K1300R オイル交換 (フィルター交換有り)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
BMW K1300Rオイル交換です。
過去にフィルター交換なしバージョンは投稿したのですが、今回フィルター交換もしたのでメモも兼ねて再投稿します。
5年前に中古20000kmで購入した車両ですが年2000kmしか走ってないのでオイル交換のみ年に1回、今回30500kmを迎えたので10000km毎にフィルターも交換という事で車両購入して初フィルター交換です。
オイル
今まではネットでカストロールの4リットル2000円程度のオイルを使用していたのですが今回はYAMAHAのまあまあ上級オイルでR1等のスーパーバイクにも使われるプレミアムシンセティックの20リットル缶を購入しました。
価格はネットで22000円1リットルあたり1100円です。
1リットル缶や4リットル缶を店頭で買うと1リットルあたりの価格が2500円から3000円となるのでネットで買って自分で交換するのが安上がり♪
ちなみにこのプレミアムシンセティック4リットル缶が5000円程度でネットで買えるので20リットルもいらないよ!
って人はそちらを購入すると良いでしょう。
僕はK1300Rと通勤スクーターのシグナス、釣り用ボートの70馬力船外機にも使うし、バイク仲間も我が家にオイル交換しにくるので20リットル缶でも1年で使い切ります。
工具は
・ブレーカーバー
・エクステンションバー大(フィルター交換時のみ必要)
・エクステンションバー小
・T50トルクス
・76mm14角オイルフィルターレンチ
・トルクレンチ
・オイルジョッキ
・廃油受け
・パーツクリーナー
・ウエス
工具は全部揃えるとトルクレンチ以外で5000円、トルクレンチは5000円〜30000円くらいとまちまちです、僕はKTCのデジタル式のトルクレンチを16000円位で買って使ってます。
工具は一回買ってしまえばそれで終わりだし、オイル交換自分で数回したら十分元をとってしまいます。
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ドレンプラグを外すのにK1300Rはトルクスという普段馴染みの無い工具を使います。
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K1300Rのドレンプラグを外すトルクスはT50というサイズです。
☆みたいな形がトルクスレンチの特徴となります。
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車体右側の指差したあたりの車両底部にドレンプラグがあります。
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エキパイの間にひょっこりプラグがあります。
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左回りにボルトを外すとここから1リットルくらいオイルが抜けます。
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抜いてる間にプラグをチャチャっとパーツクリーナーでお掃除して、ドレンワッシャーも交換します。
交換した際、ワッシャーとボルトの当たり面にエンジンオイルを指で薄く塗って置きます。
車体のオイル排出口のボルトの当たり面もウエスで掃除して一応、エンジンオイルを指で塗って置きます。
ドレンワッシャーは以前のオイル交換投稿でどんなものを買ったのか書いてありますのでそちらを参考にされて下さい。
ウェビックのサイトで車種別で検索しても簡単にヒットします。
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ドレンプラグの締め付けトルクは28N・mです。
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お次はオイルタンクのオイル抜き
オイルレベルゲージを兼ねたホースがオイル排出の役割もしますのでシートを外してシート下にあるこのホースを指で摘んで外します。
爪がカチッとハマってますので写真のとおり指で摘んで爪を解除して上に引き抜きます。
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分かりづらくて申し訳ないですが、このように外側の輪を指で摘まんで変型させると爪の引っかかりが解除される仕組みです。
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ゴミが入ってもいけないので一応僕は養生テープで蓋をしました。
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ホースを車体の隙間から抜いて車体下部にこのように垂らしてオイルを抜きます。
本当にチビチビしか抜けず30分くらいかかります。
何かで暇を潰しましょう。
僕はバイクでそこらを20分くらい走ってオイルを温めてから抜いて30分かかってるので冷えたままだともっと時間がかかるかもしれません。
廃油はポイパック等を利用して廃棄されている方が多くいらっしゃいますが、僕は空いている20リットル缶(不要になった灯油のポリタンクでも良いと思います)に貯めておいて、車検の時に車屋さんに無料で処分してもらってます。
実は廃油って売れるので車屋さんも日々業務で出る廃油は廃油回収業者に売却しています。
自分がお世話になっている車屋さんに廃油無料処分出来るか聞いてみると良いと思います。
まあ、そんな廃油の置き場なんてないよ!って方はポイパックがお手軽で良いと思います。
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ホースからオイルが抜けなくなったら、最後車体を立てると30秒くらい偏っていたオイルが抜けますので一応やっておく事をオススメします。
次はオイルフィルターを外して行きます。
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フィルターレンチは76mmの14角と言うものが純正品に対応しています。
このレンチはアストロで500円以下で買えました。
社外品のフィルターだとフィルターレンチが無くてもソケットレンチで交換可能なものがあります。
これもウェビックで買えます。
ソケットレンチのタイプのフィルター在庫が自宅にありましたので最後にアップします。
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フィルターは車体左側のスタンドの根元のちょっと左にいます。
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フィルターレンチをスポットはめて何も考えずに左に緩めます。
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緩めたら排気管に盛大にオイルがかかりました。
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車両火災の原因になる事もあるのでパーツクリーナーとウエスで綺麗に拭き取り掃除しておきます。
言い忘れですが、外したフィルターがレンチに見事にハマって抜けなくなる事が有るのですが、金属棒や貫通ドライバーをエクステンションバーを差していた穴から差してガンガン叩いて僕は対処しています。
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オイルフィルターの当たり面は綺麗に掃除した後、指で薄くオイルを塗っておきます。
新しいオイルフィルターの当たり面にも一応塗っておきます。
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着座後、3/4回転とか言われますが、よくわからないのでトルクレンチで15N・mで締めておきます。
ありゃ!行き過ぎた...まあいいや
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フィルターもつけ終わったらオイル投入口からオイルを入れます。
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オイル交換のみが3.5リッター
フィルター交換もすると3.8リッターくらいか?←取扱説明書読んでません、ごめんなさい(笑)
何も考えずにとりあえず3リッター入れときます。
入れ終わったらエンジンを始動して20秒くらい様子を見ます。
そうすると油面がminより下に下がりますので油面がminとmaxの間に来る様に追加で足します。
僕は3リッター+追加で0.8リッターくらい入れました。
入れ終わったら一応エンジンをかけてみてざっと様子を見てみます。
油面は僕は車体を立てた状態でチェックしています。
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最後に行程14で少し触れたフィルターレンチが要らないタイプのフィルターです。
17mmのメガネレンチやソケットレンチで締め付け可能なタイプです。
前回ディーラーに行った際、純正フィルターどんなもんかと3000円で買ってみたのですが、2200円とこちらの方が安いしフィルターレンチがハマって抜けないトラブルにも遭わなくて済むので、純正にこだわりの無い方はこちらの方が良いかもしれません。
僕は次回からこちらの製品を使おうと思ってます。
ドライサンプでオイルパン式とは違いちょっとオイル交換が面倒なK1300RですがDIYだと安上がりで交換可能なので自信のある方は挑戦されても良いのでは
今回かかった費用
オイル1100円×3.7=4070円
オイルフィルタ3000円
ドレンワッシャ50円
パーツクリーナー50円
ウエス30円
消耗品総額7200円
以前ショップに出していた時はオイル交換のみで14000円かかっていたのでオイルのみだと1万円節約
フィルターも部品代+工賃1000円だとすると11000円節約です。
僕が11000円稼ごうとすると残業5時間しないといけないのでまあまあのコストダウンです(笑)
ちょこちょこ省略しているところがあるので参考にされる方は以前のオイル交換のみの方の記事もご覧になってみてください。
それでは皆さん良いバイクライフを♪
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