
今回は、ちょっとタイムを意識して走り、次に走ればあと2秒は上げられるなぁ、という予想通り、2.4秒のアップです。
しかし、明らかに2箇所で大きくタイムロスをしている事がわかります。
それは、2箇所とも高速域からヘアピンに入っていく所ですねぇ。
この2箇所だけで、おそらく、少なくとも2秒チョイはロスしていると思います。
その原因は、明らかに「車(ハコ車)の癖」ですね。
タチが悪い事に、立ち上がるまでは「綺麗に決まった」と思っているんですよ。
車だったら、それで決まってるハズの曲がり方なんですよねぇ。
ちなみに私の走り方わぁ、、、
高速域から、強くて短いブレーキでリアをスライド気味に入っていき、慣性の力で滑りながらコーナーのアールの部分はクリア。
アクセルはほぼ全開で微小スリップアングルを保ち、横に滑りながら縦にもホイールスピンさせて、エンジンのパワーバンドを維持する。
そして、横滑りが止まる所がちょうどクリップに来るように予測する。
リアタイヤのスリップアングルが収束するに従い、エンジンのパワーバンドもちょうどおいしい所に入るようにする。
横滑りが止まった所では、綺麗に車は出口を向いていて、ハンドルも戻っていて、エンジンもパワーバンドに入っていて、後は直線に向かってアクセルを全開で踏むだけ。ホーイールスピンが収まりながら、ビュッと立ち上がるし、その先も伸びる。
まあ、ちょっとラリーぽい走り方っちゃあ、そうかもしれませんけど。
それが染み付いちゃってるんです。
ところがカートだと、進入でリアをロック気味にして横向けて入っていくところは同じ。
その後、慣性でスライドさせながらアクセル全開も同じ。
徐々にリアタイヤのスリップアングルが収束して、0になる所までは同じ。
そこで綺麗に車の向きも変わって、横滑りが止まり、ハンドルを戻して、あとは直線に向かってアクセルオンで前に進むだけってところで(ここで綺麗に決まったと思う)、エンジンがストールします。
全く立ち上がりません(笑)。
うーん。やはりパワーの無いエンジンにスリックタイヤだからかなぁ?
と思って思い出したのが、このカートはギアが無いので、車速=回転数 なんですよね。
横滑りが止まった所では、縦方向の速度は0に近いわけですから、エンストするわけで。
つまり、パワーバンドを維持するためには、とにかく縦方向の速度を維持しないとダメなんですねー。うーむ。
いわゆる車で言う、立ち上がり重視のラインってのは無理っぽいです。
リアタイヤをロックさせる=エンストでもあるわけですから、ロックさせたらすぐに横向けずに少し縦に進めて、回転数を戻してやらないといけないんでしょう。
たまーにF1を見ますけど、やっぱりああいう走り方をするものなんですね。
今回思ったのは、とにかくボトムスピードを落とさない事。回転数を落とさないためには、そうするしかなさそうです。
また、リアを流すのもブレーキではなく、どちらかと言うとハンドルで流す感じかな?
実際に、コースレコード近辺で走る速い人の運転を見ていたら、やっぱりブレーキはダラーと言った感じで、ハンドルでクイッと向きを変えて、ヘアピンも大回りをして曲がっていました。
まあ、綺麗な走りといえばそう見えますけど、良く言えばスムーズでフラット、悪く言えばメリハリは無く地味な感じです。
正直、ハンドルをコジッているようにも見えました。
ちょっと図を書いて比べてみました。
左が車のライン、右がカートのラインです。(車のラインが正解かどうかは判りません(笑)。)
カートのラインは、実際に速い人のを見たものです。
私は左のラインで、エンジンがストールしました。ちょうど図に示した立ち上がりの位置です。
え?そもそも俺の車のラインがおかしいって?(笑)
そうかもしれませんね。
どちらにせよ、2個所のヘアピンでエンジンストールに近い状態なので、両方で2秒以上ロスしている可能性があります。
あと2秒チョイ詰められれば、コースレコードがチラホラしてきそうです。
ただ、そこから先が大変なんだろーなぁ。
どうでもいいけど、今回は横Gで肋骨がずっと痛いです・・・。
ヒビ入ってなきゃいいんですがねぇ。
やっと肋骨プロテクター?している人の意味がわかりました(笑)。
あれ?ブログはこんな硬い事書く所じゃないってか??
確かに(笑)。ウンチクは、これきりにしときます(笑)。
Posted at 2008/05/13 19:49:22 | |
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