朝の通勤時間帯の料金所ゲートに 見慣れぬクルマ。
一見 トヨタの小型車なので、フツーならそのまま見逃す所だが、
どこか気になるデザインだったので、車名にじっくり目を凝らした。
トヨタの世界戦略車 iQ 初お目見えの瞬間だった。
---
樹脂加工の工夫でエアコンユニットを一体化、体積を8割に抑えたり、
部品点数を3割削減したシートフレームなど、新技術満載のクルマ。
世界同時不況の折、当初計画よりもグローバル展開は遅れるだろうが、
タタ自動車のナノが量産もおぼつかないような状況なので、
トヨタ流の小型・低コスト設計の技術は、巨大インド市場でも日の目を見るハズ。
この不況を乗り越えた後には、トヨタの業績回復の一翼を担うだろう。
---
消灯が遅めの207CCのヘッドライトが、前を行くiQのボディ下部を照らした。
真っ白なボディと対照的に、新車らしい 黒の防錆塗装が光るボディ底面。
両サイドのサスペンションが、路面のうねりに合わせて、細かく動いていた。
他の車は ボディの側がゆっくり動く印象だが、iQの後ろ姿はチョット違った。
ゆったりと構えている上体の下で、足回りが良い仕事をしている印象。
きっと、短いホイールベースなのに、それなりの乗り心地を発揮しているのでは?
「わ」ナンバーのクルマだったので、ちょっと借りて走らせてみたくなった。
Posted at 2009/01/31 03:30:20 | |
トラックバック(0) |
クルマ全般 | 日記