2016年05月05日
【備忘録】タイヤの空気圧について
ども、タイヤのインチアップをしたは良いけど、タイヤサイズ自体は純正19インチと同じサイズだし空気圧も同じでいいかなと、何も考えずに純正と同じ250kPaにしていたnakabanです。
今回は予算もあって「ダンロップ LM704」にしましたが、今後も考えて225/45R19のタイヤサイズで他メーカも含めてどれだけ選択しがあるのかと検索したら・・・
今まで余り気にしていなかったLI(ロードインデックス 以下:LI)の値がタイヤによってかなり違う事に気がつきました。
で、このLIですがダンロップの説明では
「規定の条件下においてタイヤ1本で支えることができる最大負荷能力(kg)を示す指数(インデックス)です。」
だそうで、主にタイヤに入れる空気圧によって最大負荷が変わるようです。
このLIにはいくつか種類が存在しており
1:JATMA規格
JATMA規格は、日本のタイヤの規格です。
入れても良い最大の空気圧は、240kPaです。
2:ETRTO(スタンダード)規格
ETRTO規格は、欧州のタイヤの規格です。
入れても良い最大の空気圧は、250kPaです。
4:ETRTO(エクストラロード)規格
エクストラロード(eXtra Load)
内部構造を強くすることで、通常よりも多く空気を入れることが可能になった強化タイヤの規格です。XL規格と略す場合があります。
レインフォースド(Re in Forced)
直訳すると、「補強された」という意味です。
エクストラロード、レインフォースドのどちらも同じ規格のことですが、製造しているタイヤメーカーによって、どちらの名称を使用しているかが違います。
入れても良い最大の空気圧は、290kPaです。
規格について大まかに理解したら、次は具体的に今回のGJアテンザで必要な空気圧を見てみましょう。
GJアテンザの19インチの純正採用タイヤは
「ブリジストン Turanza T001 225/45R19 92w」
で、この場合はのLIは「92」です。
*ちなみにその後ろのアルファベット「w」は速度記号でLIが規定どおりに満たされた場合に出せる最高速度を表す記号で「w」では最高270km/hまで出せます。
ちなみに一応調べたら、このタイヤはETRTOスタンダード規格でした。
タイヤそのものに○で囲まれた「E4」の刻印があればETRTOスタンダードです。
そして、GJアテンザの標準空気圧は19インチでは前後共に250kPaです。
ETRTOスタンダードの最大値ですね。
ではこの条件でのタイヤ一本辺りの最大負荷能力は以下の通りです。
・ETRTOスタンダード規格 LI:92 空気圧250kPa
最大負荷能力:630kg
次に今回自分のアテンザワゴンに履かせたタイヤは
「ダンロップ LM704 225/45R19 96w」で
メーカページをみるとXL規格だそうです。
では、純正と同じ630kgの負荷能力を得るにはどれだけの空気圧が必要なのかを調べましょう。
条件は以下の通り
・XL規格 LI:96 必要負荷能力:630Kg
必要空気圧:250kPa
LIの数値が純正Turanza(LI:92)よりLM704の方が高い数値(LI:96)のおかげで、純正空気圧と同じ圧で同じ負荷能力を得られるようです。
最初は、LIなんて気にしてなかった所にふと気になって空気圧を変えなきゃと思っていたのですが、今の純正の空気圧で問題ないようです。
改めて調べてみて一安心です。
皆さんも乗り心地などで空気圧を下げたり、燃費を気にしてあげてみたりする時は今一度調べてみたら良いかもしれません。
では今回はこの辺で
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Posted at
2016/05/05 12:09:50
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