
先日オフ会に参加しましたが、前回(5月)同様に気でも狂ったかのように洗車していました。
今回は2日がかりで計6時間強ほど・・・(^^;;
当日のオフ会前後は各30分くらいでサッと済ませてました。雨降りだったのにww
以前のようにただ作業内容を書くのもクルマのブログとしてはいいのでしょうが、より有益な情報にするためにも少しばかりマジメに書いてみようかと思います。今まで以上に長文なので興味ない方はサラッと流してください。
たまに洗車ネタで書いてたこととも重複してますが・・・過去にとらわれちゃいけないと思います!w
洗車と一言に言っても人によってやり方も目的も違うと思うのであくまで私の場合、です。
私は脳内で
・とりあえず表面の汚れをきれいにする「簡単洗車」
・簡単洗車に一工程加えた「メンテ洗車」
・コーティング前の「予備洗車」
くらいに分類しています。
もちろん呼び方は便宜上のものなので普段は「洗車」で一括りですよ?プロじゃあるまいし、そこまでうぬぼれてはおりませぬw
というわけで、以下にそれぞれの洗車方法をつらつらと書いていきます。レッツ長文。
===
まずは簡単洗車ですが、文字通り簡単に済ませる場合の洗車です。作業時間は30分~60分程度で一番頻度の高い、というか普通の洗車ですね。
使用するのはスポンジ、セームが必須。必要に応じてバケツ、洗剤、水切りワイパーなども準備します。
手始めにクルマ全体に水をかけて簡単なホコリなんかを流しましょう。水道からホースだったり、洗車場で高圧洗浄器だったりは場合によります。
クルマの汚れが大したことない場合は流水だけで洗剤を使わずに撫でるようにスポンジで洗います。汚れがひどい場合や洗車場など潤沢に水を使えない場合はバケツに水を貯めて洗剤を使って洗います。
基本は上から下へ洗いましょう。そしてスポンジは往復させないように。
洗い残しなく汚れを落としたら次はもう一度全体を水で流しましょう。洗剤を使った場合はちゃんと流しきるように。
それが終わればあとは拭き上げ作業だけです。まずはセームで表面の水を落とすように拭いていきましょう。一回で全部の水分を無くそうとはせず、数回に分けて絞りながら拭いたほうがきれいに仕上がる気がします。
ただし夏場は水の蒸発との戦いなのでスピーディにこなしましょう。陽の当たる部分から片付けるのが基本ですね。
ボディ全体の拭き上げが終われば終了です。が、すぐに走り出す場合はウィンドウモールやドアモール、パーツの隙間からも水分を吸い出すようにしましょう。
走行中にドアミラーの付け根やウィンドウモールから微量の水がピチャピチャと出てくるのは悔しいですからw
ちなみに、私の場合は窓の拭き上げだけはオートグリムのウォーターブレードを使ってます。クロス系と違って完全に水分を”切れる”ので乗り込んだときの視界が違います。
ボディには細かいホコリが乗っていればいたずらに傷を増やすだけなので控えています。
===
ここまで書いた時点で軽く挫けそうです・・・_| ̄|○
===
今度は簡単洗車に一工程加えたメンテ洗車です。もちろん下に書くことを複数まとめてやることもあるので一工程では済まない場合も・・・(;´Д`)
作業時間はものによりますが10分~60分です。当然これに簡単洗車分の時間も加わります。
まずは所謂”鉄粉取り”です。鉄粉以外にも通常の洗車で取れないような特殊な汚れも取ります。
ただし、コーティング直後はやりません。施工した層ごともってかれるので。もちろんやりすぎはクリア層をも削ることになるので適度にやりましょう。
使用するものは粘土です。私は市販品を使っていましたが、カーマジックサトウさんとこのに乗り換えました。(同氏はみんカラにも登録されております。)
施工はいたって簡単です。汚れを落としたあと、水分がきれないようにしながら粘土でこすります。あくまでも力は入れずに滑るようにやりましょう。そのうち取れます。
施工後はもう一度洗っておいた方がいいです。粘土や取れた汚れのカスが付着したままじゃ施工した意味がないのでw
次はガラスの油膜落とし兼水垢(?)取りです。
窓用の研磨剤はいろいろ市販されているので簡単に入手できると思います。
これも当然洗車後にやります。使用する物の説明書きに従ってひたすら削りましょう。根気勝負です。考えたら負けです。
何がベストの製品か見極めてないので、使ってみて効果が薄いと思ったら思い切って違う製品に手を出すのもいいと思います。
この作業のあとは自動的にガラコなどの施工をするのにベストな状態になっているので撥水好きは忘れずに施工しましょう。普通に塗るのと比べて段違いな効果を体感できますヨ。
今度はホイールの洗浄です。
普段の洗車でもちゃんと洗っていればダストもそうひどくはなりませんが、定期的にケミカルは使ってあげた方がいいと思います。水や洗剤で落ちないものもあるので。
ホイール用のブラシなんかも手が届かない場所もきれいにできていいです。エアバルブ付近とかも汚れ溜まりますしね。
ただ、私の場合は入るところまで手を入れるのでブラシはもっぱら細かいところ限定ですがw
私のように素手で洗っちゃう人は薄く洗剤を混ぜた水を使えばすぐに汚れが落ちるので準備しておきましょう。真っ黒な手でボディに触ると・・・(((( ;゜д゜))))アワワワワ
===
メンテナンスはこんなところでしょうか。
一度に全部やろうとせず、ローテーションで「今回はこれを」って感じでやると負担が少ないかと。どれも高頻度に行うようなものでもないですから。
===
最後は予備洗車です。別の名をコーティングの下地処理とも言います。なにごとも素地がちゃんとできてないとワックスもコーティングも”ノリ”が悪いですからね。
もちろんこれらの効果を長持ちさせることにも一役買う作業なのでちょっとの手間も惜しまずに行うことを推奨します。私は季節の節目くらいにやってます。
かかる時間はどこまで徹底的にやるかによります。私は2時間くらいかかっていると思います。
ただ、私の場合は使用しているスーパーレジンポリッシュが研磨剤入りのコーティング施工アイテムなのとコーティングが弱っている頃にやっているので特別コーティングを引っぺがしたりはしてません。なので具体的な引っぺがし方は知らないので無責任ですが各自調べてくださいw
↑の前提条件がある話なので、ホイールをケミカル併用で洗浄→洗剤を使って洗車→徹底的に粘土で鉄粉落とし→ガラスの油膜を破壊→もう一回洗車→ひたすら水分除去、で終了です。
文字で書けばほんの数十文字ですが、時間はたっぷり見積もっておきましょう。
ちなみに洗車のときにドアを開けて室内ギリギリの範囲まで洗うことも忘れずにやりましょう。ドアを開けたときにそこだけ汚いとギャップで余計に汚く見えてしまいますから。
===
もちろん予備洗車の後にはコーティング作業が待っていることを忘れずにw
私はスーパーレジンポリッシュを2回、エキストラグロスプロテクションを1回でこれらに3時間以上かかります(;´∀`)
平行作業で行ってるガラスへのガラコ塗布もあるので休む暇もなく作業してます。
===
長々と書きましたが、こんなことしても青空駐車で洗車しても翌日には・・・という環境でもめげずにやってます。
冒頭に書いた、気が狂ったかのように、というよりもすでにこれじゃ狂ってる感じですねw
こうやって長文書いちゃうのも含めて。さてさてこの記事は果たして誰かの役に立つのやらw
最後に洗車したくない人へ向けてのチラシの裏ですが、逆に洗車しないことで洗車傷を増やさずに維持しておいてイベントのときだけピッカピカ、という作戦がありそれも一理あります。洗車はどんな行為にも文字通りの洗車傷がつきまといますからね。
ただし、洗車傷はなくとも油膜やデポジットなどがあるので自分で素地作りするのは大変な労力となる上に、プロに頼むにも通常よりも高額な料金を取られるのは確実です。(ほとんどのショップは塗装面のコンディションで料金が変わるので)
なにが言いたいかというと、何事もバランスが大事だよ、っていう月並みな話になってしまうんですけどね。