お気に入りのミニカー TOMICA SKYLINE SUPER SILHOUETTE

【実車について】

★ FIA競技車輌分類上、グループ５カテゴリーのシルエットフォーミュラになる。規則上、ルーフはベース車と同じでサスペンション形式は変更不可、ウイングも車体幅から出てはならない、それ以外は自由となっている。その規則にスカイラインＲＳターボをレーシングカーにしたのがスカイラインシルエット。

★ エンジンはベース車のFJ20ETではなく、ラリーで鍛えられたLZ20Bエンジンをターボチューンしたのを搭載。最高出力は570馬力。

★ デビュー戦では予選を２位で通過するも決勝では僅か２周でリタイアした。赤/黒のカラーはデビュー前から決まっていた、と言われ提案したのはメインスポンサーのトミカ側であった。

★ スカイラインをレースに走らせるために全国にあるプリンス店が有志から資金を集めた。それが『PDC,(プリンスディーラーズクラブ)』でステッカーも人気となった。

【ミニカーについて】

★ 1983年仕様をモデル化。レースには11戦出走し５勝したマシン。ドライバーは長谷見昌弘氏。シルビア(S110)、ブルーバード(910)、スカイライン(R30)の３台で『日産三羽カラス』と呼ばれて当時人気を誇り、玩具やプラモデルになり、プラモデルは未だに再版が繰り返されています。
アオシマから発売されているのは、1982年仕様となります。また、タカラからはチヨップドルーフとなったアフリカ・キャラミを走った仕様もプラモデルで発売されました。トミカでも発売され人気のミニカーとなりました。

R30・スカイラインデビュー当時をリアルに青春を過ごした我々世代には無くてはならない存在のレーシングカーですね。