日産(純正) ドアミラー ASSY  

【総評】
納車2週間目に自宅の車庫にぶつけて傷つけてしまった純正標準ドアミラーユニット。色々と標準機能やディーラーオプションがついていた自慢の装備だけに、ぶつけた時には懐にも心理的にも大ダメージ。
人を轢いたりしなかったのは不幸中の幸いと考えるべきか。

車庫入り口の塀にぶつけた瞬間、ドアミラーが可動部から前方向に曲がり、通常の格納時とは逆方向に畳まれた時は肝が冷えました。しかし手動で元の角度に戻してみると、普通に元に戻り、角度調整も、自動格納も、ドアミラーウインカーも、アラウンドビューモニターも、何の問題もなく正常に作動。これは前に曲げることも想定して設計してあるんだ……そういえば車検の項目に「ドアミラーは可倒式に限る」という項目があったことを思わず連想しました。

機能的には問題なかったものの、左折時に視線を送るたびに、ざっくりとした大きな傷が目に入って心が痛むので、GARUDA BLLED MIRRORの装着ついでにディーラーでの交換を決意。部品代と工賃をがっぽり取られてしまいましたが、それは苦い経験として心に刻みつつ、更にパワーアップした自慢のユニットとして蘇りました。
2015年4月交換。

【満足している点】
サイドカメラが純正標準搭載されており、後退時や低速走行時にはアラウンドビューモニター側面部の視界を担うほか、走行中に助手席側の路肩の様子をモニターすることができます。
ドアミラーウインカーユニットも搭載しているほか、駐車時の自動格納機能が標準装備。施錠の状態を外部から確認できます。更にリバース連動下向きドアミラー、クロームドアミラーカバーといった純正オプションを装着することで、更なる高機能化やドレスアップが可能。軽自動車用の標準ドアミラーASSYとして、ここまで高機能なドアミラーはなかなかないのではないでしょうか。

【不満な点】
カメラユニットやドアミラーウインカーを搭載している分、ぶつけた時の修理費（ユニットの購入費＋工賃）が高額です。
カバー部以外を部分的に傷つけた場合、ユニット丸ごと部品交換が必要ですし、ミラーカバー部分は取り付け後の取り外しを想定していない構造のため、外すとミラーASSYまたはミラーカバーのツメが折れて壊れる可能性があるとのこと。つまりクロームドアミラーカバーを装着していた場合、ミラーカバーは無事だったとしても一緒に逝きます。私の場合はディーラーの整備士さんにカバーを外してもらったものの、ミラーASSY側のツメが折れました。うまく外せたらオークションで売り飛ばす計画だったのですが……。