昨日は早朝から予定通りに、セントラルサーキットまでテストに行ってまいりました。
今回は、大社長号をフラットウェルの社長とジュニア(S耐優勝チームのエースドライバー)がセットアップのためために色々とテストするという、本当のレーシングチームみたいな事をするので、急な話しではありましたが、見学するメンバーも何人か集まり、毎度のオフ会状態でワイワイと楽しく1日遊びました・・・😊
大きな走行会イベントが2つも入っていたので、PITの確保が心配で7時前にセントラル入りして並びましたが、会員用PITはスンナリと確保出来ました。
7時半に入場して、8時半の1枠目から走行開始の予定でしたが、肝心の大社長が寝坊してやって来ない!
結局8時15分にやって来て😅、ドタバタといきなりの走行開始となりました・・・(爆)
私の工具を大社長号に積んでもらっていたので、バタバタで走るのは嫌なので私は1枠目はパスし、ジュニアの走行を観察することにしました。
大社長のドライビングです・・・
最初に大社長が走って、人間のウォーミングアップと現状のクルマのフィーリングを再確認し、その後ジュニアと交替して、4周ほどクルマの確認を
大社長は相変わらず、そこら中で盛大なスキール音を奏でていましたが、ジュニアはほとんど音を出すこともなくスムーズにドライビング
裏ストレート終わりと逆バンクから立体下、最終コーナーを観察していましたが、逆バンクを飛び出して来るスピードが、今まで見た中では明らかに1ランク上のスピードで、そこから立体下に向けての切り返しのキレは惚れ惚れするような鋭さでした。
で、初めて乗ったS660のファーストインプレッションは、根本的にフロントタイヤ(大社長号は純正165NEOVA)の接地感が足りないのと、ブレーキのフィーリングが良くない、制動力は効き過ぎるくらいあるが、特にABSのフィーリングが悪くて切れるものなら切った方が良い、というモノでした。
2枠目は9:50からで、今度は私も走行準備を整えて臨みました。
今回は、ガタガタになっていたフロントローターを純正品の新品に戻し、同時にパッドも表面がローターに合わせて波うっていたために新品に交換、車高をリア5mmダウンにして、リアの減衰を抜き傾向だったのを逆に締める方向に変更しました。
大社長が後ろについてコースイン
インラップで離れないようにと言っていたのですが、やっぱり2コーナーで一気に離れてそのままあっという間に消えてしまいました。
2輪の時もいつも感じてたんですが、ウォーミングアップラップのペースが遅過ぎる人が本当に多いんですよねぇ・・・あれではタイヤは温まらないです・・・大社長も典型的なそのパターンで、引っ張ろうにもそのペースではこっちのタイヤが温められないので、毎回同じ事になってしまいます・・・😌
インラップの翌周で42秒台に入れてそのまま2周走ってPITインし、エアの調整と減衰の調整をして再度コースイン
新品のDIREZZAは前回と同じで、やっぱり4輪バギー状態でタイヤがムニョムニョで踏ん張らない感じ
10枠以上走ったタイヤで40秒台での走行の時のフィーリングとあまりに違い、特性なのでしょうが、このフィーリングでは新品ではレースで使えませんね・・・😅😅
何とか41秒台には入れたものの、そのままタイムアップせずに周回を重ねてると、大社長と交替したジュニアとランデブーに
私の後ろにピッタリ張り付いて2周ほどした後、前に出してこちらが後ろから観察を
向きを変えるのがとっても上手で、山の上のドンツキの進入でのクルマの動きは、あれは何だ? というようなスムーズで素早い動きで、一次旋回でスッとノーズが入ってキレイにインにクルマが向かって行きます。
本当にクルマの動きと姿勢が美しくて、見惚れてしまいそうでした・・・😊
次の走行まで2時間あるので、ここでセットを大変更に
BLITZの純正の前後4kgのバネではやはり何ともならず、フロントにスイフトの7kg、リアに6kg+アシストスプリングを入れて、車高も再調整
私はジュニアとドライビングの相談で、あの動きの件を教えてもらいましたが、純正の4kgのバネではあまり突っ込まずにスムーズに走るしかないとの事で、特にあのコーナーでの操作のイメージを詳しくレクチャーしてもらいました。
3枠目は12:20から
大社長号は頻繁にPITインしてセッティングを繰り返してる様子で、私は減衰を更に上げて走りましたが、ポカポカ陽気のせいかクルマが全然走らない感じで、ホームストレートの通過速度も前の枠よりも3km遅く、MAXから比べると5kmも遅い状態
減衰は前後とも全締めに近い状態で、問題のリアのシャクリはマシになりましたが、リアの車高を下げた関係か、クルマの姿勢に違和感があり、スッとしません。
40秒を切ろうと思って臨んだ走行ですが、1枠目のタイムに遥かに届かず何ともならずに終了・・・
しかしここでトラブルが・・・走行終了間際の裏ストレート終わりでジュニアが止まっているではありませんか!
アフターラップで徐行しながら近付いて聞いてみると・・・ガス欠で〜す、との返事・・・😄
大社長が無くなりかけてたところでキラーパスをジュニアに出したようで、ドナドナで帰って来たのを迎えながら
「あぁ、俺の時でなくて良かったぁ・・・まだイケるかなぁ、と思ってんけどなぁ・・・(笑)」
と、のたまっておられました・・・😱
セッティング変更した大社長号は、ジュニアは悪くないと言ってましたが、大社長が硬くて乗れないと騒いでまして、次の走行まで50分ほどでしたが、突貫作業で再び前後のスプリングを入れ換えることに!
間に合うのか、と心配したのですが、20分ほどで前のバネを後ろに、後ろのバネを前に組み直して完了・・・いやぁ、凄かったです・・・😜
お昼は毎度の豚汁です。
今回も女子3名が美味しく作ってくれまして、みんなでワイワイといただきました。
サーキットで食べる豚汁はホントに美味しいんですよねぇ・・・すっかりこれが楽しみになってます・・・😍
最終の走行は14:20から
大社長はお腹いっぱいで走らないとの事で、ジュニアが走りました。
私も前の車高を5mm落としてセッティング変更して臨み、ジュニアとランデブーに
スプリングも硬くなり踏ん張りが効くようになったジュニアのドライビングによる大社長号の動きは、益々鋭くなり、S字までは何とか着いて行けるのですが、ドンツキから先は3つのコーナーでジリジリ離されて行きます。
到底本気では攻めてないのでしょうけど、逆バンクの進入から立体下への切り返しまでの鋭さは、朝よりも更に増して、今の私が同じラインで走ると間違いなく飛んでしまうと思います・・・
セッティング変更した結果は、またシャクリが激しくなり失敗
バネが完全に潰れ切っている状態で、このF4kg、R5kgでは何ともならない事がわかりました。
フロントがずっとバンプタッチを繰り返しており、そのリアクションでリアが跳ねるようになって激しいシャクリに至っているようで、バネレートをF6kg、R7kgに上げた大社長号は全く出なくなったようです。
大社長号のセットアップはほぼ決まったようで、ジュニアのインプレもOKとの事でした。
私には、リアが8kgでも良いかもという事で、早速スプリングを変更する事にします・・・😃
昨日は春の陽気で、ここ最近のクルマの状態とはすっかり変わってしまってました。
5月の本番ではもっと暖かくなりますので、早急にそちらの対策も施さないといけませんね。
タイムは出せませんでしたが、最終枠での私の走りは、逆バンクから立体下にかけてが大きく変化して、今後に良い材料を貰いました。
今週中に全て変更して、次の日曜に再びセントラルサーキットでテストすることにします・・・😃😃
今回もスプリント班メンバーが駆け付けてくれて、またみんなで楽しく遊べました。
フラットウェルの社長とジュニアは終日大忙しでしたが、プロのレース屋さんの技術を見せて頂き、感動しました!
あらゆる意味で楽しく有意義な1日となりホントに良い経験となりまして、更にドップリと浸かってしまいそうですが、今しか経験出来ない事ですから、後悔しないように思いっ切り楽しませてもらいます!!
さぁ、もっともっと頑張らねば・・・