Cappuccino★kidのブログ一覧

天高く
澄みきった青ガリアの瞳（め）
宙蝉

ガリア人＝ケルト人のこと

結局、
起きたまま寝てない...
お天気がいいのでドライブにでもいきたいな^^

俳句って、「コピーライター」のお仕事のようなものですね。
決まった枠の中で、相手に思いを伝えるところ.....似てると思いませんか？
苦労して、作ったものがビシッと自分で納得いく作品になって相手にも褒めてもらえると格段の嬉しさ
これには、すっかりハマってしまったわ～
本当、面白いです。


ではでは、ここで一句....
っていいながら、3つも作ってしまった
今日も
「お題」に則り、詠んでみました。
本日の「お題」は
秋の草....


アブサンに 酔えば幻有か 桐一葉

滴りし　月の雫か　女郎花

明けの月 皓皓と照らす 花木槿（はなむくげ）

宙蝉


アブサンの句は、敢えて現実から離れたものにしてみました。

幻有（げんう）とは
仏教用語（と思います）。
すべての事物は因縁によって生じたもので、
実体として存在していないこと。
また、そのような事物。

前のブログで「土佐弁」に魅せられてる話をしました。
そんな中、
今度10月からの新番組で、高知を舞台にしたドラマやるのですよね

ＴＢＳ系　毎週金曜日　
よる10:00～10:54（初回はよる10:00～11:09）[10/12（金）スタート]
歌姫

出演／長瀬智也、相武紗季、佐藤隆太、大倉忠義、古谷一行、斉藤由貴、高田純次、風吹ジュンほか
です。

もちろん、土佐弁バリバリ出てきます
なんと「タイムリー」なことだっ
思わず、感動
（昨晩、「NG大賞」でやってたのです）

土佐弁って、一本筋の通った潔さと優しさが共存しているような不思議で魅力的な方言ですよね。
落ち込んでいるとき、
「なんちゃあ、ないきに」
なんて言われたら、とても元気になりそう。
高地の人の人柄も方言と同じように魅力的だと想像してしまいます。
私の周りに、残念ながら高知出身の人はいなくて、
映画「鬼龍院花子…」の登場人物がそのまんま私の中の「土佐の人間」のイメージなんですけれど…恥ずかしながら
土佐の人間を思い描くと
「筋を通す」
「義理人情」
というイメージが浮かびます。
「きりりとした中にも、いつまでも子供のような気持ちを忘れない」
そんなカンジかな。
それは、高知の人に限らず、四国地方の人々の気質なのかもしれません
私の職場に、愛媛の宇和島出身のおじさんがいたのですが、今私が想像したような性格で素敵な人でしたね。

あ。
そうそう....
今日のお題「彼岸花」の句できましたので、
四国の二人の師匠に批評を頂きたく....


彼岸花
触角伸ばし何ぞ聴く

誰想う
唱える呪文曼珠沙華

妖しげな
薄暗がりの彼岸花
宙蝉

一句だけ、曼珠沙華にしてしまいました

ウソってのは、そういうものなんだよ。
ウソをつくだろ。
それがばれそうになって、
ごまかすためにまたウソをつく。
ウソがどんどんふくらんで、
手におえなくなるんだ。
「ドラえもん のび太の恐竜　 藤子・F・不二雄 」より

今日は意外なところから名言を持ってきました。
そして
昨日の一句にちなんでいます。

嘘をよくつく人って...

過去に発言したことを忘れてしまっているのでしょう。
後から、全く違うことを言っています。
自分で気がつかなくなってくるのでしょうね。
こういう人の言う言葉は、
どんなに「重い」ことを語っても空々しく響くものです。
そして
虚言を文章に綴ってもすぐに「真実ではない」ことがわかるものです・
周囲の人たちからは
だんだん
「うわ～、また言ってるよ。」
としか捉えてもらえなくなってきますね。

「嘘」の話題ばかりになっていますが、
ここ最近この｢嘘」によって
自分を含めいろいろな人が「虚言」に巻き込まれたから自ずと拘らざるを得なくなっています。
「嘘をつく人」の心の奥には何があるか。
「自分がこうしてほしい」
「自分がこうしてほしいのに思ったとおりにしてもらえない」
そういう幼児的な欲求が根源にあるのだと私は思います。

さて
今日から
一日１つ「お題」を決めて俳句を詠んでみることにしました。
楽しい趣向になってきたっ
これで日々上達すればいいなぁ～

さて
「彼岸花」っと

廻る嘘
じっと見つめる彼岸花
宙蝉

写真
夜の駐車場にて。

巣張る蜘蛛おのず絡まり口惜しや
宙蝉



これは「無季」かな....
と思って詠んでみました。

巣を張り巡らして獲物を狙っていた蜘蛛が自分で張った蜘蛛の糸にかかってしまうという情景。
人間世界にたとえれば、ウソを張り巡らせていたが思わず過去に自分がついたウソを忘れてしまい、
墓穴を掘ってしまった...そんな雰囲気かな。


写真の本
今、こんな俳句の本を買って読んでいます。

「俳句歳時記」で季語を勉強してきましたが、ここにきて美しい自然などの情景を詠むだけではなくてもっと違った面を勉強したいなと思い始めました。
そこで出会ったのがこの本です。

今、敢えて季語を配さない「無季」の句に興味を持っています。
こんな句に惹かれます。

やっぱり
この本によると「無季」の句って高度だそうで、初心者にはちょっと難しいようです