7月19日(土)~20日(日)で、母の通夜・告別式を行いました。
基本的に家族葬としましたが、完全なる家族葬ではなく
母と親しくして下さっていた方々にも弔問していただきました。
母が長年通い続けた油絵教室の仲間の方々は
10名以上も来てくださいました。
土曜日は油絵教室の日なので、絵を描いていたまんまの普段着で
通夜のはじまる少し前に。
「そのほうが母が喜ぶに違いない」という想いで。
油絵仲間の方々は、母と同世代かそれより少し上の世代の方がほとんど。
斎場はあまり公共交通機関での便が良いところではなく
朝から夕方まで絵を描いたあと、
通夜のはじまる前に来ることは大変なことだと思います。
それでも、母を見送るために来てくださったことがとても嬉しかったです。
そして、さらに感激することが…
油絵の先生(現役で活躍されているプロの画家です)が、
母のために絵を描いてくださったと。
「迷わず浄土へ辿り着けますように」と祈りを込めて描いてくださったとのことです。
「しっかりと母に持たせてあげてほしい」と預かって来たそうです。
数珠は、油絵仲間の中でも一番親しかった母の友達が
息子さん(御坊さんらしいです)につくってもらったと。
「住む世界が変わっても、ずっと友達だからね!」と。
先生とお友達の想いとともに、しっかりと母の柩の中へ。
他にも、ちょっとだけ離れたご近所さんのお友達も来てくださいました。
その方の愛犬とは、私も私の愛犬もお友達でしたが
その方とは母以外あまり交流がなかったので連絡できずにいたんですけどね。
母が亡くなった後、たまたまばったりお会いしまして…
安置していた我が家にも来てくださり、そして通夜にも。
告別式には、母が病院で出逢った戦友も。
出逢ってから一年にも満たない方ですが、あまり広く人付き合いしない母が
その方とは連絡先を交換し合い、親しくしていたようでした。
こちらから連絡したわけではなく、たまたまその方が母とお喋りしたくて
電話をかけてきまして…
そのときは近々また入院せねばならず、体調もよくないとのことで
「とても残念だけど…」ということだったんですけどね。
告別式の朝、また電話があり
「どうしても顔を拝みたくて…」と。
18年も癌で闘病を続けていて、点滴バック無しでは出歩けない状態なのに
母のために来てくださいました。
その方は母より少し年下みたいですが
母のことをとても慕ってくださっていたみたいで、とても嬉しかったです。
母との別れは悲しくもあり寂しくもありますが
そんなにも母のことを大切に想ってくださる方々がいたことは
とても嬉しくてありがたくて、別の意味で涙が出てきます。
私は、先週いっぱいは仕事はお休みをいただいておりましたが
今週より仕事に復帰しています。
油絵教室のアトリエに、母の絵の道具が置いたままになっていて
「しばらくそのまま預かっておきます」とのことですので
四十九日が過ぎた頃に、父と共に挨拶がてら引き取りにいくつもりです。
どうも油絵仲間に、よくバカ息子の私の話をしていたらしく…(^^;
一番親しいお友達に「次男です」と挨拶をしたら
「あ!車が好きな?」と(*^▽^*)
どうやら、あの大雪直後の東海MTGの話もしていたようです。
母が生前、「うちのバカ息子が…」と仲間に話したら
「当たり前だよ、行くのが普通でしょ!おチビちゃんが待ってるなら♪」
と言っていたそうで( 〃▽〃)
なんだかんだ言いながら母も、
しょうもない息子だけど、車仲間や親友との付き合いや
姪っ子やちびっこたちへのデレデレぶりは
嬉しく思ってくれていたみたいです。
なので、落ち着いたらまたマーチMTGにも積極的に参加予定です!!
前ブログにコメントくださった方々、心の中で気にかけてくださっていた方々、
電話やメールで話を聞いてくださった方々、
皆様本当にありがとうございました。
【2014年7月31日追記】
本当は母が亡くなる前にブログにあげるつもりだったのですが…
6月27日~7月3日に開催された、
第50回記念 鎌倉美術展に、
母の絵が初応募して初入選(*^▽^)/★*☆♪
母はずっと「私はそういうのはいいよぉ」と言っていたみたいですが
一番親しい油絵仲間の薦めで、勇気を出して応募したみたいです。
美術展には、最終日に父と二人で仲良く観に行ったようです(*^▽^*)
母と父に素敵な想い出の機会をつくってくれた、
母のお友達に本当に感謝です(*^▽^*)
Posted at 2014/07/23 04:44:42 | |
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