宮内庁御料牧場は「皇室の用に供する家畜の飼養、農畜産物の生産等の事業を行う機関」とされております。この地に来る前は、
下総御料牧場(千葉県成田周辺)として千葉県にありましたが成田空港建設に伴い、1969年に現在の栃木県高根沢町と芳賀町にまたがる敷地に移転してます。大きさは東京ドーム60個分とのこと。地元に住んでいて、これまで御用牧場に入ったことはなく、機会があれば行ってみたいと思ってました。
今回、町の広報誌に見学会募集があり、応募し行ってきました。
宇都宮の東側です。9月のHonda祭り栃木が行われた場所の北側。HONDA研究所等まではJR宇都宮駅からLRTと開通しました(Googleマップにもアップされてます)近くにバイク神社(安住神社)もあります(^^♪
御料牧場を南北に貫く公道があり、普段道として多くのクルマが通ります。
御料牧場通りという名称になってます。この道の左右に牧場が広がってます。
町の主催なので個人では敷地に入れず、バスでの入場でした。
まずはここでオリエンテーション、御料牧場の概要や目的などをレクチャー
その後見学会スタート
オリエンテーションのあったウエルカムセンター(名称は違いますが)
その前の庭というより広場
この奥に建物があるのですが、そこは天皇家が宿泊する施設で撮影禁止でした!
このグリーン上で様々な催しがあるそうで、各国大使を招いての懇親会などが行われるそうです。
ここから歩いて移動。馬の放牧地区へ
白い馬が1頭、見学会のために出してくれたそう。
人が来ると近寄ってくるそうで・・・
本当に近くまで来ました(^^♪
次に厩舎見学。シューズカバーをして消毒をして入場
ここには馬車を引く馬と、人が乗る馬が飼育されてます。
写真ではわかりにくいですが、馬車を引く馬は、乗馬用のウマよりかなりデカいです。 ガッチリした姿の馬でした。
ここで飼育された馬たちは、皇居や伊勢神宮で働くそうです。
馬車です。
実際に皇居にある馬車はこれよりも立派なものとのことです。
南の方を見るとHondaの施設が見えます(^^♪話がそれました。
次に羊たちの所へ。
羊に青い塗料みたいのが付いてますが・・・
今は羊の繁殖時期だそうで、この群れはメスだそうです。 このメスの群れにオスを1頭放って、自然繁殖を促すそうです(ハーレム状態)
オスのお腹に青い塗料を付けておき、メスのお尻にその塗料が付いていれば交尾したという印だそうで、それで管理しているとの事!!へぇーっと思いました(^^♪
この建物はキジ舎。雉も皇室の料理に使われるんですって。
敷地内には天然の雉も多くいるそうで、天然のほうが丸々太っていると言ってました。
その他、豚や乳牛、野菜の栽培、皇室で使われるいろいろな食材を生産していました。
ということで約1時間半の見学会でしたが、なかなか入れない所で満足しました(^^♪
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2023/10/02 22:11:08