
僕が愛してやまないクルマ...それはスカイラインGT-R R34です。
写真はR34のカタログなのですが、幼稚園、小学生の頃は絵本のように見ていました。
小さいながらも、ひと目見て虜になってしまったのを今でも覚えています。
駐車場でR34を見かけると、オーナーさんに頼み込んで運転席に乗せてもらったりしていました。
カタログはどのページを開いてもわくわくする写真ばかり
書いてある内容は難しく、当時の自分には何がなんだかさっぱりでした。
これは最終モデルNürのポスター
チラシには500台限定と書いてありましたが、同封されていた紙には1000台に増産の文字が
レースゲームをするときは必ずR34に乗っていました。
90~2000年代にかけてたくさんの名車がこの世に生み出され、小さいながらにこんなにカッコいいクルマばかり販売されてこのあともこんな名車が出続けることができるのだろうかと不安に思っていました。
しかし、その不安は的中してしまいました。
街を見れば同じようなクルマが溢れ、外車をまねているのか分かりませんがディーラーごとに統一されてしまった顔、CMではエコカー、低燃費、電気自動車...
日産のCM、リーフ対180sxも180sxの名前はただの「スポーツカー」という始末...
もう走る喜びをうたったクルマのCMを見かけるのはごく稀です。
自分がクルマを乗れる年になり、いざ新車でMTを買おうとすると選択肢は片手で数えれるレベルにしか存在していません。
かつてのひと目見ただけでビビッとくるようなあの日本車たちはどこに行ってしまったのでしょうか。
ユーザーに合わせたためにエコカーがあふれたのかエコカーがたくさん出てきたためユーザーがエコ思考になったのか。
今思えばベストモータリングのR33広報車事件が可愛く見えてきます。
好きだからこそあんなに怒りが湧いてくる。
いまあそこまで愛されるクルマがあるでしょうか?
SKYLINEやNSX、例を挙げればきりがないですが、名車の名前をつかっただけのまったく別の車、いさぎよく伝説は伝説で終わらせて余計なページを継ぎ足さないでほしいです。
いつか、また日本車達が輝きだすことを願っています。
Posted at 2016/02/14 00:38:10 | |
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