朝、起きて、とりあえずコーヒータイム。
ガスコンロでピザなどを温めて軽く食べ、その後、撤収の準備にかかります。
下のサイトの方に目をやると…。あの道の駅、絵本の里で出会ったデリカが!
ごみを捨てに行くついでに、見に行きます。
そちらも撤収準備中でしたが、思い切って、声をかけてみました。
オーナーさんは、同じくらいの世代の方で、家族でいらしていました。
毎年、夏に車で北海道を訪れているそうです。
やはり、こちらの車のことが気になっていたとのこと。
キャンピングカーショウで、D:5クルーズを見たこともあったということです。
素敵なデリカをじっくりと見せてもらい、楽しくお話をさせてもらいました。
こんな素敵な出会いも、旅先ならではですね。
さて、撤収に戻ります。嫁はアリとの戦いを済ませていました。
前日の戦いが功を奏し、昨日ほどの苦労はなかったようです。
雨に濡れた、キャノピーを拭いてたたみ、積み込みを済ませ、撤収。
道の駅へ向かい、パン屋さんで、朝食、昼食を買います。
たくさんのパンが並んでいて、どれもおいしそう。
剣淵には、ごとう燻製という有名なスモークチキンの店があるのですが、そこの出張販売所も出ていました。
お土産屋さんでごとう燻製の商品を見ていたところ、わざわざ声をかけにきてくれて、おまけをつけてくれました。ありがたいです。
この日は、帰宅日ですが、名寄まで足をのばしてみることにしました。
ひまわりがちょうどいい時期なのと、サンピラーパークに行くためです。
サンピラーパークは、オートキャンプ場や天文台、子供の室内遊具場などがある、複合施設です。サンピラーパークの中にひまわり畑もあります。
途中、道の駅ふうれん(風連)に寄ります。
…混んでる!!駐車場がどんどん埋まっていきます。お昼御飯時ですものね。
この辺りの昼飯どころとしては最適なのに、駐車スペースが少ないように感じます。
ちょっと見て、早々に引き上げ。
そして、またまた出会いました。あのデリカさん!
行動が似ていますねー。
今は合併で風連も名寄市になっていますが、名寄の市街地は結構遠いです。
先を急ぎます。
しばらく走り、目的地のサンピラーパークへ到着。
まずは、ひまわり畑へ。
ひまわり畑は、きれいでした!
この畑は満開にはちょっと早めでしたが、それでも十分きれいです。

北竜町の方が本数は多いですが、畑の中に入れるっていうのが、こちらの良いところですね。
ボランティアの方が、案内してくださって、写真も撮ってくれます。
オートキャンプ場をのぞきます。
もう一泊くらいしてもいいかなーと軽い気持ちで管理棟に空きを聞いてみると、空きが一つしかないとのこと。
ここは人気なんですね。宿泊はやめて、帰る方向で。
下の遊具の方へ向かいます。
フワフワエッグ(トランポリンのような遊具)の巨大版が!
しかも大人もやっても良いらしい。
これは楽しい!!
…そして、足はガクガク。
室内遊具場へ。
途中、水遊び広場もありました。子供と来るには最高ですねー。
室内遊具場は、ロープが張り巡らされた、大きな遊具がありました。

公園にあるようなものよりも大きいですねー。子供たちも大喜び。
ややしばらく遊び、サンピラーパークを後に。
たくさん汗をかいたので、温泉です。
近くのスキー場のところに「なよろ温泉サンピラー」があります。
浴場は大きくありませんが、熱いお風呂が苦手な息子にも、ちょうどよい温度のお風呂がありました。
次の目的地は、名寄で最大のひまわり畑。智恵文地区へ。
サンピラーパークでもらったひまわりマップをたどりながら、探しますが、なかなか見つかりません。
少し迷いながらも、何とかたどりつきました。
こちらの方は満開です。
木に囲まれているせいか、それほど広くは見えませんでしたが、写真で見ると明らかに本数は多いです。
カメラには収まりきらないくらいの広さで、奥行きもあります。すごいですね。
さて、すでに16時過ぎ。帰り道も4時間以上の道のり。そろそろ帰らねば。
来た時の道ではなく、幌加内経由を選択。
幌加内はそばで有名です。晩御飯はそばを食べたいな、などと考えながら、ひた走ります。
途中、北海道最大の人造湖、朱鞠内湖の展望台で一休憩。
朱鞠内はものすごく冷えるところで、冬場はよく、その日の最低気温で紹介されます。
-20℃を下回る日がたくさんあります。
その後は、そば畑に囲まれた道をひた走ります。
幌加内を端から端まで走るのは、初めてですが、行っても行ってもそば畑。
ちょうどそばの花が満開の時期で、どこまでも白い花が咲いていて、とてもきれいでした。
幌加内町の市街地に着いた時には、子供たちはぐっすり。
…そばはあきらめて、先に進みます。
秩父別町の道の駅にレストランがあるので、そこで食事をとろうと計画します。
秩父別は、ブロッコリーが名産で、それを麺に練りこんだ、緑のナポリタンが売り出し中です。それを、食してみようと考えました。
しかし、秩父別に着くと、家族からはイマイチ乗り気でない様子が。
嫁は「道の駅深川の釜めしが食べたい」と言い出しました。
深川のラストオーダーを確かめると19時。ナビの案内を確認すると、間に合うか微妙です…。
最悪、コンビニご飯になることを覚悟して、出発。
…遅い車につかまります。ずっと一本道。
刻一刻と制限時間が迫ります。
なんとか、4分前で道の駅に到着。
嫁だけ先に降りて、道の駅に駆け込みます。
セーフ!おいしい晩ご飯にありつくことができました。
嫁も子供たちも満足。あとは、帰るだけ。
砂川まで国道を走り、砂川から高速で帰りました。
さて、今回のキャンプで分かったことがあります。
うちのキャンプは、キャンプでなくてもよい!
…単にキャンプ場を宿泊場所にしているだけで、ほとんどキャンプ場にいない。
それなら、道の駅の車中泊で十分。
キャンプ場のサイトで、とても広いサイトがあったのですが、そこは、3家族ぐらいが、3日間ずっとキャンプ場で過ごしていました。
…それが正しいキャンプの在り方ですよね。
うちは、新しい場所へ行くと、つい欲張って、いろいろ観光してしまいます。
キャンプ場へ行くなら、キャンプ自体を楽しむために行こう。キャンプ場を楽しむために行こう、とちょっと反省した、夏のキャンプでした。
…ま、地元のおいしいものを炭火で食べるのと、焚き火をするってだけでも、いいのかもしれませんけどね。
3編にもわたる、長い文章にお付き合いいただき、どうもありがとうございました。