
まったくもってどうでもいいことを、非常に熱く語ってみる。
唐突に始まって、今回限りか、気が向いたらまた熱く語り始めるかは現時点では謎。
常に、飲酒出筆なので、五時奪字はご勘弁願いたい。
さて、初回は何について熱く語るのかと言うと。
タイトルにある通り。
自衛隊の「3 1/2tトラック」について。
いすゞ自動車が自衛隊に収めている『ワークホース』
一般道を走っている事の多いこのトラック。
災害派遣等でニュースに良く出てくるこのトラック。
当初は「73式大型トラック」と呼ばれていました。
文字通り、1973年から自衛隊で働いております。
詳しくはWikipediaで調べてもらうと話は早いですが、
大きく分けて「初期型」「改良型」「新型」と3種類に分類されているようですな。
型式でいえば「SKW44#」「SKW46#」「SKW47#」と分かれています。
初期型のSKW440・SKW441型。
今では、見ることが出来ないと言っては過言ではないタイプですな。
フロントガラス下の三本のスリットが特徴です。
1973年から1986年まで生産されたいました。
装着されている「ゲタ山」タイヤからすると、
走行中の会話はほぼ無理。
初期型を目撃したら。ぜひ、写真に収めておくことをお勧めします。
他にも、もっと切ない特徴がありますがまた別に機会に。
改良型のSKW462・SKW463・SKW464型。
私にとっては、丸いヘッドライトしっくり来ます。
1987年から1998年まで生産さてれていました。
最近では、だいぶ数が減ってきましたが、
幌タイプや水タンク車などの汎用車は消耗が激しく、
だいぶん置き換わっているようですが、
誘導弾の発射機や、レーダー車輌などは新装備になるまで、
まだ現役続行のようです。
こちらは、スタットレスタイヤを履いているので、
走行中の会話は可能かと。
次は、1999年から納入されている、SKW475型。
2000年から速度表示灯の無い車輌が納入されているらしいので、
限りなく初期段階に納入された車輌です。
ヘッドライトが角型の4灯になったので容易に判別できます。
お次は、SKW476型。
パッと見は、速度表示灯がなくなっただけに見えますけど、
微妙に違います。
幌タイプや、後方支援隊の有蓋車はバンパーが黒で判り辛いですが、
475型のV8型エンジンから、直6のターボエンジンに変わりました。
比較しやすいように81式短SAMの発射機で説明します。
前線に行く車輌、つまり、敵の弾が飛んでくる可能性がある車輌は、
バンパーも迷彩塗装されているので、写真では判別しやすいです。
まあ、自衛隊車輌は露出アンダーになりがちなのだが、
決して、私の撮影技術が未熟ではないと言うことを、
声を大にして言っておこう。
ターボエンジンになった事で、
冷却効率を上げるためにバンパーの開口部が増えたのがお分かりいただけだろうか。
判らないという彼奴は、あえて言おう、
「貴様の眼は、腐っている。」と。
最後に、現在納入されているSKW477型。
防衛省の「3 1/2tトラックエンジン仕様書」なるものを見ると、
エンジンの高さが高くなったので、キャビンを高くした。
と言う改良がなされたようだ。
476型と比べると、一目瞭然だ。
ヘッドライトの上が嵩上げしてあるのがお分かりいただけるだろう。
これは、7tトラック(74式特大型トラック)でも見て取れる。
SKW46#とSKW476とSKW477を対比できる写真を載せておく。
最後に、
これは、あくまでも個人的考察なので、
この記事を鵜呑みにして、知識をひかれかし、
赤っ恥を掻いたと言う苦情は一切受け付けないので、
ご理解願いたい。
※追記
SKW475型とSKW476型の見分けるポイントを、
判り易く編集したものをのせておく。
左右で写りが違うのは、
「機械の決定的な優劣の差は、努力と根性ではどうにもならんのだよ」
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Posted at
2020/01/03 21:27:59