南青山の閑静な住宅地にパリで研鑽を積んだ女性パティシエが経営するパティスリーがあります。
“塩チョコクッキー” と聞いて 「ああ、南青山の “ショコラ・シック” だネ」と答える方はかなりの通と思われます。
実店舗はここだけで、デパ地下などへの出店はありません(一時期には新宿伊勢丹に出店していたこともあったらしいのですが)。なので、スイーツ好きでも東京及び近郊に在住の方以外はご存じないかもしれません。
【 看板商品の “塩チョコクッキー” とは 】
“塩チョコクッキー” とは気取りのない肩の力の抜けた命名ですが、いわゆる焼菓子の “クッキー” とは見た目から異なります。賞味期限も約10日間と短めです(夏季は要冷蔵)。
見た目は硬いブラウニー、大きさは2センチ角で生チョコによくあるサイズです。画像をご覧いただくのがイチバンですね。
▼ 15粒箱入り。画像はお店のweb(関連情報URL参照)から拝借しました。
▼ 6粒箱入り。画像はお店のweb(関連情報URL参照)から拝借しました。
なぜ、看板商品(お店の自信作)として通に人気があるのか?
材料やレシピの詳細まではわかりませんが、フランスで有名なヴァローナ(チョコレート)とゲランド(海塩)が使われているようです。
かじるとザラザラとした海塩のもたらす独特の食感があり、次にくるのはガツンとした塩味です。これはスイーツとは思えないくらい新鮮です。最後にくるのがビターなチョコの味です。
他店では味わえないスペシャリテで、私は美味しいと感じますが、塩味がきつすぎると感じられる方がいらっしゃるかもしれません。世代によっては好みがはっきり分かれるかもしれません。
1粒では足りないので、2粒か3粒くらい一度に食べてしまいます。6粒入りだと1粒108円、15粒入りだと1粒86.4円、30粒入りだと1粒72円と決して安くはありませんがそれだけの価値はあると感じます。
夏場は要冷蔵で日持ちが長いわけではありませんが、個性的な味と本店でしか買えない稀少性(ただし電話注文やweb注文を使えば宅配が可能)が手土産にしても喜ばれます。
【 お店へのアクセス 】
今回は公共交通機関を使い外苑前から歩きましたが、過去2回はマイカーで来店しています。
▼ 渋谷方面から青山通りを交差点・赤坂消防署入口で右折し、青山霊園の正面入口で右折します。
▼ 右折するとすぐにお店のノボリが目に入ります。
▼ お店の前には4台分の駐車場があります。カフェスペースはあるものの食事のメニューはないので満車になることはなさそうです。
【 最後にちょっと 】
ちょっと残念な情報があります。約半年後に閉店することが決まっています。
2017.05.17
閉店のお知らせ
南青山ショコラ・シックは、2018年3月に閉店いたします。
皆様に支えられ14年走り続けることができ、本当に感謝でいっぱいです。
その日を迎えるまで、スタッフ一同心を込めたおいしいケーキをつくり続け、気持ちの良い空間で皆様をお迎えします。
皆様どうぞご来店くださいませ。ありがとうございました。
南青山ショコラ・シック 店長 足立由子。
出典:http://chocolat-chic.com/information
ご興味ある方はお早めに。
Posted at 2017/08/13 20:45:11 | |
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