ここまで、レース前という事で、レースに向けての準備の情報は出せなかったのですが、もう今シーズンも終わった事ですので、ネタバラシをして行きますね・・・(笑)
さて、この頃の私の一番の悩みはお金でした・・・基本的に今でもそうですが(汗)
4輪レースを始めて、春のデビュー戦に向けて大量に投入したタイヤ代や練習走行代、急遽参戦した岡山国際のレース参戦費用等で、もうアップアップ状態で、LSDを導入する費用など、とても賄えないという状況でした。
それと、セントラルサーキットでテストした時の大社長号のフィーリングで、LSDを入れた時の費用対効果を考えると、とてもペイ出来るほどの効果が見込めない、と考えまして、元々akio号のストレートの伸びが良い事もあって、セントラル対策として絞り出した苦肉の策が、『直線番長作戦』というプランでした(苦笑)
セントラルサーキットで、私とMC平田選手、44Gヨシタク選手が戦った時に、まずインフィールドで相手をパスする事はお互い考えられないと判断し、パッシングポイントとしては、長いストレートの終わりの1コーナーと4コーナーだけに絞られます。
となると、最終ラップの裏ストレート終わりの4コーナーで頭を取れば、そのままインフィールドを抑え切って勝ち、という事になるはず・・・であれば、そう出来るクルマを作れば良い、というのが『直線番長作戦』の主旨でした。
この案には、直前でドライブしたATSのLSDが入った大社長号のイメージが大きく影響しており、その後に乗った自分のクルマのフィーリングと比べた時に、確かな手応えを得ていたという実感がありました。
セントラルサーキットでの3ヶ月ぶりの始動の2週間後に鈴鹿サーキットのフルコース走行会に行き、慣れ親しんでいる鈴鹿で水を得た魚のように快走するMC平田選手を目の当たりにして、やはり一筋縄ではいかない相手だと気を引き締め直して、いよいよセントラルサーキットでのレースに本腰を入れ始めて行きます。
10月に入って、いよいよレースモードに突入して行きました。
Option取材の1ヶ月後にセントラルサーキットにテストに行き、気温20度の状況の中、ストレートの伸びに一段と鋭さが出たakio号で、スンナリと5月のレース前に記録した自己ベストを上回るペースでラップでき、更にその10日後に再びテストに行った時には、リアのセットを変更したクルマで、OILだらけの酷い路面コンディションにも関わらず、39秒フラット近辺でラップでき、ベストが遂に38秒台に入りました。
この時のフィーリングでは、本番は更に気温も低下してエンジンの状態が良くなるので、以前からの予想通り、38秒台での戦いでベストが37秒台に入るだろうという事が現実化した、と思いました・・・
TO BE CONTINUED
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Posted at
2016/12/07 13:15:36