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ENERGY Ⅱのブログ一覧

2015年06月06日 イイね!

オイルの都市伝説?



30年近く前の車を最近手に入れた友人が

エンジンオイル交換した旨をブログアップしたところ

反論?コメントを貰って困っていると言う。。。




その友人が

信頼できるカーショップで相談したところ

エンジンの状態・走り方・要望などを交えながら話し合い

最終的に決めたのが某オイルメーカーの5w40だったらしい。



私もそのチョイスで間違いないと思ったのだが



コメント者はその車を何台も乗り継いでいるマニアらしく

曰く『その車に5wを入れるのはナンセンス。あの時代のエンジンデザインは各クリアランスが広く

材質も違うため最低でも10wを入れないと壊れてしまう。』らしい。







そういえば↑こんな話は良く耳にする。

直接話し合ったことがないのでその真意は分からないが

勘違いに勘違いを重ねて出来上がった話だと思う。





超簡単に説明すると

○○w-○○の前半と後半の数値は別の意味を表している。

前半の○○wはエンジンを始動しても良い外気温の下限の指標であり

↑で言っているクリアランスが云々を考える為の数値ではない。





後半の○○は100℃の時の動粘度の指標。


ターボ車でガンガン走る!

とか

油温を高めに維持して走る機会が多い

など

高負荷運転時の粘度を心配するのであれば

○○w-○○の後半の数値だけを考えればよく

前半部分は気にする必要は無い。





それと、

0w-30を入れるとパッキンからのオイル漏れがでるので

5w-30や10w-30を入れる

↑の様な話も良く聞く。



これは全くのウソ。

少し考えれば分かると思うが


もし0w-30で漏れていたとしたら

暖機後の5w-30や10w-30の方が激しく漏れるはず(笑)





0w-30を入れるとスポーツ走行時の粘度が心配だから

5w-30や10w-30を入れる

↑これも同様。

少し考えれば判断できる筈でしょ。







で、そもそも ○○w-○○と言う表記は

動粘度などの数値を表す指標なだけであって

オイルの性格は判断できない。


Aメーカーの5w-40は熱ダレが早いが
Bメーカーの5w-40は熱ダレ症状の出始めも緩やかだしクーリングすれば復活も早い

とか

Bメーカーの5w-40は他と比べて高回転域の伸びが良い

とか

Bメーカーの5w-40は他と比べてエンジンを割ったとき各部の傷が明らかに少ない

とか・・・



同じ数値表記でも性格は全く違うものが存在する。



どのメーカーが良いのかは使用状況に個人差があるので特定できないが


分子を細分化!など眉唾的な謳い文句がなく、

素人の質問にも丁寧に&的確に答えてくれるメーカーを探し

相談するのが一番だと思う。













多少の知識があっても

他人に意見する場合は更に突き詰めて勉強をしないと

相手の迷惑にもなるし笑いものにもなってしまう。



某SNSを見る度に思ってしまう今日この頃。。。







貴方はどう思う?








Posted at 2015/06/06 12:29:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2015年06月04日 イイね!

愚問。





インテークマニホールドの一部に絞りを入れ流速を早めた場合

ベンチュリー効果によりその絞り部分には負圧が発生する。

そこに外気を導入することで絞りを入れる前の状態より

吸入空気量が増える場合があるのか?




世の中には考えすぎる人・想像力豊かな人・思い込みの激しい人がいて

増える。と答える人がいるそうだ





私の至極普通な頭で考えても、そんな事ある訳がないと思うのである。

超簡単な数式は体積流量=速度×断面積。
 (勿論実際には圧力や密度などを入れるが難しいと思うので・・・)

同じエンジンで一定時間全く同じ状況で同じ仕事をさせた時の吸入空気量を量った場合に
A)吸気管が20φの時の吸入空気量
B)吸気管が10φの時の吸入空気量
C)20φの吸気管の一部分だけを10φにした時の吸入空気量

A・B・Cを吸入空気量の多い順に並べると

単純に

A>C>Bとなる筈である。(CとBの関係性は難しいが)

例えCのベンチュリー部に外気を導入し吸入量が増えたとしても、

全く絞ってないAより増える事はないのは義務教育レベルで理解できそうな筈。



もしそのような方法で本当に吸入空気量が少しでも増えるのなら、

世紀の大発見と言ってもよいだろう。


エンジン出力を上げるために相当なお金と時間をかけた研究者やレーシングエンジンチューナーは

何のためにインテクマニホールドをリューターで極限まで削ったのか。

なるべくイコールコンディションにするために悩んだレース主催者は

何のためにエアリストリクターを導入したのか。

その全てが覆されるのである。



一部の方に
流速を上げることにより一部の回転領域で過給効果が認められる
との意見が見られるが

実証するのは簡単である。
サージタンクなどに連成計を取り付ければ良い。

本当に過給効果が出れば連成計を見れば一目瞭然である。

それをしないで想像だけで語るのなら夢の世界の話なのであろう。

夢の中の話を現実社会で全世界に発表すれば

世間の笑いものになるのは当然の結果なのである。





異論・反論はお気軽に。










なお、このブログは特定の個人に対する物ではない。

Posted at 2015/06/04 13:08:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2015年06月01日 イイね!

専門店?




専門家・専門店・マイスター・匠・・・

言い方、表記の仕方は様々だが


そんなにハードルを上げて大丈夫?と心配になる事がこの業界ではよくある。





例えば

ECU専門店。

その名の通りECUを弄る事を専門にしているとこ。

なのだが・・・


信じられない事に、中にはエンジン出力計測器すらもってない店もある。


ECUのデーターを何のために弄るのか?

ECU専門店に訪れる殆どのお客様は

パワーアップの為だと思う。

燃費を上げるため。やその他の依頼もあるとは思うが微々たるものだろう。


パワーを上げたいという要望を受け ECUのデーターを弄り 自走しただけで納車する。


↑これで納得してしまう消費者が居る事も不思議でならない。

私だったらどの位馬力が上がったのかデーターが欲しい!と思うだろう。


出力計測器もないECU専門店など

片手落ちもいいトコ。だと私は思う。




例えば

足回り専門店。


何処のメーカのショック・スプリングでも、純正以上の性能に取付・セッティングする!

という店。


謳い文句だけを見ると

凄く立派なファクトリーなんだろうなと想像してしまうが


実際に見てみると

あるのは普通のリフトとハンド工具セットだけ。

と言う場合が多い


勿論、リフトと工具さえ揃っていれば、

ショック・サスの交換なんて少しの経験があれば誰でもできる。


が、

そこに【足回り専門店】と【純正以上の性能にセッティングする】という謳い文句を付けるなら

少なくても

ショックテスターやアライメントテスターが設置され使いこなしてないと

その店の信者以外には

【メッチャ眉唾な看板を背負ってる】と笑われてしまうのがオチの様な気がする。



こんな店も

性能を上げたいという要望を受け 足回りを弄り 自走しただけで納車する。



驚いた事に、上の様な謳い文句を使ってる方の中で

ショックO/Hも出来ない人を

私は知っている。




もはや【足回り専門店】ではなく、【足回りの交換も多少できる店】になっている。








もし、私がこの業界でお店を出すとすれば【○○専門店】なんてハードルを上げずに

あの店は普通の店っぽいけど、実はECUも足回りも結構なレベルで弄れるんだぜ!

と言う印象付けにするであろう。







摩訶不思議で色んな意味で面白い業界なのである。







※このブログは特定の店や個人の事を書いている訳ではありません。誤解の無い様に。







Posted at 2015/06/01 15:06:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2015年06月01日 イイね!

プロの仕事とは







先日の飲み会で従業員から衝撃的な事実を告白された。


『とある作業で自分の技術に納得がいかなかったためお客様から代金を頂かなかった。』


と言うのだ。


勿論、私は注意した。


しかし彼は

お客様には
『自分の作業で納得できなかったらお金はいただけない。
という貴方は本当のプロだ!』
と褒められました。

という。。。





私は呆れた。


本当のプロと言うのは、

作業に自信が持て、自分で納得できる様になるまでは

お客様の物に手出しはしない。


お前がやった事は逃げて言い訳したのと同じ。


お前がやったことはお客様に対して本当に失礼な事。


中途半端な考えや行動をするなら辞めてもらって結構。


〜の様なことを分かり易く丁寧に教えた。





商売とは
全ての作業に対価が発生するもの。
対価を頂くことに対して責任を持てないのならプロではない。



安い方が偉い。
サービスされて当たり前。
と言う風潮が強い昨今、
消費者側も対価の本当の意味を考えないといけないと思う。

Posted at 2015/06/01 14:51:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2014年06月01日 イイね!

プロローグ


ココには何やら色んなフォースが渦巻いているらしいw

ま、そんなことはどうでもいいが

自動車のエンジンに起きる現象に神憑りは存在しない。

これは曲げようのない事実である。

そうでなければ今日の自動車のような高性能になる筈もない。

そんな事は作る側にいる人間ならば当たり前のことであり

物理の上に成り立っているから、人生をかけて新しい研究に専念できる人たちがいるのである。



がしかし

仕方が無いのかもしれないが

利用する側の知識が伴っていない。


運転技術とルール・マナーがあればいいのでは。という方もいるかもしれないが

それは運転以外の全てをプロに任せるならば。という前提が必要だと思う。


自動車には、それを趣味とする人たちが沢山いる

本当の意味での【自己責任】を心根に持つ人間ならば心配ないだろうが

私の知る限り『自己責任』というセリフを使う人ほど それに程遠い。



そんな気持ちをベースに気が向いたらブログを書いていこうと思う。



Posted at 2015/06/01 15:04:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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