2008年09月09日
先ほどのディスカッションルームの横にテニスコート2面分ぐらいの大きさの講習場が設置されており、各班・4班に分かれて講習を受ける事に。
ここでコースを見回してみると、
「ん!?何か会社のみんなに聞いていた話と違うぞ。。。」
そうです。会社のみんなに聞いていたのは、T字型のコースで、Tの字の左側の台の荷物をリフトですくって降ろし、それを右側に持って行き、今度は逆にリフトで上げて荷物を台に置く、といった至ってシンプルな感じでした。
ところが、どっこい。
今回目の辺りにしたコースはT字型どころか、T字と卍型を組み合わせて作られたコースの途中に”クランク”を設けた、確実に嫌がらせとしか思えない様なコース。
ますます緊張感がふつふつと湧きあがりました。
それは、周りのメンバー8人の顔も同じで。
このメンバーのみんなもそれぞれ個性があって楽しい方ばかりでした。
この人達と同じだったのが唯一の救いかも!?
8人の内、
某タバコメーカー勤務で同じ部署で受けに来ている2人。
オレと同じ三菱事業所内でミッション系の製造工場に来ているという人。
会社からの命令で受けに来た人。
いまいちやる気がない人。
普通免許は持っていなく、今回、免許を初めて取りに来た人。
55歳くらいで結構歳の行っている青果業の方。
66歳(!?)で見た目もかなりおじいちゃんな配送業の方。
のメンバーで一緒に講習を受ける事に。
そして、担当講師の先生は…
68歳。
元・京都市内の某製作所勤務だったリフトの操縦に関しては”究極”といって良いくらいのプロ中のプロ。
見た目も厳しそうで、中身も厳しい。
まさに安全の”鬼”と言っていい程の先生です。
みんなで集まり、挨拶を交わして、すぐに講習へと。
オレの乗る順番は3番目。
最初の方だったので緊張。
1回目は、リフトの上げ下げはなく、ただコーナーを曲がるだけでした。
まずは曲がってリフトとはどんなものかと言うのをわかる程度。
9人いるので順番も30分に一度くらいしか乗れず、自分が乗った後はひたすら他の人の運転を見て、学ぶという繰り返し。
その内、2度目が廻ってきました。
今度は、先生の…
「違う!前のタイヤとハンドルを切るタイミングをよく見ろ!!」
「曲がった瞬間、すぐに荷物の置いてある台の中央の目印とリフトのツメの左側でハンドルを戻せ!!」
と言った事を9人全員に叩きつけました。
少し上手かろうが、ヘタであろうが同じ扱い。
褒めるってのは一切なし。
55歳の方などは、仕事で少し乗った事をカミングアウトしてしまい、ついついレバーに手を置いてしまうという癖が出てしまいました。
(リフト操作時以外は手は膝の上が基本)
これを先生は、ビシビシと突っ込み倒しました。
66歳のおじいちゃんにも厳しさに容赦はなく、おずおずと運転すると即座に先生のパンチの効いた言葉を浴びせられていました。
ようやく、1人あたり2回ほどの練習時間を終え、お昼休みに。
朝、講義を受けたディスカッションルームで各自昼食休憩に入りました。
ごはんを食べた後、各班共に疲れの為爆睡状態に陥る人が多数。
そんな中にオレも入っていて、いつの間にか寝ていました。
…昼休憩も終わり、午後1時。
練習が再開され、朝と同じ練習に加え、今度はいよいよリフトの上げ下げの練習。
これはまだまだ、急に上げたり、ガツンと音を立てて持ち上げたりして、またまた先生が声を大に。
朝にやったコーナーの曲がり方を間違えようものなら…
「ちゃんとコーナーを前のタイヤが入るまで見ろ!」
「コーナーを回ったらツメを見る!!」
「ハンドルを戻すのが遅い!」
少し上手い人が出てきたりもしますが、殆どは上記の言葉の繰り返し。
その内、
「どんくさいな!オマエは~。」
「情けないヤツやなぁ~。」
「どこを見てるねん!」
あれこれ言われている内に、
先生に聞こえない位の声でみんなで。
「簡単に言うけど、アタマ真っ白になるってぇ。。」
とぼやいてました(^_^;)
他の班も厳しくは言われていましたが、ウチほどでは…w
午後からもそんな調子で間に休憩を何度か挟み、その休憩間もこんこんと悪いところの反省会。
休憩が終わって、みんなで集まる際に少しでも遅いと叩かれます。
そんな感じで反復練習を繰り返し。
午後4時半。
我が班は、集まって先生から一言。
何人かが指名され、
「ワシは6時半にはこの場所におるから来る気があったら来たらいい」
と仰いました。
オレは特にそれを言われてなかったのですが、不安な点がたくさんあったので、同じように朝早く来ても良いかと聞くと。
「よし!来る気があるなら来い」
明日は7時には来る事にしました。
他の班でもやる気のある人は、けっこう願い出ていて、朝早くに出てくる人がチラホラいました。
練習は終了して、再度ディスカッションルームへ。
ここからは担当主任による講義とリフトの安全についての講義ビデオ鑑賞(>_<)
しかも、後ろの方には担当の先生が4人並んで座ってます(>_<)
みんな真剣な眼差しでビデオに集中。
(ここで寝ようものなら、なんと言われるか。。。特にウチの班はw)
ビデオを見終わり、講義を聞いてようやく午後5時半前。
本日の講習はこれで終わりました。
あと、2日もこれが続くのかと思うと。ゾッとします。
阪急・長岡天神駅で酒ではなく、開放感と充実感でジュースを一気飲みしてから電車に乗って帰りました。
Posted at 2008/09/13 23:05:04 | |
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2008年09月09日
先日の学科講習に続き、一週間おいてフォークリフト講習・技能の第1日目がこの日9月9日~11日の3日間連続で行われました。
講習時間は午前8:30~17:30まで3日間ともみっちり講習漬け(汗)
お昼に1時間と、講習2時間毎に10分程休憩があるのみでした。
そしてこの3日間は、雨が降っても決行されるので、予報によっては雨具を用意しておかなければいけなく手元になかったので、ホームセンターにて安いのを日曜日に買って準備しておきました。
第1日目と言う事もあり、遅刻など以ての外だったのでいつも会社を出るくらいには、家を出て行く事に。
技能講習が行われるのは、京都府長岡京市の日本輸送機器(ニチユ)というフォークリフトなどの輸送機器を製造しているメーカーの敷地内でJRや阪急電車でも行ける場所にありました。
JRの駅からは徒歩5分ほどの会場でしたが、オレの生活圏からは、阪急電車の方が乗りやすかったので、多少時間は掛かりましたが、阪急電車で行くことにしました。
バスで6時半過ぎに自宅近くのバス停から阪急電車の四条大宮まで約30分。
そこから、阪急に乗り換え長岡天神駅まで15分。
長岡天神の駅からは少し徒歩で行かなければ行けなく、15分程度歩いて、途中コンビニに寄ってお昼ご飯のパンとおにぎりを買う事に。
そこから講習会場まではすぐなので8時前には現地に到着。
まずは、ディスカッションルームで受講票と引き替えに名札を貰い、時間までしばらく休憩。
優に30分は時間の余裕がありました。
8時半。
定刻通りに、担当主任の話から始まり9時頃まで講義を聞く。
そして(カウンター車)3班で9人ずつ(リーチ車)1班で11人。
各班1人づつ担当講師がつき、講習を受けていく事が発表された。
その後、すぐに外へ出て講習を開始する事になりました。
Posted at 2008/09/13 22:02:22 | |
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