ＦとＫのブログ一覧

某ジイジのある日　その１

　例によってむかし、むかしのお話です。
2人目の孫を妊娠している 娘のお腹もかなり大きくなって近所の奥さん達から
『まだ自転車に乗ってるの？危ないわよ』とご親切にも言われるようなったので孫の保育園の送り迎えをジイジとバトンタッチすることなった。

朝8時15分頃、娘に電話で「○○（かわいい孫の名前）の準備はいいか？」
「あっごめん寝坊しちゃって、45分ごろ来て」
時間になって迎えに行く、ドアを開けて「○○や～おはよう、ジイジと保育園行こう」、
自転車の前に孫を乗せて慣れない自転車をこぎだす、孫の座席が膝に当たってなんとも乗りにくい、ちょっとふらつきながらなんとか前へ。

少し走ると子供を乗せたお母さん達が大勢居る、
中には前に１人後ろに１人、その上１人おんぶしている豪傑母さんも居る、それがみんな早い、信号が青になるとまるでレースのごとく先を急ぐ、俺も負けじとこぐがどんどん抜かれてしまう、３人乗りのお母さんにも抜かれてしまった。

みんなすごい、仕事に行く為だろうがそれにしてもすごい
「母はつよし」の最も分かりやすい具体的な例だろうと感心しきりである。
ついにビリッケツになって青息吐息で皆さんの背中を見送りながらそう思うジイジなのでありました。

お迎えにも行くんですが、私が行くと入口で3人の男の子が遊んでいて、私と目が会った。
一瞬動きが止まった後に『ア～っ、○○チｈゃンのジイジだ』と言って奥に走って行き、
『○○ちゃんのジイジがキタア～』と叫ぶと大勢が走り出てくる。

『ほんとだ～ジイジだ、ジイジだ～！　あははは～』だと。
最期の『あははは』はなんなんだ！こんガキャーッ、全く可愛くねーなー。

すると先生が孫を連れて出てきて『まあ、人気者ですねえ』

「はあ、どうも・・・、○○や、はやくかえろう」と孫の手を引きガキャア共を一睨みして早々に引き揚げて来ました。

その前にＦで出かけた帰りにそのまま行った事が有って、変なジイジと言う事になったらしい。
いくら人気が有ったってこいつ等相手じゃあねえ…。

　未だ明けやらぬ闇に眠る静かな住宅街にその静寂を破る悲鳴が！

その被害者？加害者？は実はかく言う私なんであります。
先ずはご近所様にお詫びを申し上げなければとは思っているんですが…黙ってようかな…

　早く目が覚めたんで『そうだ、風呂にでも入るか』と言う訳だ入ったんですが今、壊している自宅と今の仮の家では操作が違うんですよ。

　賢明なる読者諸兄、諸姉には御明察の通り寝惚けていたんで間違って水のシャワーを浴びてしまったんですよ、冷たかったー。
心拍数はどーんと上がるし、俺アウトかも、と思った位です。

這いずる様に2階の自分の部屋に戻って外を見ていたらパトカーがゆっくりと間をおいて2度通過して行きました。

　きっと誰かが通報したんだろうなあ・・・ゴメン。

反省しながらこれを書いてます。

ご用心、ご用心・・・・

　今まで付けていたドラムケースにも少し飽きて来たので、革の四角いバッグに換えてみました。
テルテル坊主と、見張り役にステンドグラスのブルドッグを任命する事にしました。
昔からアニメなどでお巡りさん役が多かったのできっとしっかりやってくれるでしょう。
　頼んだぜ。

バッグに付けるのにボンドや両面テープでは後が大変になるんで、ドリルで穴をあけて、ボルトを通してナットで〆込みました、多分これが一番傷が小さいんではないかと…

バッチリだと思うんですけど、どうでしょうか？

。























このバッグは結構入るんですよ。

毎年行っていた「我が家のミッレ・ミリア」でこの年は私の退職で卒業旅行と言う位置ずけでした。
もう、指折り数えて…まあいいか。
　
　この日の宿はな～んと、京都の三大老舗のひとつである「柊屋」さんである。
都合でその別館になってしまったがそれでも充分。
　　京都は充分な敷地のある宿は少ないので駐車場を契約しているところも多く、駐車料を別途請求されることもあるが（それもかなり高い、えっと言うぐらいに）

ここは駐車場があったが「本館にあるのでそちらに行って欲しい」とのことなので行って見るが駐車場など何処にも無い、本館の在る一角を１週してみたが無い、もう1回回ってみたがやっぱり無いので本館の受付に行くと案内してくれた先は、２週もした高い黒塀の所（これで大きな松の木が出ていれば正にお富さんの世界なんですが、粋な黒べ～見越しのまあ～つに）な～んてね、で、それを開けると駐車場になっていた、一寸見た目には全然分からない状態（説明する時に一言いえよな！2週もしちゃったじゃあねえか）中にはズラリと高級車が停まっていた。（いたずらされる心配が無いので安心できる）

　すると駐車場でゴルフの練習をしていたおっちゃんが寄ってきてわが愛車の事を聞いてくる、チェックイン前のみんなが忙しそうに立ち働いているときにこんなことをしていられるんだからこいつがオーナーだろうと思う。
　髪結いと旅館の亭主はって感じですかね。（お前も客の出迎え位しろよな）
　　
まだ時間は早いし、京都は露天風呂はないし、せっかく来たんだから八坂神社と先斗町を散歩していると舞妓さん２人が観光客に囲まれているのに出会う、わが女房殿も早速駆けつけてシャッターを切る。
　「あれは観光客が貸し衣装を着ているんじゃないの」と言うと、速反論
　「違うよ絶対に本物だよ、だってここは舞妓さんの修練場の前だよ！」もう口を尖らせてる。
　「修練場の前だからといっても本物とは限るまい」と言いたかったがこんなことで喧嘩になるのもバカバカしいので止めて宿に戻って風呂に入ることにする。　

　　チェックインしたときに「お風呂は何時に入りますか」と聞かれていた。
　ここは勝手に風呂に入ることはできないらしい、時間になると風呂の係りから電話が入る、「お風呂のご用意ができましたのでどうぞ」、行ってみると係りのおじさんが待っていて案内してくれる「こちらをお使いください」と。
　風呂から上がってガラガラと引き戸を開けて出るともうおじさんが前にいて
　次の人の準備を始める、風呂は４つあるが好きなように入るわけには行かなず、全部小さい家族風呂で係りのおじさんが振り分ける。
　明日の朝の分も予約しておく。

　夕食はもちろんおいしい、結構疲れたので、夜の街である祇園や先斗町っがすぐそばなのに京都の夜に何処へも行かずに酒を少しと泪を飲んで寝る。（祇園と先斗町は今度1人で来た時だと誓いつつ）

　　何年か前に京都の三大老舗、炭屋、俵屋、柊屋の炭屋さんに泊まったまったときも風呂は小さかったが工夫のしてあるなかなかいい風呂だったが、京都在住の知り合いが宿まで迎えに来て
『京都に来ていてなんで知らせないんだよ、いい所が有るんでさあ行こう』と誘われたんで行く事に。
　炭屋さんの夕食も食べたかったんですが女将さんにお断りをして行って来ました。
『女将さんごめんね、又来た時に頂きますので許して』と言ってからまだ行ってません、ゴメン。

　もう店の名前は覚えていませんが確かにいい店で何もかもが美味しかったです、自分の懐ではとてもとても。（サイテーの食レポですいません…

行きたいな～っ！！　　　　　　　　　　　　　　次は『白梅』の予定です。

２０年の返済をし続けてやっと名実ともに自分の物となってそんなに立っていないのにこの姿に…
もう少しで完全な更地になるでしょう。

そして来月から倅一家と同居する私達夫婦と私の母親にとって人生の黄昏時を過ごす終の棲家が着工されます。
今年中には新居に入れる予定です。

孫に翻弄される日々が始まるんでしょうね、楽しみでもあり・・・
私が生きている間にどこまで返済できるか、少し不安です。