2017年の5月に診断された
『狭心症』疑い。
その後も無事生きております。
1年間は大きい病院で毎月診察、2年目からは近所のクリニックで毎月問診と薬を戴く日々。
大きい病院の先生から『来年1月に検査に来てね』と言われていたので行ってきた。
1年前にもらっていた予約用紙には検査順序と窓口が記されていたので、概ねどんな検査をしてどのくらい時間がかかるかは予想できた。
受付→血液検査→尿検査→心電図検査
心エコー検査→運動負荷心電図検査→診察
心エコーは一番最初に受けた事あるからなんとなく分かった。
『運動負荷心電図検査』
?????
あ~、あれか!
踏み台昇降とかルームランナーで歩いたりして動いてるときの心電図を取るやつか!
もともと運動が苦手なchi-mos。
いや、苦手なんてもんじゃないかも。
大っ嫌いっっ!!
と言っても過言では無いな・・・(T_T)
でもまぁいいや。
別に全力疾走しろとか言われないだろうし何でも無いや。
そして1年ぶりの病院へ。
採血や採尿、普通の心電図は痛くも痒くも無い。
まぁ、採尿の際に男性用小便器の上にカバンを置いてしまい、採尿コップを置く場所が無くて慌てた以外は特に問題無い(T_T)
・・・てか、考えてみたらみんなココにコップ置くよな?
il||li. _| ̄|○il||li
汚ねぇやん!!ヾ(*`Д´)ノ
そして誘導されるがまま心エコー室へ。
薄暗い部屋に入るとカーテンで仕切られたベッド。
『chi-mosさん、こちらに上を全部脱いで横になって下さい』
マスクで顔は隠れていたが、今回の検査技師さんは
若い!(*^。^*)
最初に受けた心エコーの時はおばちゃんだったもんな~(^^;
ワクワクo(^ー^)o
『はい、ちょっと冷たいですよ~~・・・・・』
プローブ
(エコーのセンサー部分)が私の胸にそっと押し当てられる。
グリグリグリ!
いだだだだだだっ!!
ちょ、ちょいおま!!
前回のエコーはそんなグリグリせんかったで!?
そりゃ肉と脂肪が厚いから見にくいのかもしれんけど、そんなグリグリするもんなの!?
何度も何度も身体を起こしたり寝かせたり。
その間ず~~~~っとグリグリグリグリぐりとぐら。
プローブが胸から離れ『あぁ、やっと終わりか・・・(T_T)』と安堵。
『・・・・・・ぶちゅっ』
↑プローブに追加でゼリーを塗布した音↑
グリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリ
ああああぁっ!はっはぁぁぁあああああ!!んぐうぅぅぅぅぅぅぅうううっ!!
とうめき声にならない声を心の中で叫ぶchi-mos。
その拷問時間。
20分
『はい!終わりました!』
はぁはぁはぁ・・・
『それでは運動負荷心電図検査をしますのでこちらへ』
案内されたのは同じ部屋の隅にある大きいルームランナー。
(あ、踏み台昇降じゃないのか・・・(^^;)
どうせ歩きながら取る心電図なんだろ?と不安も何も無い。
というか、心エコーで執拗にプローブをグリグリされた痛みの方が辛くてそれどころでは無いというのが本音だろうか(T_T)
『それではコレに着替えて下さいね』
渡されたのは健康診断とかで着せられるような検査着。
シャツを脱ぎ、検査着を羽織る。
ちっさっ!!
私の体格には完全に不適合。
検査着なのにまるで鬼太郎のちゃんちゃんこ状態(^^;
『あ、羽織れれば良いですよ~(^^)』
笑顔(マスクだから分からんが)でそう答える検査技師。
イスに座らされ、ペタペタと電極が貼られていく。
目に入るのは検査技師さんの頭頂部と正面にある心電図。
横にある巨大なルームランナー。
ルームランナー・・・・・・・・・ん??
ルームランナーの横に小さな小袋が貼り付けてあった。
・・・なんだろう・・・
【ニトロ製剤】
il||li. _| ̄|○il||li
そうか・・・
心疾患の人が検査するんだから、万が一の時の為に用意してるのか・・・。
・・・嫌な予感しかしねぇ(_ _|||)
そしてやってきた運動負荷心電図検査の時。
そっとルームランナーに乗り体勢を整える。
検査技師のねぇちゃんが説明を始めた。
『まず歩きます』
ひゃっほぅ!!!楽勝じゃねぇか!
『徐々に速度を上げます』
ふむふむ・・・。
『一定の心拍と血圧まで上昇させて終わりです!』
な~んだ。へのかっぱやわ。(-.-)y-~~
『では行きま~~~す』
運動に縁の無いchi-mosなので、ルームランナーなんて初めて。
いや、昔実家にあったので初めてでは無いが、こんな立派で本格的なルームランナーは初めて。
うぃ~~~んと動き出し、ヨチヨチと歩くchi-mos。
その時の心拍数、84。
血圧145/85(緊張で上がった(^^;)
『徐々に速度上げますね~』
スタスタと歩く速度。
心拍数88。血圧変化無し。
『どんどんいきま~~~す!(ё_ё)キャハ』
早歩き。
心拍数95。血圧の上155。(上しか覚えてない)
『・・・(ё_ё)キャハ(無言)』
かなり競歩。
心拍105。血圧180。
正直しんどくなってきた。
chi-mos
『あの~、これってどのくらいまでやるんですか?』
技師
『心拍175以上ですね~(ё_ё)キャハ』
ちょっとまて。
今、ようやく100超えたやぞ?
すでに少ししんどいぞ??
それを175って・・・(_ _|||)
『175・・・って、
はぁはぁ、どのくらい
はぁはぁなん
はぁはぁですか?
はぁはぁ』
『ん~10代の人が【キツい!】って言うくらいですよ(^^)』
こ、殺す気かぁぁぁっ!!
『一応chi-mosさんの年齢だと【ヤング】になるので(笑)』
それ、喜んでいいの・・・か?(_ _|||)
無慈悲に制御パネルに手を伸ばすねぇちゃん。
『じゃ、走りますよ~~o(^ー^)o』
長距離走な感じ。
心拍125。血圧205!!(゚ロ゚)ギョェ
はぁ
はぁはぁはぁはぁ
検査技師のねぇちゃん、ルームランナーの後ろにマットレス敷き始めた。
そんなん最初にやっとけや!!!!
『ラストォ~~~!!』
ガチ全力レベル。
心拍155。血圧210!!
もうね。
バタバタ走るって感じを既に超えてます(T_T)
ドタバタというかガシャガシャというか、そんな感じでございます。
はぁはぁはぁ、くっあ!うううっ!!はぁはぁ!!
その姿は二足歩行で全力疾走するトド。
トドが二足歩行って謎だけど(笑)
『は~い!そのまま頑張って下さいね~』
(も、もうダメ~~~~!!)
↑声に出したくても出ず↑
心臓がどうとかよりも、血管ブチ切れて死にそうな勢い。
『じゃ先生呼んできますね~(ё_ё)キャハ』
はぁぁぁぁぁあああ?(T_T)
もう限界なんす。
もう後ろに吹っ飛ばされそうなんす。
なのに今から先生呼んでくるんすか??
もう少し早く呼んでおけんかったすか??
せめて止めてから行ってくれんすか???(T_T)
幸いにも先生はすぐ来た。
心電図の画面見ながら検査技師と何やら話をして
先生
『はい!止めますね~~(^^)』
息も絶え絶え、真冬に大粒の汗を流しながら倒れる寸前のトド。
イスに腰掛けゼェハァと大量の酸素を取り込もうと必死。
先生
『日頃走らない??』
走らんわ普通っ!
趣味でマラソンとかしてるならまだしも、こっちは人間かトドか見分けが付かん巨漢やぞ?
どこから『日頃走らない?』って言葉が出るんすか!!(T_T)
10分程休んで着替えて待合室へ。
そして15分程して先生の問診と検査結果のお知らせ。
結果
『特に問題無し!』
ただ、血圧は若干高めなので毎月近所のクリニックで薬はもらってね!って事と、脂肪肝っぽいからお酒は程々にして運動してね!!あ!あともう少し痩せてね!!!(^^)って言われて解放\(^o^)/
心臓の高負荷状態でも特に異常が無かったってのは喜ばしい事ではあるが、地獄のような検査だったのでホントにもうダメかと思った(T_T)
正直、運動負荷心電図検査はもう二度としたくない検査だわ(T_T)
マジ死ぬかと思った(_ _|||)
でも、こんなキツい検査だと知ってたらぶっちぎってたかも(笑)
・・・知らなくて良かったって事で(^^;
先生がおっしゃるには
酒は控えて・・・(元々あまり飲まないけど)
運動をして・・・
痩せて下さい!
だな!!
帰りに
唐揚げ弁当大盛り買って帰ったさ~(-.-)y-~~
↑ ↑
ささやかな抵抗