“InBody” はインピーダンス法(BIA法)を用いた体組成計の中では最も正確に身体組成を測定できると考えられ、主に医療施設やフィットネスクラブで使われています。
そごう横浜店にある “カラダステーション” (横浜のほかに西武池袋本店、そごう千葉店にあり)ではメンバー登録を条件に “InBody 430” を使った身体組成の測定を無料で実施しています。
私は本年3月にこのことを知り、月1回の頻度でこのサービスを利用することにしています。
【 “InBody 430” 】
“InBody 430” は両手両足間で測定する体組成計です。金属のアクセサリーを外し裸足になることが必要ですが、衣服は着たままでOKです。衣服分の重量(0.7 kg)をマイナスする設定になっていました。
大前提として心臓ペースメーカーを装着している方は使えません。
【 InBody 検査表 】
測定結果は専用の用紙の中面に即座に印刷されます。
用紙のオモテ面には用語の解説等が記載されています。後述する文字色緑の箇所はこの検査表のオモテ面から引用したものです。
◉ あなたの体の構成
以下の4つの成分を合計すると体重と同じ重さになります。
■ 体水分(Total Body Water)
体水分とは私たちの体を構成している水分を指し、体重の約50〜70%を占めています。体水分は摂取した栄養素を体の細胞に届け、老廃物を外に排出できるよう運搬の役割をしています。
■ タンパク質(Protein)
タンパク質は体水分と共に筋肉を構成する主な成分です。タンパク質が足りないことは細胞の栄養状態が良くないことを意味します。
■ ミネラル(Minerals)
ミネラルの約80%は骨にあり、人体を支持する役目をします。足りないと骨粗鬆症や骨折の危険性が高まります。
■ 体脂肪(Body Fat Mass)
食事で摂った栄養分は消化吸収後、活動に必要なエネルギーとして使われたり、子供の場合は成長に使われたりしますが、余分なエネルギーは脂肪細胞に蓄積され、肥満の原因になります。
◉ 体の各部の評価
■ 部位別筋肉バランス
四肢と体幹の筋肉分布を示しています。部位別筋肉量の差から上・下半身の左右のバランスなどが分かり、現在の体重に対する筋肉の適切さを低・標準・高の3段階で評価します。
■ 部位別脂肪バランス
四肢と体幹の脂肪分布を示しています。部位別の体脂肪の評価は体脂肪率でなく、体脂肪量を基準にしており、標準体型(標準BMI・標準体脂肪率)の人の約95%が該当する範囲を標準と評価します。
【 前回(8月17日)と今回(9月20日)の評価を比較 】
■ 体型チェック
前回同様[筋肉型スリム]でした。
■ フィットネススコア
スコアの満点は100点です。[72点]➡︎[75点]に3ポイント上がりました。ちなみにそごう横浜での最高点は陸上競技のアスリート(やり投げ)の90点です。
■ 基礎代謝量
[1389 kcal]➡︎[1467 kcal]に上がりました。ということは筋肉量が増えたということ!?
■ 部位別筋肉バランスと部位別脂肪バランス(体の各部の評価)
上肢、体幹、下肢の筋肉が全て増加し、上肢、体幹、下肢の脂肪が全て減少しました。全体筋肉量では[44.6 kg]➡︎[48.0 kg]と3.4 kg の増加を達成しました。
■ メタボリックチェック
内臓脂肪レベルは[1]のまま変わらずでした。ここは残念なところです。
【 最後にちょっと 】
体脂肪を減らすには「約10 km のウォーキングを最大心拍数の55%(100bpm)程度で毎日実施すれば実現できる」という読みでトレーニングプランを立て、9割ていど実行しました。その結果、体脂肪率5%台に復帰しました。正直ここまで読みどおりの結果が得られるとは!! 思わずニンマリしてしまいました。
直近4週分(Week 34 〜 Week 37)のトレーニング履歴を簡単に振り返ってみます。水色のマーキング箇所に注目してください。
▼ Week 34 の Polar Flow Diary。
▼ Week 35 の Polar Flow Diary。
▼ Week 36 の Polar Flow Diary。
▼ Week 37 の Polar Flow Diary。
体脂肪を燃やしたい方には、心拍センサーをつけてのウォーキングはオススメです。約1年かけてこの効果を身をもって実感するに至りました。まさに『継続は力なり』ですネ。
Posted at 2017/09/22 10:01:39 | |
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