今日は福島県へ来ています。

今日は朝から福島県へ移動です。

新幹線の車中、富士山が綺麗に見えてました。


「こんなにいい天気なのにゴルフが出来ないなんて」と
ミジメたらしく考えてたら、思い出してしまいました・・・

故夏坂健さんのエッセイに有った、
「富士山をゴルフで登頂した男達」の話を・・・

確か昭和30年頃だったと記憶しています。
神奈川県の厚木基地の米兵さんの二人が任期が終わって
アメリカへ帰る時に、日本の記念に富士山に登ろうとなったそうです。
一人が「ただ登るのでは面白くない！」と言い出したのが事の始まり・・・
「富士山をホールアウトしよう！」となったそうです。
お一人はプロ級の腕前を持ってたそうです。

８合目に来た頃には２本のアイアンのソールも削れて、
「９」と書かれた番手の数字も消えてる状態・・・
持ってきたボールも殆どがロスト状態・・・・確か３ダース？
打てども打てども坂に負けて、打った位置よりも麓（ふもと）に向かって
ゴロゴロと転がってしまう中、新ルールを決めたそうです。
ボールが落ちた場所を次打位置とする・・・
　止まった位置では下山してしまう羽目になるので・・・!（＞＜）!

そんな状態でも諦めない二人には脱帽です＾＾；

で、最後は大きな火口に向かって最後のパット。
当然ワンパットで決めたそうです。

総打数１２７５打！
ラストパットは快感の極みだったんでしょうね＾＾

なんとも馬鹿げた話・・・
夏坂さんが取材で当時を知るお爺さんに出会ったそうです。
そのお爺さんは「そんなバカもおったのぉ～」ですって＾＾

男と言うだけでバカな生き物・・・・
その中でもバカの極みといえるのがゴルファー・・・・＾＾
と言うことは彼らは男の中の男ですねぇ～＾＾；

この米兵さんたちの下山の足取りは
フォークダンスを踊るように軽かったんでしょう＾＾

新幹線の中で「私だったら何番を使うだろう？」「何打で登れるだろう？」
富士山を見ながら「あの傾斜はきつそうだな。サンドもいるな」と
馬鹿げた事を妄想しながらの移動でした＾＾

これは「探偵ナイトスクープ」に依頼するしかないかも・・・＾＾