
見知らぬ土地で、子供を産んで育てられますか?
急に自分の中に沸き立った疑問。
見知らぬ土地というのが、日本の中のどこかであって言葉も通じるなら
心細くはあるが、まずは大丈夫だろうとは思う。
家族や親戚がいなくても、夫さえいてくれれば。
その
「見知らぬ土地」が、
仮に言葉も通じない海外の、とある国になればどうだろうか?
まずは尻込みはするだろうな...
英語圏の国であれば、少しはマシかもしれないけれど
フランスやイタリアとなればどうだろうか。
少し前に読んだ、中山美穂さんが書いた
「なぜならやさしいまちがあったから」
という本。
彼女が結婚してフランスに移り住んでからのカルチャーショックやパリの街でであった出来事、その時の新鮮な気持ちなどが独特の文章で綴られていて和ませられる一冊です。
非常に良い本だとは思うのだけれど、その中には芸能人である彼女や作家であるご主人が特別な職業だからこそ
そのようになんでもスムーズに流れていくのであり
一般人の我々だとしたらちょっと違うんじゃないかな?
とふと考えてしまう節も見受けられる。
彼女、中山美穂さんが夫である辻仁成さんに言った言葉
「日本を出て子供を産みたい」
それがいわば、中山さんから辻さんへのプロポーズの言葉だったそうです。
辻さんも断れるはずもありません、あの中山美穂から言葉を言い換えれば
「あなたの子供を生みたい」
といわれているのですから。
おそらく、まだ前妻のMさんと離婚する前の話です。(多分)
結局、
何につけても芸能人だからうまくことが運ぶことであって、一般市民の私達が突然そんな決断をしてフランスに渡ることは難しい。
まぁ、自分達に重ね合わせること自体違っているのかもしれませんが。
彼女の子供の頃の、辛い経験、苦労も初めて聞くことであったので驚きと同情の念も沸きました。
Posted at 2009/08/31 08:05:08 | |
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