2018年D1GP最終戦お台場、この日を境にD1GPを去る事を決めた野村兼選手、単走ファイナルから追走トーナメントへ進む事は出来ずに最後のD1となってしまいましたが、追走トーナメント終了後この日の為に駆けつけてくれていた熊久保支配人と2006年以来12年ぶりとなる追走パレードをして引退セレモニーをする事になっていました。ウォーミングアップの為単走から始める事になりましたが第3セクターの振り返しでタイロッドが折れてしまい野村兼選手が走行不能になってしまいそこで幻の追走セレモニーは本当に幻の物となってしまいました。野村選手が車から降りて来た時の悔しさが遠目からでも伝わって来ましたが、そこでもファンサービスを忘れずに駄駄を捏ねるようにして悔しさをアピールする姿に思わず涙が出そうになるのと同時に長年にわたってファンに愛される理由を改めて実感する事が出来ました。当日は無料で配られていた「ありがとう のむけん」という言葉が書かれた黄色い手旗を沢山の人が振って野村兼選手の引退を惜しんでいました。18年間お疲れ様でした。