「仕事は・・・」

昔、始めて勤めた大阪の会社の社長が言われた
「仕事とは営利ではなく、行着くところは社会福祉である。」
という言葉の意味が少し分かってきたかもしれません。


先週の土曜日からまたまた新潟県の直江津に来ています。
帰宅は24日の予定で今回は6日間の日程。先週末の3連休も無く仕事です。
これで今月は直江津で計13日間暮らしていることになります。

いつもならそろそろ会社を腹立たしく感じるころなのですが、今回はやる気に満ちています。
会社に腹が立たない理由は先日会社が発表した震災義援金および支援の内容にあります。


「弊社は義援金2億円＋建機など1億円相当の支援を決定しました。」


との社内通知。
　私が勤める会社は神戸に本社を置き、阪神大震災で多大な物的・人的被害を受けました。
全国の人々からの支援を受けた社員も多く、当時全国の皆さんの援助で立ち直ったと言ってもいい会社です。
　「当たり前」と言われれば当たり前の支援かもしれません。そして充分でないことも判っています。

ですが、このような支援内容を聞くと社員としては誇らしくもあり、燃えてきます。
私なんていつクビになるかも分からないような出来の悪い社員ですが、力になろうと思います。

自分が働くことは自分の生活の為。
しかし、一歩踏み込めば社会福祉にも繋がることを実感しました。
個人の小さな一歩と企業の大きな一歩。
いろいろな一歩が日本中で起きてることを嬉しく感じます。


最後にこの度、被災された皆様へ。
　被災していない者の務めとして、日常生活を継続し、被災された方へできる限りの支援をしようと思っていますが、ご自信やご家族を深刻な状況に置かれた中で私のブログにより心を害された方もおられるかも知れません。
お許しいただければと思います。
心からお見舞いとお悔やみを申し上げます。