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にゃんこおっさんのブログ一覧

2019年11月30日 イイね!

ナイトウォーク

ナイトウォーク一年半ぶりに襲ってきた膝痛、変形した足首が原因と自己分析しているのですが、矯正しきれるわけでもなく正しい歩き方を意識して歩くしかありませんから、反省を込めてナイトウォークしてきました。
今の季節、5時過ぎると結構暗いですねえ。
足下に不安を覚える暗がりもあり、ヘッドランプを持っていけばよかった。
そんな中をながら歩きしているお兄さん、顔だけボーッと照らされ薄気味悪いんですけど.....😱
知っている人は知っている、知らない人はさっぱり知らない


こんなところをうろちょろ、怪しい爺さんやってました。
毎年記録してきた

をチェックしてきましたが、青々としていてまだまだ青モミジ、記録写真はまだ先のようです。
一回りした後もナイトウォークは続きます。
足首と膝は同じ方向に出るよう意識し、伊吹山ウォークとほぼ同じ6km弱を一時間近くかけゴールです。

どちらかと言うと首から下は色白の私ですから「日焼けを」、じゃなくって情熱をいただきに行ってきたのでした。
仕事は別として、にゃんこ達以外と日常会話をする機会は殆どありませんから、楽しくも充実したひと時を過ごすことができました。
みんカラを通じた集まりの筈なのに、車以外の話題が多かったのはなぜだろう? ww
来年は千畳敷で会合することとして皆さんと別れたのでした。
幹事様ありがとうございました🙇‍♂️
参加者の皆様、楽しゅうございました。





お〜〜い皆んな〜〜、火が入ってないけど君達のおかげでぽっかぽかだねえ👍

Posted at 2019/12/01 00:53:33 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日常生活 | 日記
2019年11月29日 イイね!

新たな収集癖?

新たな収集癖?師走がすぐそこまで迫ってきてしまいました。
あれやこれやをボチボチ活動開始しなきゃ。週末ごとにちょっとずつしかできないけど😅
まずは、売り切れる前に来年のカレンダーを買ってきました。
もう10年以上前から使っているお気に入りカレンダー(使用後はブックカバーに)。
次は、正月にやってくる孫にクリスマスプレゼントの準備。
電車大好き、自動車大好き、やはり男の子だなぁ〜〜。
プラレールは「もう増やさないで😤」と娘に叱られたので、プラレールはやめて今度は車にしてやろうww
どんな車が好きなのかは日々のline通話で聞いているから、揃えてみたらこんなんなっちゃいました😂ww

らいくんも興味津々、遊びたいのかな?🤗
山バッチから小ちゃな自動車の収集癖にシフトしちゃいそうだ😅😆
明日明後日はいつ寒くなってもいいように炬燵とストーブを出しておくかな。
それと、パジャマも長袖長ズボンにそろそろ衣替えしなきゃww
それから小掃除もやりはじめなきゃな。 あ〜〜忙し😭

<伊吹山雑記メモ>
⚫︎最寄駅の近江長岡駅前にはコンビニ無し
⚫︎登山口から10分歩けばあるらしいけど必要なものは予め購入のこと
⚫︎登山バス専用では無いためシーズンはぎゅうぎゅう詰め覚悟のよう。
⚫︎平日、土曜、日祭日で時刻が違う。11/23土曜で祭日、多くの人が土曜の時刻と思い込み大失敗😭 で17:30の最終バスまで大きく待ちぼうけ😭😭😭😭
※バス停で会話してくれたお嬢さん、ごめんなさい🙏
やはりあの時点でタクシーを呼べばよかったですね。
⚫︎トイレは登山口、三合目、山頂に公衆トイレ(綺麗)あり。チップ制では無いので協力金をケチらず納付しよう。
登山口で300円納付すると頂ける。山頂トイレで納付するといただけない(多分)。


⚫︎夏場は相当に暑いと思われるから、真夏は熱中対策を充分に
⚫︎熊出没情報によると登山道での目撃情報もあったから生息域のようだ。
夕方から早朝までは要注意かも。特に登山者が少ない時は。
⚫︎山頂の小屋終いは11月頭の三連休だった。
11月末で三合目、山頂のトイレも閉鎖とのこと。
⚫︎今回の膝痛は、腸脛靱帯が大腿骨外顆とこすれて炎症を起こした疼痛だろうとのこと。
ロキソニンテープを貼って一晩寝たら何も無かったように階段の上り下りok。
帰りの電車で座りっぱなしだったからか、立ち上がれず手すりにつかまって階段を下りるほどだったのに。
どうも、立ちっぱなしの方が良かったのかも。
急性期は冷やした方がいいみたいだからコールドスプレーも持ち歩くかな。
ロキソニンテープは持っていたけど、若い女性が多く、機能性タイツ穿いていたから貼れなかった😂
※ 思い起こせば、今回は歩き方の意識が欠落していたのかも。
サッカーをやり過ぎたせいで、右足首から先が外側に曲がっているから
足先と膝の向かう方向が一体化して歩けない。常に膝を捻るような歩き方になる。今回はそんなにきつく無かったので一体化の意識が欠落してしまったからのように思う。


Posted at 2019/11/29 22:19:25 | コメント(6) | トラックバック(0) | 山紀行 2019_11 伊吹山 | 日記
2019年11月23日 イイね!

今年最後の訓練 part2

今年最後の訓練  part2これは再訪時の為の記録と相棒への報告日記です。

山頂台地は少し風があるから身体を冷やさないよう、濡れたTシャツから天日干ししていた長袖に着替える。
ドライレイヤーのスキンメッシュは着たままだけれども、着替えた長袖に汗が染み出ないってことは優れもの。
山頂に数軒ある山小屋は今月頭の三連休で小屋終いしたことを承知していたから、お昼ご飯は山頂駐車場の何ちゃらテラスのつもりだったけれど、車で登ってこられた方が多く見受けられ待たされるのも嫌だから取りやめた。
(なんちゃらテラスや山頂台地の公衆トイレは11月いっぱいで冬ごもり)
念のためにと登山口のみことやさんで買っておいたパンを齧って昼食にする。
バーナーで調理しているグループが多く居たけど、山頂って火気厳禁じゃ無いの?
タバコも駄目ってなんかに書いてあったと思うけど.....
小屋が閉まっていれば買い求めることができない山バッチはみことやさんで買えるのは調査済みだったから、パンを買うついでに買っておいた。

どちらがついでなのかよく分からないけれども。
それから山頂台地には愛犬連れも何組かいらっしゃったけど、ペット連れはNGと登山口に書いてあったぞ。
車で訪れた場合はいいのか? そんなことはないと思うんだけどなあ.....
もっとも車に残してきたら熱中症になってしまうから車中に置き去りにはできないだろうけど。
パンを齧ってから久し振りに山頂台地をウロウロしてみる。
北に目を向ければ、雪を抱いた白山

西には、微かに靄った琵琶湖

南はというと、鈴鹿山脈

最後に東は、撮ってない.....
代わりに東を向いて三角点

山頂台地には30分ほど滞在し、いよいよ下山開始。。
七合目まではところどころ岩に手を添えたくなる箇所があるから、岩場を過ぎるまでポールを仕舞ったままで下る。
時々ズルッと来るから慎重に慎重に下っていると、若者達はどんどんと追い抜いてゆく。ズルッ、ドシンと尻餅をつく若者もいたけれど気にしていないようだった。
足場の良いところまで来てポールを出していると、後方から走り下る足音が聞こえてくる。
振り返ると飛び跳ねるように5人の若者達が走り下ってくる。
トレイルランナーの格好では無く、登山靴にザックと普通の山登りの格好をしてよく走り下れるものだ。
この若者は登りも何度か抜かれたり追い付いたりしていたから覚えているグループ。
特に女性はよく覚えている。何故なら美貌の持ち主だったから.....
避難小屋まで下ると、まだ下って来ていない仲間を待っているようで彼らは上を見上げて休憩していた。
彼らを追い越し、もうちょっとで五合目というところまで下ってくるとまたもや走り下ってくる足音。
お兄さん3名が追い抜いて行った。
続いて女性も駆け下ってきたが、後続者が気になったのか私の横でストップする。
唐突に「ここを走り下れるなんてかなり鍛錬されてるんですね」と声をかけると、よく山に行かれるんだとか。
「転んだりしたら大怪我でしょうし、美貌にキズを付けたら.....」
と言葉に出かかったがここはグッと飲み込み、
「私なんかやっとの思いで登っているのに凄いですね。気を付けてくださいね」
と言葉をかえると、女性から「山にはよく登られるんですか?」
「今年は多い方でも今日で7回目」と答えると何処へ行ったのか尋ねて来た。
地元の山を言っても分からないだろうから、立山、燕岳、北八ヶ岳と答えると、なんと美貌の持ち主も同時期に立山と燕岳に日帰りピストンで行ってきたんだそうだ。
立山、燕岳でも駆け下りて来たんだろうか?
確かに両方ともトレイルランナーは見かけたけど.....
その後も会話が弾み、燕岳で買ってきた熊鈴とバッチ、これは立山で買ってきたバッチ(バッチは両方とも私が購入したものと同じものだった)と見せてくれたり、数分間ではあったけれど会話しながら五合目まで一緒に下ってきた。
仕事以外で若い女性と会話することは無いから、ちょっと嬉しい時間だった。
五合目でリンゴジュースを一気飲みしただけで先を急ぐ。

傾いた陽に照らされる美しいススキを横目に三合目の休憩ポイントに到着する。
15分ほど休憩し、残すは楽な登山道を40分も下れば登山口に到着するであろう。
ところが、東屋を後にすると直ぐに左脚に違和感を感じ始めた。
股関節と言うか、腰骨の少し下外側に痛みを感じたのだった。
左脚をかばっていたのだろうか? 今度は右膝に痛みが.....
ここまで順調に下って来れたのに、息子と猿投山に登った時の下りで出た痛みと一緒。これはマズイ。
大幅にペースダウンしやっとの思いで二合目まで下ってこられたけど、このまま動けなくなるんじゃないかと不安になる。
座ると立てなくなりそうで立ったまま休憩し、意を決して歩を進める。
暫くは歩けるけれど又もや痛みが襲ってくる。
痛み止めを飲んでも直ぐには効かないだろうし、激痛に耐えながら脚を引きずるようにやっとの思いで一合目まで下ってきた。
ここまでならタクシーは来てくれるだろうか? 救難信号出そうかしら? と思いつつも、ストレッチしたりマッサージしたりしたら、痛みが去り歩けそうな感じがしたから歩くことにした。
それもひとときの事、100mも歩くと再び激痛が.....
痛みに耐えながら、

こんな彩で気を紛らせながらやっとの思いで登山口へ到着。
信仰の山ということで苦行は覚悟していたけれど、こんな苦痛を味わうとは...
美貌の持ち主と会話を楽しんだりしたから妻の逆鱗に触れてしまったのだろうか?

帰り道の事でいくつか書き残したいことがあるけれど、それらは雑記帳に残すとして自力でなんとか帰宅できたのだった。
最寄駅前のラーメン屋で呑んだビールの美味かったこと。



<本日の行程>
※ ヤマレコのGPSログをヤマケイオンラインに取り込んだ結果から



九合目、八合目、七合目で立ち止まる必要もないのに、それぞれで5分ほど留まっているけど何してたんだろう? まったく記憶にない.....
特に下りは写真も撮っていないのだから、行き違いで立ち止まる以外なかったと思うのだが。


Posted at 2019/11/24 20:41:31 | コメント(3) | トラックバック(0) | 山紀行 2019_11 伊吹山 | 日記
2019年11月23日 イイね!

今年最後の訓練 part1

今年最後の訓練  part1これは再訪時の為の記録と相棒への報告日記です。

昨日の重たい空とは打って変わり今日はなんという快晴なのだろう。
PLフィルターを通して見ているような青い空、こんなにも深みのある青い空はこれまで見たことがない。
(全てが格安スマートフォンで撮った写真だから色合いが今ひとつ😭)
遠くに雪を抱いた白山(だと思い込んでいる)や、二週前に北八ヶ岳から目にした御嶽山を反対側から見渡せる場所へ出掛けてきた。

三河地区の濃霧の影響で20分遅れでやってきた電車。余裕を持たせた計画だったのにタッチの差でバスに間に合わなかった。そこへタイミングよくやってきたタクシーで移動することにした。
目的地に到着すると、乗車予定だったバスから大勢の乗客が吐き出されているところだった。
届けはネットで提出済みだから300円の協力金を納め、ここから本日の苦行がスタートしたのだった。

道標では目的地まで6kmとあるから往復すると12km。

事前の調査では、タクシーなら途中まで通行できるとのことだったから、タクシーに乗ったついでにその旨をお願いすると、高齢の運転手さん曰く「バス停までしか行けないんですよ」とのこと。個人タクシーだったから、ゲートの鍵を与えられていないのかもしれない。
しかたなく石ころだらけの樹林帯を進む。

陽が入り込まず乾かないのだろう、濡れていてズルッとくることも多々あるから、足の置き場に注意して道幅を目いっぱい使って歩くこと20分、樹林帯を抜けて第1ポイントに到着する。

ドライレイヤーと長袖ベースレイヤーしか着ていないのに既に汗だくとなったから、半袖Tシャツに着替える。汗をたっぷりと吸った長袖はザックの背に掛けて天日干し。
元スキー場だった端を二合目に向かって進むが、陽を遮るものが何も無いから夏場は相当にキツイだろう。

登山口から一時間掛けて到着した三合目、ここには東屋と綺麗なトイレ(ここから山頂までトイレ無し)もあり休憩にはもってこいの場所。

ここまでは車道が通っているからタクシーで来れたら楽チンだったろうに.....
大して休憩したつもりは無いのに18分も滞在していた。休みすぎだな。
エネルギー補給し先へ進む。

三合目から30分ほど歩くと四合目に到着する。

木々の色付きを楽しめるのはここまでで、麓から三合目迄がピークのようだった。
紅葉狩りを楽しむのなら登山道ではなく車で山頂に向かうべきだろう。

四合目から徐々に急傾斜になり10分かからずにロッジ?が見えてくる。

ここが五合目で

多くの登山者がベンチで休んでいた。よく見ると途中で追い抜いていった若者たちも混ざっているではないか。
ここには自販機が設置してある。当然のごとく高価なジュースになるけれど、天然水に飽きていたこともあり、帰りに350mlのリンゴジュースを一気飲みした。美味かった!
(飲み干したペットボトルは持ち帰ること。一合目で処分できたけど)
休憩中の若者たちには混ざらずに先へ進む。

前にも若者の集団、ここは若者が多いところだな。しかも女性が多い。
ここまで来ると、この先がいかに急斜面かよく分かる。
直ぐ後ろの女性が「こんな急斜面だなんて聞いてないよ。でも来年立山に行くんだから頑張る」というようなことを言って、足速に追い抜いていった。
おいおい、そんなに早足でばてないのか? と思ったけれど、彼らは疲れを知らないのだろう。若いって素晴らしい!
他の若者たちもそうだったけれど、軽々と追い越され、でもそのうち追い付くの繰り返し。
おかげで多くの登山者の顔を覚えてしまった。


六合目に向かう途中に振り返ると鈴鹿山脈や琵琶湖が見渡せる。
五合目から程なくすると石積みの小屋が見えてくる。

避難小屋である。天候が急変したり、雷が襲ってきた時はここに逃げ込むのがいいだろうけど、そのような予報の日は行かなきゃいいだけ。いつでも行けるんだから。


写真では急勾配の度合いは伝わってこないけれど、避難小屋から先は直登しようとしたら両手も使って4本脚にしないと登れないであろうの勾配。
でも、登山道はジグザグだから二本脚で充分登れる。

七合目の近くだったろうか、来年立山に行くら頑張ると追い抜いて行った女性に再び追い抜かれてしばらくしたらちょっとした岩場で立ち往生していた。
同行の女性は岩場を登り終えたが、頑張る女性は「どうやってそっちに行けばいいの?」とどう脚を運んだら良いのか悩んでいるようだった。
同行者から応えが無かったので「その岩に右手を添えながら、そこを真っ直ぐ進めば大丈夫💕」と伝えると、意を決したように進み無事に通過。
「ホントだ! ありがとうございました♪」と頭を下げて再び足速に去って行った。
五合目を過ぎると、六合目、七合目、八合目の道標が直ぐにやってくる。
それだけ急勾配なのだろうけれど、七合目近くなると下ってくる登山者も増えてくる。
可愛い子が下ってきたので、行き違いで道を譲るために立ち止まっている時に思わず声をかけてしまった。
「凄いねえ〜💕」私
「うん、頑張ったから」女の子
「お爺ちゃんは頑張れないかな」私
「頑張ったからここまでこれたんでしょう」女の子
と叱られてしまった。女性に年齢を尋ねるのは失礼と言うけれど、勇気を出して尋ねてみたら、なんと五歳の女の子だった。
もう登りたく無いと泣き叫ぶ男の子が途中に居たけれど、貴女はスーパー女の子❣️
八合目、ここまで来ると急な登りはもう直ぐお終い。

九合目にあたる山頂台地に出て、平坦な周回道を右手に進みゴールの山頂に到着。
到着時刻は12:41分、ほぼ計画通りの3時間10分(参:山と高原地図では3時間50分)かけて山頂に立ったのだった。

標高差約1200m,6kmを登った割には以前のように息も絶え絶えと言うことは無く、自分のペースで登れるようになったのは成長の証と言うことだろう。ただ、問題は登ってきた道をピストンで無事に下れるかということ.....





Posted at 2019/11/24 13:21:45 | コメント(5) | トラックバック(0) | 山紀行 2019_11 伊吹山 | 日記
2019年11月22日 イイね!

読書感想文

読書感想文法的に消化しなければならない年休も残すところあと3日。
ならばと「いい夫婦の日」を記念して出掛けようと年休を取っていたが、思わしくない天気のために断念し「イイにゃぁ〜にゃぁ〜」の日とすることにした。
しかし、にゃんこ達は寝てばかりで、構おうとすると「邪魔すんな😾」とばかりにガブッときたり別室に移動したり遊んでくれない。
致し方無い、読書の秋を終わらせるとするか。

社割なサイトで「氷壁」を注文する時に薦められ、つい手を出してしまった「聖職の碑」。

伊那地域の子供達が木曽駒ケ岳登山で暴風雨に逢い、多くの子供と引率の先生やサポート役の青年が力尽きてしまった遭難事故を取り上げたノンフィクション小説。
伊那には縁があり何度となく足を運んていたからそれで知ったのだろうか?
それとも新聞で読んだのだろうか?
どこでこの遭難事故のことを知ったのか全く記憶にないけれど、大正時代に起きたこの痛ましい遭難事故のことは随分と前から知っているような気がする。
今の時代に同様の事故が起きたら学校登山は廃止へと世論は向かってしまうのだろうけれど、これまでに登った木曽駒ケ岳、燕岳、立山へは学校登山が盛んに行われていると聴く。
大正時代の出来事だから大方想像はつくけれど、どうしてこのような遭難事故につながったのか?
中止に追い込まれることなく、今なお脈々と続けられているのはどのような背景があるのか?
慰霊碑ではなく何故「遭難記念碑」なのか? 等々
これらを知りたく今更ながらだが読んでみたくなったのだった。

この本は執筆者の事故に対する強い関心からか綿密な、現地調査、生存者への聞き取り、資料収集に基づいて書かれているようだ。取材記が80ページほどもあり、これからも書かれている内容は全て真実であり、引き込まれてしまう理由でもあろう。

遭難に至ってしまったのはやはり気象予報力の差。現代のような予報技術があれば決行しなかったんだろうに.....
もっとも予報に反して急変することもあるから予報に安心してはいけないが、荒天予報が出ているのに強行するのは避けたいものだ。
それから装備の違い。現代のように防風、防水性の優れたウェアがあれば大分違ったんだろうけれど、当時の装備では低体温症を防ぐ服装には程遠かったことは想像に難くない。
とは言え、現代の防風、防水性に優れたウェアを身につけていたとして、トムラウシ山遭難事故も起きているし、夏山だとしても低体温に陥ることのないよう、ありとあらゆる手を尽くすことが大切と改めて思い知らされた。

長野県は教育に熱心と聞く。小説と取材記を読んでいると、教育者の熱意がひしひしと伝わってくる。
一節に「長野県は山国です。本県から山を取ったら何が残るでしょうか、山をこどもたちの鍛錬の場と考えるのは誰でも同じです。・・・・周到な準備のもとに行われるのならば、いっこうにかまわないと思います。登山は禁止などということは県の面目にかけてもできないことです」とある。
長野気質と言うか、長野県民にはこのような考えが受け継がれているのだろう。
取材記には学校登山に向けて周到な準備が行われている実態が紹介されている。
昭和40年代後半の取材記だろうから、学校登山に向けた事前の訓練が今も行われているか定かではないが、ここまでの取り組みは実に素晴らしいことと思う。
夕方のニュースで、横断歩道で止まる車の比率(68%ほどだったような)の高い県は、ダントツの1位が長野県と紹介されていた。
止まってくれたらお辞儀して礼を示す教育を40年前から実施ており、その頃に教育された子供達が運転するようになったからが一因だろうと。
こう言うところにも教育熱心な土地柄であることが垣間見える。

多くの犠牲者を出したのであるから慰霊碑とするのが一般的だと思うが.....
「遭難そのものを忘れないために、青少年たちの修学旅行の場の山として、新しい出発の道しるべとして」
このような思いで記念碑なのか。 なるほど‼️

この小説を通じてサラリーマン化した教育関係者ではなく、熱意と愛情を持って子供達を教育するまさに聖職と言うべき姿を見ることができた。
長野県には今も多くの聖職者が活躍しているに違いない。
息子が長野に住みたいと言う理由が分かる気がする。

暴風雨の中避難した仮小屋は西駒山荘だとばかり思っていたら、宝剣山荘が建っている場所だったんだ.....
あの場所で暴風雨に襲われたと思うと、ウーーーン.....

当時に想いを馳せ、同じルートを辿ってみたいと思うけれど無理だろうな。
Posted at 2019/11/22 18:45:45 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日常生活 | 日記

プロフィール

「@FLAT4 さん、私もお父様と一緒の口😄」
何シテル?   06/16 16:48
にゃんこおっさんです。 購入した車のアクセサリーについて検索していてここのSNSに辿り着きました。 参考になる情報が盛り沢山ですので参加することにしまし...
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