夢を見たんだ。
まだ小さい子供と一緒に出かける夢を。
チャイルドシートに息子を乗せ出発した。
愛車はもちろんレガ-mos。
クリスタルブラックシリカの輝きが素晴らしかった。
汚れ、すくみひとつ無いマイレガシィ。
どのくらい走ったのだろう。
そこは友人逹との待ち合わせ場所。
ステラ、レガシィ、B4、インプレッサ、レヴォーグ・・・。
あぁ、きっとここはみん友とのオフ会場なんだろうな。
不安げな表情の息子を車から降ろし、少しでも緊張を取り払うかのように肩車をした。
『パパの車と同じのいっぱい~』
興味の無い大人でも見分けが付かないスバル車。
ましてや小さな子供に分かる訳がない。
『似てるけど違うんだよ』
場に少し慣れて来たのだろうか。
楽しそうにケタケタと笑い出す息子。
どのくらいの時間が過ぎただろう。
感覚的には1時間程度だが楽しい時間はあっという間に過ぎる。
あたりはすっかり暗くなり、そろそろ解散という雰囲気の時
『・・・パパの車どこ~?』
肩に乗せた息子は私の頭をポンポンしながら私に問いかける。
駐車場を指さし私は答えた。
『ほら、あそこに・・・・・・!?』
駐車場に止めたはずのレガ-mosはよく見ると色が違う。
ツヤツヤブラックのはずが、そこには傷だらけのレガシィが。
慌てて駐車場へ駆け寄ろうとするが足が前へ進まない。
肩に乗せた息子が段々と重くなる。
せいぜい20kg程度だった息子が30kg、40kgと増えていく。
そして、とても支えられる重さではなくなった息子が低い声でこういった。
『・・・これ違うじゃん』
心臓の鼓動が聞こえるほどの状態で私は目覚めた。
愛しのレガ-mos。
どうか次のオーナーさんが大切にしてくれていますように(T_T)
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カーライフ | 日記
Posted at
2018/03/26 16:06:48