アイサイトの機能（ＳＲＶＤ）一部停止はできない

アイサイトのオプションだったかＳＲＶＤ（SUBARU Rear Vehicle Detection）という後方の車や障害物を検出して警報を出してくれる機能があるが、４ヶ月ほど前にリアバンパーの当て逃げに会い、外観はちょっとペイントが剥げた程度でコンパウンドで磨いてタッチアップして我慢していたのですが、どうもアイサイトのエラー警告が出る。ＳＲＶＤの一時停止が出っぱなしになり、不快な警告音が気になる。

ディーラーで調べてもらったらＳＲＶＤのセンサーとバンパーフェースを交換しなければならないそうで、塗装の補修もレーダーに影響があるとかで難しいので何でも新品交換らしい。Ｆバンパーの補修も含めて２１万円！の見積り。
とりあえず修理は後でいいからエラーが出ないように機能を止めてくれと頼んだが、それはできないそうだ。
右後のバンパー内側にセンサーがあるが、ちょうどそこに傷があり内側から押されてできたとみられる凸形状の小さな膨らみがある。

バンパー下の隙間から覗くとセンサーが見えるが、見た目には特に異常はなさそうだ。
そこで配線が切れたかコネクターが折れたのではないかと思い、仕方なくバンパーを外してみることにした。やったことはないので外し方を調べてみたが、レヴォーグのＲバンパーはなかなか見当たらない。
手探りでやってみたが割と簡単でした。SUBARUの工場でバンパー取り付けとセンサーを見てきたが、あっという間に前後の取り付けをしていた。
２人作業ですが１工程１分ほどで前後を取り付けていました。組付けは簡単でも取り外しはきっと大変なんだよね。

なるほどセンサーが押されてブラケットが折れて曲がり、向きが変わってしまっていた。コネクターも配線も見た目は無事でした。
コネクターを抜くと「販売店に連絡して」とメッセージが変わるので、センサーは生きているようだ。

コンチネンタル　”ＳＲＲ２－Ａ”　センサーブラインドスポットモニターというドイツ製の部品でした。
さすが頑丈にできていて本体は破損していませんでした。なのに５万円もする新品に交換するのはもったいない！
折れたアルミ製ブラケットを探してみることにして今回はここまでで復元。