
シルバーウィーク初日の今日、
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
こんにちは。
親子でつーりんぐに行ってきました。
あれ?
おとう!の息子二人はクルマやバイクに全然興味なかったんじゃなかったっけ?
そうです。ありません。まったくありません (ノд・。)
が、うちの息子二人はアウトドア系の遊びはけっこう好きなのです。
今日行ってきたのは、つりです
(*^_^;)_o/━━━━━━>゚)))≫彡 ~ ~ ~
・・・
ごめんなさいm(_ _)m
昨年のブログの使いまわしをしてしまいました。
で、9月16日(金)次男のTやんと、親子で釣りに行ってまいりました。
場所は、新潟県上越市直江津港でございます。
早朝3:00過ぎに家を出発し、上越市の釣具屋でえさ購入と情報収集。
いとう釣具店 http://www.itoturi.com/
隣のコンビニで人間のえさも購入し、釣り場へ向かいます。
ただいま準備中
Tやんの竿とリール DAIWA HXエンブレム ISO 1-53M & APIX 2000LB

一般的なリールにはドラグという、言うなれば道糸のリミッターが付いております。
大きい魚が掛かった時の急激な引きに対し、設定値以上になると自動で道糸を送り出し、糸切れを防いでくれる機構です。
ワタクシやTやんの使っているリールはレバーブレーキタイプといって、
ドラグの他にレバー操作で糸の出を制御する機構が付いていて、自分で自由に糸を送り出せるものです。
どちらかと言うと上級者向けです。(上級者ではありませんが・・・)
ま、カッコいいからです。
ワタクシの道具、
リールDAIWAトーナメントX 2500LB & 竿HZ エンブレム ISO T1-53I その他道具類
潮見表によるとAM5:30ごろ日の出、AM7:30頃干潮となっておりましたので
AM5:30には竿を出しておりました。
釣り方は昨年と同じダンゴ釣りです。
埠頭からの釣りですので、そんなに大物は期待しておりませんでした。
米糠ダンゴを何個か投入していると魚が集まってきたのか、
棒ウキにアタリが出始めました。
Tやん 小小シマダイゲット

Tやんの竿に可愛らしいシマダイが掛かりました。
我が家の掟に従いこれはリリース。我が家の掟については後ほど述べます。
ここでダンゴ釣りの解説を少々。
昨年も書いたのですが、ダンゴ釣りとは針に食わせ餌を付け、
米糠に集魚材や比重を重くするための砂などを混ぜたダンゴで包み、
手または柄杓で狙ったポイントに投入し、
中層にいるフグなどの餌盗りをかわして海底まで届け、
ダンゴが崩壊した後に出てくる食わせ餌によって、
本命のクロダイを釣る、といった単純な釣り方です。
今年は、ダンゴがどんなものか画像を撮ってみました。
(Tやん撮影)
ダンゴ握り方1

左手には食わせ餌を刺した針の付いたハリスを持っています。
ダンゴ握り方2

左手に米糠ダンゴの素を乗せて食わせ餌を刺した針を中心に置きます。
ダンゴ握り方3

その上からまた米糠ダンゴの素を被せ・・・
ダンゴ握り方4

ぎゅっぎゅっと握りますと・・・
ダンゴ握り方5

はい、ダンゴの出来上がり!
これを狙ったポイントに投げ込み、
あらかじめ海底からの水深に合わせた棒ウキによってアタリを取ります。
ダンゴの素が均一に混ざっていなかったり、
握り方が悪かったりするとダンゴが空中分解します。
また棒ウキもダンゴの着水点付近に飛ばさなければならないのですが、
これにも慣れが必要です。
一日やると300発以上ダンゴを投げるので肩が痛くなります。
干潮に下がり切る前の潮時にアタリが集中しました。
Tやん 小シマダイゲット

このサイズではお帰り願っています。
我が家の掟が関係しているのですが・・・
二人そろって手のひらサイズのシマダイがコンスタントに釣れています。
シマダイは小気味のいい引きを楽しめます。
また食べても美味しいので、本命ではなくても釣れれば楽しいです。
本日のお持ち帰り一号

合わせが遅かったらしく針を呑んでしまっています。
これはリリースしてもダメージが大きいので、持って帰って美味しく頂きます。
よくバケツなどに釣った魚を入れたままにしている方々がいますが、
持ち帰って美味しく食べるには活け〆めをした方がいいです。
バケツの中で死んでしまった魚は弱って行く過程で体のうまみ成分が減っていくそうです。
釣りをはじめたばかりの頃はそのようにしていたのですが、
活け〆めをした魚を食べて味の違いに驚き、それ以降実践しています。
やり方は、魚の眼の後ろのあたりの側線付近の脊椎を切断するようにナイフを入れます。
一瞬で絶命させることによって、美味しく頂くことができるのです。
血抜きも欠かせません。えらの根元と尾びれの付け根にナイフを入れ、
身体を折り曲げるようにして血を抜きます。刺身にした時に生臭さがなくなります。
画像を乗せると「閲覧注意!」になってしまうのでやめます。
干潮時刻を迎え、潮の流れが止まりアタリが無くなったので、
人間のエサタイムです。

朝飯はコンビニのカップ麺とおにぎり、サラダチキン、野菜ジュースなどです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) アルミロールテーブルコンパクト M-3713 が役に立っています。
次の時合いは13:30頃の満潮の前後なのでちょっとお遊びを・・・
スイカでございます

夏のクロダイの釣り方で、スイカを使うという変ったやり方があります。
本来は潮の流れの大きい岩礁帯や磯場など浅めの水深の場所で行う釣り方なのですが、
時合い待ちのダメ元でやってみました。
スイカジュースや切り身をコマセで撒き、
寄ってきたクロダイをスイカを食わせ餌にして釣る、
というものですが、世の中そんなにうまく行くわけありません。
ただ、他の小魚の群れがスイカジュースを撒いたあたりに群がってきたのには驚きました。
お遊びはそこそこにして本命再会です。
ところが、朝方と違ってアタリが少なくなりました。
エサ盗りでも何でも釣れていれば集中できるのですが、アタリが出なくなるとつい漫然とした釣りになってしまいます。
時合いはとっくに過ぎてしまっていたのですが粘って続けます。
付けエサはなくなっているので、魚はいる。
じゃ、アタリが出ないんじゃなくて分からないんだ、ならばどうしたらアタリを出せるようになるだろう?
カボチャ頭をひねって、いろいろと試行錯誤してみました。
そうこうしているうちに、朝方のサイズのシマダイをかけることができるようになってきました。
「よおし!いいぞ!」と思っていたら、ついに来ました。
「グフ」です。ザクとは違うのです。
…
ウソです。
フグです。これが釣れ出すとテンションが一気に下がるのですが・・・
何とかなりませんか? ランバ・ラル大尉殿?
時刻はPM4:00をまわった頃でしょうか。
同じ様なアタリでまたヒット!
どうせフグか?
あれ?なんか重いぞ!竿のしなりが違います。
Tやんも、寄ってきました。
竿に伝わる引きが明らかに今までと違います。これはもしや?
寄せてきた魚体を水中で見たときキラッと光って見えました。
「クロダイだ~!」 Tやんが叫びます。
それほど大きいサイズではないのは分かったですが、慎重に寄せます。
抜き上げられそうな感じだったのですが、Tやんが玉網を用意して待っているので
取り込んでもらうことにします。
おとう! クロダイ(小)ゲット
クロダイも出世魚のようにサイズで呼び方が違います。
メーカーのテスターなども行う名人の高木道郎氏によると、
”釣り師は納得サイズのことを良型と呼ぶが、良型の基準は魚種やフィールドによって異なる。クロダイの場合は10センチ以下をチンチン、25センチ以下をカイズと呼び、25~35センチを中型、35~45センチを良型と呼ぶ。大型は45センチ以上であるが、50センチを超すサイズは年無しとも呼ばれ、55センチ以上になると超大型と呼ばれる。”だそうです。
クロダイ(小)
メジャーも当てなかったのですが25~26cm位でしょうか?
上手な方には笑われそうですが、数年ぶりのクロダイです(笑)
ちなみに自己最長サイズは42cmです。
興奮しているTやんにも、釣らせてやりたい。
Tやんは通算でもまだカイズサイズしか釣っていません。
「群れで寄ってきてるかも知れないからすぐに自分の竿を出しな!」
あわてて自分のつり座に戻るTやん。
何投かしていますがアタリが出ません。
自分は釣れて嬉しいのですが、困ってしまいました。
すると「おとう!~」と呼ぶ声が!
Tやんにいい引きが・・・!
Tやん クロダイ(小)ゲット

満面の笑顔です。
アタリらしいアタリが無かったそうです。
でもそれはアタリが無かったんじゃなくて、判らなかったんだよ、Tやん。
クロダイ(小) ワタクシとほぼ同サイズでした。
でも、初めてのクロダイサイズにTやんは大喜びです。
まだまだ後続があるかも知れないと粘ります。
するとTやんの竿がしなりました。
なんかでかそうなのがきた
やり取りすること5分以上、
先ほどのリールの説明にあったレバーブレーキも駆使していました。
Tやんには大物とのやり取りのいい練習になったようです。
で、
ボラでした
Tやんとボラ
我が家の掟ですが、「自分で釣った魚は持ち帰った場合自分でさばく」
というものです。釣りで疲れた身体で魚をさばくのは結構きついものです。
このルールなら必要以上に持ち帰ることもありません。
と言うわけで、ボラにはお引き取りいただきました。
我が家の掟、魚さばきは自分で。
皮引き
台所で代わる代わる自分で釣った魚をさばき、美味しく頂きました。
実はTやんはこの夏に進学が決まったのです。
ある大学の3年生に編入するのですが、
学生の間はまた一緒に釣りに行けそうです(o^∇^o)ノ
朝の3時に家を出て、帰ったのは夜8時、くたびれたけど楽しい休日でした。