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4月連戦の最後は関東地区第3戦．
前週の全日本エビスできっかけをつかみつつあったものの，それは分かっただけで出来るようになるにはまだ自分を変える時間が必要です．大会前日の土曜日は単にこれまでICCに練習へ行くタイミングがほぼなかったので，忙しくなって行けなくなってもダメもとで申し込んだのですが，今の自分にとっては丁度よい機会になるはずでした．

が，その土曜日は冷たい雨．持っていった寿命間近のテスト用タイヤと合わせてあまりにも異なる条件から，トレーニングという意味ではあまり進歩無く終了してしまったのでした．

結局決勝は”これまでと変わらない自分”で臨んだ大会となってしまい，結果は3位（しかも1本目MCのおまけつき・・）．
今年の中では最上位ではあるものの，自分の内容的にはほぼこれまでと同じレベルのものだっただけに，まだ先が長いことを感じざるを得ない大会になりました．
確かに自分が変わっていないので内容が変わるわけもなく，またこれまで地元に近いイメージで慣れ親しんだICCだったもののNDでは経験が少なかったこともあって致し方ないことではあるのですが，ここで契機をつかめればと思っていたのはお預け．

一方で今回も少しではありますが試した事がありました．
1か所だけですがやはり考えていた事に間違いはなく，今後に向けてこれを無意識にすべての組み立てへもっていけるよう日々進んでいきたいと思います．
次から”第2章へ入った”と言えるように．

地区戦さるくらからインターバルが1週間もない中で迎えた全日本第3戦エビス西ラウンド．全日本もてぎ，地区さるくらといずれも自分の中にある問題を解決できないままイベントに突入となりました．

しかしながらそんな時に限って4月から加速した業務過多がピークを迎え，日曜に急遽かなり大事な会議が設定されてしまいました．本当であれば問答無用でキャンセルしなければならない所だったのですが，元々決めていた今年最後の全日本ということで周囲の暖かい協力を得る事が出来，資料は土曜中に旅先で自分が仕上げることを約束してようやく参加することが出来たのでした．

また，不安定だったトラクションのかかり方に関してもNDのPN化にご協力頂いたブルーガレージさんに1週間前のさるくらで相談した際，”どうせなら間に合わせましょう！”と言って頂き，大変お忙しいにも関わらず金曜までに仕上げて頂いたのでした．

そんな風にいろんな方のご協力で出場できた今回の大会，何とかして結果や内容でお返ししたいと思っていたのですが，やはり解決の糸口を探しているような状況では結果はもとより内容に結びつくはずもなく，結果は10位．自分的には内容的にも結果的にも4月連戦の続きのような試合に終わってしまいました．

ただこれまでと違うのは，少し明りが見えたこと．
1本目のあとにいろいろ考えた挙句，2本目にほんの少しだけこれまでと違う事を試したのがきっかけでした．本当に小さい試みでしたが，そこで得られた事はそれまで出口のきっかけすら見えなかった自分にとってとても大きなものでした．BRZとは異なるそれはまだ原因がわかっただけで手の内に入れるには少し時間がかかるかもしれませんが，これをせっかくの機会ととらえシーズン後半に向けて一歩ずつ確実に進めていきたいと思います．
今年は上記のような状況もあって少なくとも全日本は今回でおしまいですが，クラス移行で新しく多くの方とお会いできたつながりを大事にして，次にお会いできる時を楽しみにしたいと思います．

4月の連戦と業務過多でこちらはほとんど手がつけられなかったのでですが，このお休み（といっても強制的に大分シュリンクされましたが）を使って少しまとめてUPします．ま，残念ながら内容的にはどれも似たようなものではあったのですが・・．

4月連戦の最初は関東選手権第2戦さるくらです．
今年の業務負荷を考えると土日両日を自由に使える可能性が低く，今回はそれらを見越して前日練習には参加しませんでした．結果的にその読みは当たって良かったのですが（遠距離なので前日入りのみしましたが，結局早めに入った宿で仕事してました泣），当然新タイヤ＋NDでさるくらの組み合わせはぶっつけ本番．

明けて決勝は午後から雨予報でしたので当初は1本目勝負と思っていました．ですが50台レベルという少ない参加者と主催の方の奇跡のタイスケから，終わってみれば雨が降ってきたのは試合のほぼ終わりで全車ほとんど雨の影響のない勝負となりました．

そんな中，自分の結果は4位．路面温度で苦しんだ地区開幕と同じ結果に終わりました．
他の試合でもあった謎のスタート遅さやトラクション抜けはあったものの，深刻なのはそれ以外のところ．その時はまだ原因が想像の域を出ないものでしたが，全日本もてぎで見られた自分自身の類のものであることは容易に想像できました．
いずれにしても仕事に加えてこの時点での出口が見えなさ度合いで厳しい現実しかありませんでしたが，そんな思いとは別に連戦が続きます．