コンデンサーチューン:点火系編
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
「コンデンサーチューン:効果の検証その1」では、
・バッテリーにコンデンサーを取り付けても効果が無いこと
・機器の近くに取り付けることで効果があること
を示しました。
「コンデンサーチューン:効果の検証その2」では、
LEDの明るさの違いによりコンデンサーの効果を”見える”形で示してきました。
では、実際どのような形でクルマに応用すると効果が出るのでしょうか?
直接効果が反映されるのは、エンジンでしょう。
点火系でコンデンサーチューンを行います。
2
コンデンササーは、10000μF50V 耐熱105℃ のモノを選択しました。
手に入りやすく手ごろな電気容量だと思います。
外形も大きすぎず、エンジンルーム内に設置するのにスペース的な問題はありません。
ただ、50Vの耐電圧と耐熱温度に不安があります。
12V車なので耐電圧が50Vであれば充分なのですが、点火コイルの発生したスパークの一部が影響して耐電圧を越してコンデンサー壊してしまうのではないという心配があります。
また、エンジンルーム内に設置すると、温度が105℃を越してコンデンサーが壊れてしまうのではないかという心配もあります。
心配事はありますが、”実験”ですから恐れずにやってみましょう。
3
ディストリビューターには、コンデンサーがついています。
これは、点火コイルの発生したスパークの一部が電気回路に影響を及ぼさないように取り付けられています。
7pF程度の非常に小さな容量です。
このコンデンサーの端子に、10000μFのコンデンサーを並列に接続します。
端子を2階建てにして接続しました。
マイナス側(アース)はディストリビューターの取り付けネジに共締めにしました。
4
コンデンサーは、カムカバーのネジ穴の空いているところに取り付けました。
ここなら多少は温度が低めかな?
5
コンデンサーを取り付けたその効果は・・・
点火プラグを新品に換えた時のような変化を感じます。
低回転で、一つ一つの爆発が力強くなり、トルクがあがったような感じがします。
トルクピークの 4800rpm から パワーピークの 7200rpm までもたつき感がなく吹け上がるようになりました。
まぁ、数字やグラフなど目に見える形のものがないので、「プラシーボでしょ!」と言われてしまえば反論のすべがありません。
検証実験の結果を信じ、良くなっていると信じましょう。
いずれ燃費の向上など数字がついてくるものと思います。
6
おまけ
青いコードが、点火コイルへの電源供給コードです。
他のコードに比べ太めのものが使われています。
他のクルマではすべて同じ太さのコードが使われていたように思います。
やはりシルビアは”走る”ために考慮されているのだと感じました。
それともいまどきのクルマは全て点火系に太いコードが使われているの?
それならそれで、正しいコストのかけ方だと思います。
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