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Dekoponのブログ一覧

2015年08月17日 イイね!

槍穂縦走(後) 雲中の槍、そして下山

槍穂縦走(後) 雲中の槍、そして下山
   3度も連投してしまい、すいません(汗)。
   今回で最後です。


13:00
南岳を越えると稜線の様子が、先程までとは一変
広く歩き易い尾根が続きます。
ここから槍ヶ岳までの間に中岳・大喰(おおばみ)岳の2ピークがありますが、いずれも難所などは無く、スムーズに超えられると思います。
左のハート型雪渓の山が中岳、中央が大喰岳です。右に、槍が見え隠れしてます。

それはいいのですが、なにやら不穏なガスが・・・


ハート雪の中岳、近くで見ると意外と大きい?情けなくも、バテてしまいました(笑)
次の大喰岳を超えると、ようやく槍の全貌がお披露目。
いや、それより今日の宿営地が見えた事の方が、嬉しかったりします。


16:00 槍ヶ岳
宿営地にテントを設営したら、いよいよ槍へのアタック!
ここからはザックを置いていけるので、非常に身軽です♪
でも天気が・・・、まあ仕方ありません。晴れる方が幸運なのです。


槍の頂上までは一般的な岩登りといった感じで、それほど難しい箇所はありません。
ただしルート中に一方通行の箇所があるので、注意が必要です。


頂上直下には、長い2連梯子があります。左が上り、右が下り専用となってます。
下りは、ちょっと怖かったり?


やっと着いた頂上、ってやっぱり何も見えません(泣)
さんざん引っ張って、それかーい!

グーッ b ジャネーヨ ( `Д´)ノ ε=。 ゚(゚ノ´Д`゚)ノ゚。 ウワーン

本当に、スイマセン!
待ってても仕方が無いので、下りましょう。


で、食事後に下からもう一回見てみると・・・
晴れとるやないか(笑)
再アタックも考えましたが、18:00を回っていたので諦めました。
結局、雲が晴れたのはこの一瞬だけでしたが。

翌日、槍からの日の出を楽しみに意気揚々とテントを出てみれば、
待っていたのは土砂降りの雨(笑)
昨日までの槍の姿は、影もありません
失意の中、泥だらけのテントを撤収・・・(´;ω;`)ブワッ


8/17 6:00
1時間粘ってみましたが、止む気配もないので下山することに。
さらば、槍よ!こうなった今、楽しみは下山後の温泉だけです!

槍沢ルートから上高地まではおよそ20km、道中は比較的なだらかな登山道となっており、途中に小屋も多いので初心者向けです。
槍のみを目指す登山客には好まれます。
ただ、展望はあまり良くありませんが・・・


普段は容易な沢ルートですが、雨天時は少々厄介です。
アルプスの急斜面に降る雨は無数の滝となり、全て沢に集中するため短時間で大増水してしまいます。
沢での水難事故は、遭難要因でも多数派です。


ルートの何箇所かは、写真のように川に寸断されてしまいます。
この程度なら飛び越えればいいのですが、もう数時間すると分かりません。
樹林帯も、プール状態(笑)靴がズボズボです。


また雪渓なども非常に脆くなっています。
手前からは崩れているのが分かるので容易に回避可能ですが、奥側からトレースを辿った場合、踏み抜いてしまう危険が高いのです。最悪、流されます・・・


9:00 中間地点の横尾・徳沢ロッジ
晴れていれば、名物アイスなど食べつつマッタリしたい所ですが、今回はスルー。
一刻も早く下山し、温泉に入りたいのです。


11:30 上高地
やっと戻ってきた、2日ぶりの上高地。
雨でも、登山客&観光客は意外と多かった?


おまけ(ややステマ?)
下山後の温泉、さわんど駐車場付近にもありますが
お勧めは飛騨側の平湯温泉、ひらゆの森!
入浴料500円ですが、結構広い露天風呂が堪能できます。
休憩室やお土産コーナーもあり、くつろげますよ♪

【~~~~フィー(*´∀`)A~~~~】

最後まで見てくれて、有難うございます!
Posted at 2015/08/23 13:22:34 | コメント(7) | トラックバック(0) | 趣味
2015年08月16日 イイね!

槍穂縦走(中) 名物・大キレットを超えて

槍穂縦走(中) 名物・大キレットを超えて
8/16 5:30
朝焼けの奥穂を後にし、向かいの涸沢岳を登ります。
この登りはごく一般的な登山道という感じで、岩登り等はありません。
距離も短く20分ほどで着くので、早朝のウォーミングアップといった感じで、気楽に登りましょう。


6:00 涸沢槍(3103)
涸沢岳の北にある小ピークは涸沢槍と呼ばれる特徴的な三角錐をしており、非常に格好良いです。
問題はここから最低のコル(谷底)までの、急峻な下りです。


この道中には垂直に垂れ下がった鎖が何箇所か在ります。
上部からは着地地点が見えないためヤヤ躊躇しますが、
冷静に見るとホールドも多いので下りてしまえば案外平気です。
この先、下りの度に出会いますから慣れときましょう(笑)


ギザギザの稜線を標高差にして100mほど下り、最低のコルに到着。


休憩に適した広いスペースがあります。
  (*´・ω・`)_旦~フゥ~

さて、しばし休んだ後は北穂に向け、下った分だけまた登りです!


滝谷ドームと呼ばれるヒレのような岩壁に、へばり付くように登ります。
よく見ると、岩の横壁に人が張り付いてますな。


ドームを越せば、北穂は近いぞ!!


ところで、難所だらけの涸沢稜線ですが実はこのカール、アルプス屈指の絶景ポイントだったりします。
紅葉シーズンには麓の涸沢ヒュッテに1000を超えるテントが並ぶとか。


ドームを超えると、北穂の南壁が見えてきます。
こいつを登りきれば、涸沢稜線も終了!
朝一の長い運動でした・・・ふぅ


8:00 北穂高(3106)
絶景ポイント!
山頂からは正面に南岳、奥に本日の宿営地である槍ヶ岳
そして、手前にはスパッと切れ落ちた巨大な谷が一望できます。

ついに出たな、槍穂名物・大キレット!
最深部との標高差は350m以上、旧東京タワーが一本納まります。


おっと、まだ挑戦する時間ではありません。
まずは絶景ポイントを前に、北穂カフェの名物エスプレッソで優雅に一服

朝のブレイクが済んだところで、いよいよ長丁場に取り掛かります。
キレット内の主なポイントは北穂北壁(飛騨泣き)→A沢コル→長谷川ピーク→最低コル(2748)→南岳
南岳までのコースタイム目安は、3~4時間!


北壁・飛騨泣きの下り
手前の谷底であるA沢コルへ向け、300mの崖を突き降ります。
山頂からコルまでの平均勾配は、実に100(笑)


後半にはご丁寧にも、またナイフリッジさんスタンバイ。
飛騨泣きのボスですね!
幸い鎖や人工ホールドが用意されている上、区間も短いので難易度自体は
そんなでも無いけど足元は1000mの絶壁、万一滑ると命は有りません。
   (;´ω`)プレッシャー…
踏み外さなければ、どうということは無い!(ブルブル)


ナイフリッジを超えてもコルまでの標高差はまだまだ!
コルの奥には次のピーク、長谷川も控えてます。
気圧されず、慎重に下ります。浮石など踏もうものなら…考えたくも無い


9:30 A沢のコル
やっと中間地点、存分に休憩するぞ!


長谷川ピークへの登り返し
ここにもアイツがいる(笑)
さすがに、慣れるかな?(どうだろう…)


長谷川ピークを超えると前半とは異なり、南岳麓まで高低差の少ない歩きやすい稜線
なんと大キレットの半分は、優しさで出来ていたのだ!

大キレット対岸、南岳に取り付き。
南岳の壁は見た目に反し、要所に鎖や梯子が設置された親切設計。
案外、楽に登れたりします。


12:00 南岳小屋到着
ジャンから続く難所歩きも、ここでやっと終了~! (´・ω・)9イェイ
ランチを平らげたら後は中岳を経て、槍まで一気に突撃!!

ブログも長く引っ張ってスイマセン…、次で最後ですので(汗)
Posted at 2015/08/20 18:52:54 | コメント(3) | トラックバック(0) | 趣味
2015年08月15日 イイね!

槍穂縦走(前) 憧れのジャンダルムと最恐の馬ノ背

槍穂縦走(前) 憧れのジャンダルムと最恐の馬ノ背お盆の帰省もそこそこに、四国からトンボ返り。
折角の夏連休ということで、愛知には帰らずそのまま長野に直行


北アルプス屈指の難ルート、穂高~槍ヶ岳縦走に挑戦してみました。


今回のルートは上高地を出発、岳沢から天狗のコルまで登り
ジャンダルム→奥穂(泊)→北穂→大キレット→南岳→槍ヶ岳(泊)を縦走、
最終日に槍沢ルートで上高地まで一気に下る2泊3日40kmのテント旅です。
(当初は西穂から全山縦走のつもりでしたが、ちょっと妥協・・・こんどリベンジしよ)

デミオは連れて行けないので、さわんど駐車場で留守番。
おススメは24時間足湯が堪能できる第二駐車場(3日で1800円)です。朝まで車中泊
翌朝一の乗合タクシー(人数次第でバスより安価)で上高地に向かい、登山開始


8/15 6:00 上高地
避暑地らしい景色を堪能しつつ、岳沢小屋を目指します。


8:00 岳沢小屋分岐
岳沢から天狗のコルまでのルートは一応エスケープルート扱い、一般向きではありません。
が、技術的にはそれほど難しくは無いと思います。(体力的にはキツイですが)
序盤は花畑が続き優雅ですが、後半はガレた大石を跨ぐ急斜面が延々続きます。
地図のコースタイムでは半信半疑でしたが、こら3時間かかるわ(笑)

11:00 天狗のコル(2835)
バテバテになりつつ、稜線の天狗のコル(上写真・稜線の又部)まで到着。
が、本番はココからです!この稜線から明日、南岳に着くまでは、岩登りと難所の目白押しですからね。


ちょうど西穂方面からも、パーティが(崖を)下りてきました。


まずはジャンダルムを目指し、ロッククライミングの開始です。
ひたすら、岩壁をよじ登ります。


とはいえホールドが豊富なので岩登り自体の難易度は、そう難しくは無いです。
ボルダリング経験者なら余裕でしょうか。


13:00 ジャンダルム(3163)
やっと最初のピーク兼難所、ジャンダルムに到達。
多くの登山家が目標にする難山だけあって、中々の手応えでした!
・・・と、言いたい所ですが、北アルプス最難の所以はこの後だったりします(笑)


ジャンダルムを超えるとすぐ次の難所、ロバの耳となります。
ルート自体は写真の平らな岩壁を登るとすぐ反対側へ越せるのですが、折角なのでピークまで登りましょう。


ロバの耳から
奥穂高が正面にデンと構えとる、でかい・・・。
写真の下のほうで、先行パーティが崖に取り付いてます。
ケツには先ほどのジャン山が控えます。


奥穂の壁に取り付きます。白○→に添って、アドリブで登りましょう。


崖を登るとそこは山頂・・・ではなく、今ルート最恐の難所・馬の背(ナイフリッジ)が待ち構えます。
今日のラスボスです(笑)。足場の少ない切れた岩刃の先を、25mほど登ります。


写真では少々分かり辛いですが、ここで手か足を滑らすと、どちらへ転んでも1000mは落下するでしょう。
この高度感たるや、剱のカニや下廊下の比ではありません
   ヒイィィィ!! (゚ロ゚ノ)ノ
命のプレッシャーと戦いつつ、慎重にクリアしましょう。


15:00 奥穂岳(3190)
馬の背を超えついに、本日の宿営地・奥穂岳に到着です。
とりあえず、一安心!


北穂や涸沢の合流点であり、テン場は満席でした。
なんとかテントを張れそうなスペース発見、どっと疲れたー。


8/16 5:00
翌日、アルプスの朝日を拝みつつ、テントを撤収


ザイテングラードを降りる登山客とは反対に、次の難所・北穂&槍を目指します!
Posted at 2015/08/19 11:09:07 | コメント(5) | トラックバック(0) | 趣味
2015年08月05日 イイね!

南アルプス 仙丈ケ岳

南アルプス 仙丈ケ岳よもやま話③!
みんカラなのに登山のブログばっか書いてる気がします、が!
数少ない趣味なのでご容赦をww





8/5 晴れのち曇り
今回登ったのは南アルプス北側にある仙丈ケ岳
標高3,032m、四方をカール(圏谷)に囲まれた比較的穏やかな山です。
今回は長野県伊那側からのアクセス、麓の仙流荘駐車場から登山口の北沢峠まではマイカー規制により登山バス利用となります。
で、問題発生。6時の便を目処にしていましたが、駐車場に着いたのがなんと6時20分(笑)
いきなり乗り遅れました、次の便は・・・8時!!( ಠωಠ)
OTZ これは痛い、時間制限のある登山で開始2時間遅れは致命的です。


結局、北沢峠登山口に着いたのは9時。予定よりペースを上げて巻くしかありません。
ちなみに下りバスの最終便は16時、もしこれに乗り遅れると距離約20kmの林道を徒歩で下るハメになります。
バスで1時間ですから歩くと5時間は掛かるでしょう、断固避けるべき!!


本日のルートは往路で小仙丈尾根を通過し、仙丈ケ岳カールを時計回りに周回。
復路は馬の背ヒュッテを通り、藪沢分岐から重幸新道へと下ります。

目標の仙丈は標高3000mちょいですが、北沢峠がすでに標高2000m。
よって獲得標高は1000m、往復距離も10km弱。
充分日帰り可能で、アルプス初心者に大人気なルートです。


北沢峠から五合目・大滝の頭までの前半戦は延々樹林帯。
展望はほぼ無く、ひたすら標高を稼ぎます。コースタイムは2時間程度?


10時 五合目・大滝の頭

ペースを上げ気味で登山開始から1時間ちょい、大滝分岐に到着。
この時間ならとりま、一安心でしょう。
往路の小仙丈へは大滝を左に!



六合目・稜線到着

五合目から少し登ると、森林限界を抜け視界が一気に広がります。
正面の山が7合目・小仙丈ヶ岳です。



11時 小仙丈ケ岳

ここにきてやっと目標の仙丈ケ岳が見えてきます。
仙丈は、この辺から見るのが最も雄大ですねww



8合目付近

この先しばらくは標高のあまり変化しない稜線が続きますが、途中一箇所だけ30m程度の岩山があります。


が、あまり苦は無いとおもいます。



九合目分岐

左が山頂、右に下ると仙丈小屋へと続きます。


一番右のピークが山頂です、あとちょい!


12時 仙丈ケ岳山頂

到着直後は霧のベールに包まれてましたが、昼飯の間に若干晴れてきました。


正面の薄い連峰が鋸岳(左)と甲斐駒ケ岳(右)です。
ちなみに甲斐駒にも北沢峠から日帰りピストンが可能。


仙丈から稜線をさらに進むと大仙丈ケ岳(仙丈よりやや低)があります。
90分もあれば充分往復できると思いますが、今回はリミットがあるため諦めました。開始の2時間遅刻が効いてます。ぐぬぬ・・・
12時半から下山開始。復路はカールを周回して仙丈小屋分岐まで下ります。



13時前 仙丈小屋


分岐を左に下れば馬の背ルート
右に登れば往路の稜線9合目分岐に合流できます。



ところで馬の背といえば、別名やせ尾根ともいわれ切り立った難所をイメージしますが、ここのルートは危険な要素が一切ありません。
のどかでなだらかな下り道です。


カールのコルから仙丈最後の見返し。山頂直下に仙丈小屋が見えます。さらば!


馬の背ヒュッテ付近には、鹿防ネットが廻らされた高山植物の花畑があります。


13時半 藪沢分岐

重幸新道へは川に沿って下ります。今回は水量カラカラでしたが、増水時は結構危ないので大滝方面へ避けましょう。

重幸新道を90分ほど下って15時に北沢峠です。
なんとかバスに間に合いましたww

南アルプスの3000m級の山々は登頂に1~2泊程度を要する場合がザラですが、北沢峠からの仙丈ヶ岳・甲斐駒ケ岳(向かいの山)は容易に日帰りの可能なルートです。
「ロープウェイ以外でとりあえずアルプス登りたい!」って人におススメ。


ところで、車とは一切関係ないこの長々としたブログ(しかも無駄に写真が多い!)を最後まで読んでいただきありがとうございます。 (TдT)/カンシャ
今後もたぶんこんなスタンスですが、どうかよろしく! ☆-(ゝω・ )ノ゙
Posted at 2015/08/05 20:36:43 | コメント(3) | トラックバック(0) | 趣味

プロフィール

「@Bang1972 さん、たまに眺める分には良いんですが、毎日並びますからね…
少し複雑です(笑)

何シテル?   03/10 12:42
デコポンとは 柑橘類です。 ポンカンと清見タンゴールを交ぜて作られます。 糖度13以上ないと名乗りを認めません。 3月1日はデコポンの日(らしい...

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