
昨日は、私が例の研修会に行き
息子とダンナは今度入学する小学校に行ってきた。
TSUTAYAで待ち合わせしたのだけれど、息子はご機嫌ダンナは凹んでいた。
「新しいおともだちができたよ!」
とかなりはしゃいでいた息子。
一方、ダンナは
「なんだかんだ買わされたよ....体育着くらい自由でいいだろっ!」
とグチっていたが、この時代でもみんなランドセルなんだから体育着だって揃いだろう。
まぁ、入学時はお金はかかるものだよ。
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今、遅ればせながら
山崎ナオコーラの「人のセックスを笑うな」
を読んでいる。
好きだな、この小説。
19歳男子と39歳の絵画教師の恋。
なんとも乾いた表現がいい!
無駄のない文章だと思う。
小説は、あらすじを書き並べるのではなく細かいディテールで埋めていく作業。
かっこつけて言えば...
ディテールでカンバスに色を付けていく作業。
クールに地道に。
表現力、そして労力が必要になってきますな....うむっ。
偉そうに言っておりますが^^;
山崎ナオコーラさんは、
「人のセックスを笑うな」で第41回文藝賞を受賞しています。
今度
永作博美さん、松ケンくん主演で映画化されるようです。
文藝賞といえば
山田詠美さんの「ベッドタイム・アイズ」が大好き。
冒頭の文章が印象的です。
”スプーンは私の体をかわいがるのがとてもうまい。
それは私の体をであって、心では..ない”
ソラで言っているので正確ではないですが^^;
彼女は小説を頭で書くのではなく、まさに五感で書いている。
五感で駆使し、それ以上に研ぎ澄まされた表現力....
彼女の文体が好きです。
「風味絶佳」も映画化されたようですが、実はこの小説はまだ読んでないですね。
Posted at 2008/02/14 06:10:16 | |
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