2022年08月15日
<<注意>>
本当に個人的な検討結果です。
特定のコーティング業者をオススメしたり否定しているわけではありません。
新型レヴォーグ発表後から、B型購入に向けて、
コーティングについては1年以上検討しました。
住んでいる場所やチェーン店の有無もあり、最適なお店を選ぶのは難しいですね。
口コミやSNSだけで判断できないので、
ネットで得られない情報は電話して聞いたり、
直接見に行って説明を聞いたりと結構がんばって調べました。
★個人的最終結論
「下地処理」をちゃんとやるガラスコーティング専門店で施工する
→私の場合は『REVOLT(リボルト)』さんにお願いすることにしました。
☆次点
KeePer技研 「クリスタルキーパー」+「樹脂フェンダーキーパー」を毎年施工する
→下地処理はしないで新車時の状態を維持する場合の選択肢
その結論に至るまでにコーティングを選ぶ判断として、
1.コーティングの費用
2.コーティング剤の品質
3.コーティングの施工環境
4.コーティング施工者の技術
を検討しました。
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1.コーティングの費用
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コーティングに費用をどれだけかけるかは
コーティングの価値観によって異なります。
■価格参考
・ディーラー \70,000~\80,000
・KeePer \23,900~\225,200
・コーティング専門店 \30,000~\250,000
★CHECK!
そのコーティングは価格に見合った価値があるでしょうか?
私は次の2~4についてのCHECK項目を満たしているのであれば、
価値はあると判断しました。
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2.コーティング剤の品質
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ガラスコーティング直後に水をかけて弾く等の動画も見ますが、
「ガラスコーティング=撥水」ではありません。
本来のコーティングの目的は「塗装保護」です。
撥水・親水等の「性質」で判断せず、硬度・膜厚、多層化等を考慮しました。
例えばコーティングの膜厚と硬度は
[ディーラーコーティング] 膜厚0.1μ、硬度1H
[KeePerのWダイヤやEXKeePer] 膜厚1.0μ~2.0μ、硬度4H
[ガラスコーティング専門点] 膜厚3.0μ~4.0μ、硬度7H~9H
と違いがあります。
※膜厚と硬度だけでコーティングの品質や強度は決まりませんが・・。
★CHECK!
「ガラス"系"コーティング」はポリマーコーティングの1種です
そのコーティングは本当にガラスコーティングなのでしょうか?
★CHECK!
そのコーティング剤はネットで購入できたりしないでしょうか。
購入できてもプロ用と成分比率が異なるなどの違いはありませんか?
プロ専用品は取り扱いが難しい分、品質も高いです。
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3.コーティングの施工環境
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<屋内密閉環境>
屋内の密閉空間で外部からの異物混入や埃の侵入を防ぐことは最低限必要です。
外部要因でダメージを受ける可能性があるため、室内で洗車できることや、
壁色や照明を含めた専用設計や防塵対策などされているとより良いです。
★CHECK!
そのコーティング場所はコーティング専用ブースでしょうか?
★CHECK!
コーティング施工中に近くで他車の作業をしていないでしょうか?
<照明環境>
細かな傷やコーティングのムラを検知するためには照明が必須です。
また、拡散光照明など状況に応じた様々な種類の照明が必要であり、
その光量、色温度、照射調整ができることが重要です。
★CHECK!
そのコーティング施工場所にはコーティング専用の照明環境があるでしょうか?
天井の蛍光灯だけではないでしょうか?
<空調設備>
ガラスコーティングの仕上りは「温度・湿度に影響」しますので空調管理が必要です。
(コーティングが硬化するためには時間がかかります)
常に安定した温度を保つことは車だけでなく、施工作業者にとっても重要です。
★CHECK!
そのコーティング場所には、コーティングに適切な空調設備があるでしょうか?
★CHECK!
そもそも屋外だったり、室内でも頻繁に密閉空間が解放されたりすることで
温度や湿度の変化がある環境ではないでしょうか?
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4.コーティング施工者の技術
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<下地処理の重要性>
コーティングはコーティング剤を「塗る」ことよりも、
「下地処理(磨き・肌調整)」が一番重要です。
コーティング作業とはこの下地処理にどれだけ丁寧に時間をかけてもらえるか
だと思っています。
誤解されがちですが、ここでいう「磨き」では塗装の膜厚はほとんど変わりません。
そこがプロの領域(技術力や経験)だと思います。
このあたりは直接コーティング屋さんに聞いたり、
youtubeなどでも解説、実演されていたりしますので調べてみてください。
【新車の状態が一番綺麗?】
通常、工場のラインで自動化されたロボットにより塗布されているだけで、
新車とはいえ誰も下地処理はしていません。
→1台ずつ手作業で下地処理していたらコストがかかるし大量生産できないです。
また、製造工場からディーラーの工場に届くまでに
何度か洗車したり、ディーラーオプションを取り付けるなど何らかの
作業をしていますので、そのような工程の中で微細なキズが入ります。
→ディーラーや作業者を批判しているわけではなく
このレベルのキズは仕方がないことです。
★CHECK!
そのコーティング作業では新車でも丁寧な下地処理をしてくれるでしょうか?
★CHECK!
そもそもコーティングする人は誰でしょうか?
経験と磨きの技術がある職人が施工しているのでしょうか?
(大会や検定は「時間」の採点もあるので、あまり参考にしていません)
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簡易比較(個人見解)
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●ディーラーコーティングのメリット
・納車時にコーティング済み →コーティング待ち期間がない。
・きらきらパッケージなど値引き額が大きい=安い
△ディーラーコーティングのデメリット
・どのような環境でどのように施工をするのか不明
→おそらく洗車して塗って硬化を待って終わり。
・コーティング専門ではないので維持、メンテナンスが弱い
・そもそもコーティング剤の効果が弱い(経験済み)
●KeePerのメリット
・コーティング施工時間が短い(早い)
・コスパがいい(クリスタルキーパーのみ)
・価格が明確
・事例が豊富なのでイメージしやすい
△KeePerのデメリット
・LABOとProShop、施工者のスキルなどの環境・品質のばらつき
・新車の磨きはほとんどしない
・価格が高い(WダイヤモンドキーパーやEXキーパー等)
●コーティング専門点のメリット
・上記CHECKを全て満たしている(ことが多い)
△コーティング専門点のデメリット
・時間がかかる(私の場合は6日間)
・1台の施工に時間がかかるので予約が取りにくい
→納車日とコーティング施工日の調整が難しい。リスケすると1ヶ月以上先になる。
・価格はEXキーパーよりは安いが、一般的には安くはない
(価格が○○~と明確ではなく少し不安)
ディーラーコーティングやKeePerで施工された方を不快にしたらすみません。
(KeePer大好きです!)
素人の見解なのでご容赦ください。
Posted at 2022/08/15 22:55:31 | |
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