この出来事は・・・8月の事なんですが(^^;
自分用の記録として残しておきます。
8月24日の木曜日。
ここ最近は仕事が終わるの遅くて、この日帰宅したのは10時半頃でした。
部屋に入って鳥かごに目をやると、いつものふぃーちゃんの姿ではない!
目が見開かれている。
羽を体から浮かせ、苦しそうに呼吸をしながら、時々えずいている。
下に吐いた物は見当たらないけど、あきらかに吐きたそうに、何度もえずいている。。。
お腹はぺったんこだった。
これはおかしい!様子がおかしい!
かなり状態が悪いのはわかる。
だけど、原因がわからない!!
朝は元気に走り回っていた。
それなのに・・・・・一体なぜ?何があったの!?
鳥は、弱ってる姿を見せない!
自然界で生きてる小さな生き物なので、外敵に弱ってる姿を見せられないんだろうね。
気づいた時には手遅れっていう事も、ネットの拾い情報で知ってた。
贔屓にしてる小鳥やさんで、鳥が具合悪そうにしてたら、
とにかく温める事!!
と言われてたけど、暑がっているようにも思えて、温めたら良いのか冷たくしてあげたら良いのかものすごく判断に迷った。
こんな時間、もちろん動物病院はやってないし、購入した小鳥屋さんにも連絡つかない。
頼れる人が誰もいないんだ・・・
消えそうな命を目の前に、ただただ何をしてよいかわからず
焦りばかりが募る。
不安で押しつぶされそうになりながら鳥の病気の症状をネットで探す。
部屋の温度は35度になっていた。
夜10時を過ぎてこの気温。
もともと購入した小鳥屋さんでは、日中35度位までは外に出している事もあると言っていたので、
その言葉を信じて日中は窓を開けるだけで過ごしていたのだ。
直射日光は当たらないようにはしてたけれど、とにかくこの日は暑かった。。。
一か八かで熱中症を疑い、濡らしたタオルの上に鳥さんを置いて、
アクエリアスをほんの少し、口に含ませてみた。
しかし、口は半開きで飲み込んでくれる様子はない・・・
力なく嫌がってる・・・
だけど、何も飲んで食べていないのなら、少しでも何か体に入れなくては!
と思い、何滴か口に含ませ続けてみる。
少しして、苦しそうな呼吸はほんの少しだけ収まったように思えたけど、
目はしょぼしょぼで、私の腕に止まってる体はフラフラして今にもパタリと倒れてしまいそう。
そんな状態でも、私が1Fにタオルを冷やそうと出て行こうとすると、
ピーって鳴くのよねぇ。
(飼い主の姿が見えなくなると、呼び鳴きをするのだ)
何もしてあげられない自分が無力すぎて泣ける・・・・・
症状がわからないのでとにかく何をすればいいのか全くわからない!
朝になれば病院へ連れていける。
それまで、何とか生きていてほしいと願いながらも不安で不安で、ただただ涙が出てくる。
夜中近くまで私の腕にとまって、私の体にもたれてゆっくり呼吸をしていた鳥さん。
もしも私が不意に眠ってしまい、潰してしまうと恐ろしいので
ゲージに一旦戻す事に。
最悪落鳥してしまっても痛くないように、ゲージの底にタオルをしき、カバーを被せて朝まで側で待機。
早く朝になってってずっと願いながら、
バタって落鳥する音が聞こえたらどうしよって、
夜中中ずっと見てたけど、弱弱しいながらもなんとか生きて朝を迎えてくれた。
朝6時過ぎ。
繋がらないのはわかっているけど、鳥を診てくれる病院に電話を入れてみた。
やはりねって感じで、診療時間終了のアナウンスとともに、本日は夏季休暇の案内が聞こえてきた。
目の前が真っ暗になった。
よりによって、なぜ今日なのだ・・・・・(ノД`)
高知で鳥を診てもらうなら、ここしかないねって小鳥やさんに教えてもらってた病院が、まさか今日に限って夏休みだなんて・・・
今度こそ絶望だった・・・
朝まで頑張れば病院に連れていけるって耐えてたのに。
今日病院に連れて行けなかったら絶対死んでしまう!
それなのに、それなのにー・・・
藁をもつかむ思いで、もう一度同じ病院へ電話をかける。
もちろん、同じアナウンスが流れたけど、留守番電話に鳥さんの症状を伝え、どうしたらよいか質問のメッセージを残してみた。
頼みの綱の病院はダメだったけど、ここであきらめる訳にはいかない!
高知で鳥を診てくれる病院を他に探してみることに。
そもそも、鳥を専門に診てくれるお医者さんは少ないんだし、
素人の私が面倒みるよりは、誰でもいいから診療科目に鳥って書いてある、
「動物のお医者さん」にすがるしかないのだ。
9時から営業なのに、8時過ぎには到着してしまった。
駐車場で診察開始になるのを今か今かと待つ。
あと5分で診療開始の9時になるって時に、留守電を入れてた病院から着信が!!!
留守番電話を聞いたスタッフさんが折り返しの電話をかけてきてくれた!
あぁ神様!!!(ToT)
やはり、今日は夏季休暇なので診療ができないが、良ければ他の病院を紹介していただけるとの事で、2か所紹介してもらった病院で近いほうの病院に猛ダッシュ!
ちょうど9時ジャストに到着すると、入り口ではワンコを連れた方が2組、ドアが開くのを待っている。
ふぃーちゃんまだ生きてる!!!!!
受付を済ませ、3番目に診察をしてもらえた。
まず先生から言われたのは、ガリガリで痩せすぎ。
恐らく、昨日今日の話ではなく、ずっと調子が悪かったんではないかと。
かなり厳しい状態なので、最悪の結果も覚悟しておいてほしいとの事。
家に連れて帰っても、何もしてあげる事ができないので
そのまま入院させてもらう事に。
もし、急変があったら連絡をしますと言われていて、
仕事中もケータイが気になって仕方なかったけど。
その日の診察終了時間間際になっても電話はならなかった。
恐る恐る、病院に症状を確認する電話をかけてみると、
先生が朝よりはちょっと持ち直してますと教えてくれた。
ただ、鳥さんは本当にデリケートな生き物なのでぬか喜びはしちゃだめよって念押しされる。
翌日様子を見に行く事を伝え電話を切る。
あぁ。。。
生きてくれてた!!!
昨日から今日、どんだけ泣いたかわかんないくらい泣いた。
泣きすぎて人相変わってて、会社で不振がられてたと思う(((^^;
翌日。
10時頃に病院に行き、待合室で待ってると、診察室の中からふぃーちゃんの元気な鳴き声が聞こえてきた。
あぁ。生きてる!
その鳴き声を聞いただけで自然に涙があふれてしまうー(´Д`)
診察室に入ると外に出せ出せと、カゴの中でバタバタ歩き回っている鳥さんが。
元気に動いてるー(大泣)
またもや先生いるのに号泣です(^^;
点滴や注射、強制給餌をしてもらい、昨日とは見違える程元気を取り戻してました。あの酷い状態から、、、ほんとうによく生き延びてくれました。
ご飯を自分から食べるそぶりもちょっとずつ確認できたので、
お薬は処方するので今日一旦退院か、継続入院かどちらでもOKとの事だったので、夕方まで様子見で預けさせてもらう事に。
夕方引き取りに行った時も、変わらず元気で居てくれたので
飲み薬を処方していただき、様子がおかしければすぐ再入院させる事にして
一旦家に連れて帰る事にしました。
先生にお薬のやり方を教わる。
きっと保定とか、こんな事がなければ絶対しなかっただろうなぁ。。。
ちなみに保定とはこんな感じ。
↑興味のある方はクリックプリーズ
鳥の保定ですが・・・めちゃ難しい!!!
嫌がる鳥に、素早くサササっと定位置に指をおき、くいっとつかんで
ひょいっとひっくり返すのは・・・至難の業。
ふぃーちゃんに毎日嫌がられながら、何とか毎日朝夕とお薬を与えましたよ・・・。
ほんま、鳥のお薬は難しかったーorz
たった一日離れてただけなんだけど、ホントに元気になってくれてよかったです。
結局、今回の体調不良の原因は、、、便もそのうも異常なかったみたいで
正直よくわかりません。
熱中症とか胃炎とかが重なったのか、それとももっと大きな内臓系の疾患があるのか。。。
わからずじまいなのですorz
多分熱中症だったんだろうなと、自分は思ってる。
とりあえず飼い主の私に出来る事は、フィーちゃんがちゃんとご飯を食べてるか確認する事。
体重を計る事。
様子がおかしかったらすぐ病院に連れていくこと。
あとは定期的に健診を受けてみようと思います。
生まれてまだ半年のふぃーちゃん。
長生きなオカメインコさん、20年以上生きる子もいるそうです。
本当に、助けてくれた動物病院の先生、連絡をくれた夏休み中の動物病院さんに感謝です。
小さな生き物ですが、存在感がはんぱないのです。。。(*´Д`)
元気で長生きしてほしいな。
おしまい。