CTAC

さて、ここ数年恒例のCTAC2020に参加しました。


2019年はウェットだったため記録を伸ばせませんでしたが今年はコンディションの良さげなドライ。

2019年の外撮り動画を見ると2018年より全然良い動きだったためそれをベースにセットアップ。

152ミリ 18キロ+27ミリ 2.7キロヘルパーの組み合わに、フロント2ターンのプリロードが良かったので外径635ミリから642ミリになったフロントタイヤに合わせてリア車高を3ミリアップ。

しばらく前にamsmさんとの話の中にあったリア限界の話を自身に落とし込み、キャンバーを4度20分に増やしトーアウト30分、片側3ミリのスペーサーをセット。
不発だった鈴鹿で気になったブレーキパット、ローター、リアタイヤは新品に交換。
セントラルにマッチしたスタビリティと旋回力が出せました。

一本目、計測1LAP時はアクレ800Cのカーボン被膜が形成されておらず180キロオーバーからのブレーキング～1コーナーで止まらずオーバーラン、危なかったです。

ビリでも良いから出場する、と決めて
2017年 1分29秒748
2018年 1分28秒587
2019年 ハーフウェットながら好感触の1分30秒333

年1回、計3回のデータ蓄積、結果と地道なアップデートでもっと出るはずと今回。

1分26秒503をマーク。


公式タイムランキング上では、DC2を含めてインテグラのラジアルレコード。
地元スペシャリストの前には三日天下でしょうが完全アウェイの僕には一度あれば十分です。
君臨も奪還も別段必要ありません。

同日記録された各クラス、車種のコースレコードをエベレストや富士山とすれば、天保山程度の話。

それでも大学生の頃、進学に伴い地元和歌山を離れ、大阪は八尾教習所で普通自動車免許を取得し、初めて走りに興味が湧き、当時発行されていた関西ローカル誌、カーロードを眺める貧乏学生がセントラルサーキットを攻略してみたいと思ったのが20年以上前。
林立するサーキットを目的に三重県に住み着き、自分の背丈であるモーターランド鈴鹿をホームコースとして、DC5として一つ納得することができました。

スタッフの方に顔と名前、毎年タイムアップしているコトを覚えていて貰えたのも嬉しかったです。

昔ながらのスタイリングを維持したまま現在の技術で驚異のタイムを刻むEF8、9や。
車種の常識を遥かに超えた速さのコペンやトルネオ等々。

プロではない自分と同じ素人の緊張感や情熱溢れる取り組みと、創意工夫、魂が肌で感じられる空気。

チューニングカーが好きなら先ずは見学だけでも。

絶対的な速さに関わらず取り組みの真剣なサーキットユーザーは参加してみて下さい。

シャーク井入選手の軽妙な司会もお笑い芸のように楽しい時間です。

僕としてもまた少し方向性を変えつつチャレンジを続けます。

サーキットアタッカーとして、モチベーションや目標の欲しい人は是非一緒にチャレンジしに行きましょう～♪