
試験とあって、さすがにみんな落ち着かない様子。
「ちょっとトイレに…」
というメンバーが後を絶ちませんでした。
先生と試験当事者以外は、ベンチで様子を見守る事に。
1番手で、一番上手に運転が出来て、1番褒められたウチの会社の関連会社のTさんも緊張したのか…まさかのミスを何度かしてしまい、100点満点では合格できませんでした。
先ほどの注意事項を聞いた時に
「”合格!”とメンバーの方が言われた時は、各自思い切り拍手をしてあげて下さい」
と仰っていたので、今まで拍手をしていなかった我々も、思い切りねぎらいの拍手を送っていました。
そして、少し緊張がほぐれ、
2番手の彼は、すこしやる気がなく、だるそうだったのですが…本番になり力を発揮し、見事100点満点♪
そして、3番目のオレ。
荷物との正対は過去最高と言っても良いぐらい綺麗に出来たのですが、ツメを奥まで射していなく、ここで減点。
懸念されていたクランク&直線も奇跡的にうまく行き、今度は荷上げでまたまた小ミス(>_<)
完全に頭の中が真っ白になりながらも、なんとかゴールへ戻り試験終了。
何点か減点はあったモノの。。
先生から、
「オマエはやっぱり焦っとる!…ホンマはやりたくないけど…合格や!」
ものすご-----く嬉しかった♪
みんなに拍手を貰い、ねぎらって貰えるのがこんなにも爽快なものとは思いも寄りませんでした(^_^)v
恐らく、一生覚えてる事でしょう。
そして順調に減点されながらも各メンバー怒られながら、合格の言葉を貰い…
1番心配された66歳のおじいちゃんの出番が。。。
固唾を呑んで見守る若手のオレら。そして1番心配な眼差しで、そして厳しい目でそれを見守る先生。
試験開始。。
最初から落ち着き払い、出だしからかつて無いほどの順調さ!
荷物への正対もばっちり♪
たぶん、あの時みんなが、
「よっしゃ~(^_^)v」
と思ってたのでは!?
クランクも直線も荷上げも全て順調。
結局、最後までノーミスでおじいちゃんはクリアしました。
結果はタイムオーバーの3点引きだけで、
得点は97点の素晴らしい記録でした。
おじいちゃんの顔もすっげえ嬉しそうだったので、こちらまで嬉しかったです。
そして、全員無事に合格する事が出来、感激もひとしお(^_^)v
1番早くに終わったので、ディスカッションルームで休憩を兼ねて全員が終わるのを待ちました。
その間も、極度の緊張がほどけたのか、誰も話をしたりせず、ひたすら安堵感に浸ってました。
全員が揃った所で、担当講師からの最後の講話と最後の最後までビデオを見てから免許の授与が行われました。
免許を貰うとハンコを押さないといけないのですが…
初日から言われていたのにただ1人忘れてきた人が。。。
しかも我が班のメンバー(汗)
予想通り、先生から…
「あんだけ、言うてたのにオマエは!!」
と最後まで一喝を受けてましたw
そして、オレも受講票と引き替えに免許を貰うのですが、机の上に置いたままで貰いに行ってしまい、またまた一喝。
「オマエも!今言われたばっかりやないか!ホンマに!」
と言うのと同時に。
「ええか。十分気をつけて乗るんやで!わかったな!よう頑張った!」
とニコッとしながら小さな声で言ってくれました。
そして、メンバーのみんなと3日間のお礼を言い合って、帰路に着く事に。
ちょうど、66歳のおじいちゃんと帰り道が一緒だったので駅まで一緒に歩く事に。
3日間の苦労話を笑いながら、話し合って歩き、駅の改札で握手を交わして、お別れをしました(^_^)
おじいちゃん、スゴクいい表情で…
「これからもガンバってね!」
と言って下さいました。
こちらこそ、ホントに「ありがとう」という気持ちでした。
おじいちゃんと別れ、しばらく歩いていると2度のメールが。
ウチの会社の後輩のコと会社の”姉貴分”からのねぎらいのメールでした。
3日間気を使って連絡はなかったのですが、最終日を覚えていてくれて、メールしてくれました。これは、ホントに嬉しかった(^_^)v
良い後輩や、同僚に囲まれて幸せだなとつくづく実感。
帰って真っ先に報告したいと思いました。
そして、ホームの自販機でコーラを一気飲みして、阪急電車で帰路につきました。
3日間、本当に今までの人生の中で1番しんどい状況でしたが、何とか頑張ってやった甲斐があり、良かったです。
後は、基本を忘れずにマイペースで練習に励み、先生のおっしゃる一人前の運転手にならねばと思います。
いやぁ~疲れたけど…リフトの技術だけでなく、人生経験としてもすっげえ良い経験が出来ました。
先生とメンバーのみんなに感謝m(_ _)m
Posted at 2008/09/14 20:03:05 | |
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