以前からカプチーノのサイドブレーキの効きの悪さには信頼性を失っていて、カプチーノでジムカーナ走行するのがまったく楽しくないと感じていました。
カプチーノのサイドブレーキの効きが悪いから…昨年のうちにサイドブレーキワイヤーをリヤ部分だけ換えたりして見たけど、状況はまったく変わりませんでした。
それでも昨年1回だけ走った雨の筑波や、今年の平塚青果市場ではまあまあかろうじて効いていたので、まあこんなもんかなあ…
と思っていました。
でもとどめは今月の12日に今年初めて出たニュートン練で刺されました。
午前中朝イチから2本×2セットの計4本、サイドブレーキがまったく無反応でした。
今まではフロント、リヤともに14インチの165、それもビートのお古のZ2スターとかだから、それなりに横方向に出やすかったのかも?
それが今回は昨年製造のZ3で15インチ。
これが強大グリップで、外周でも一切流れない。
聞くと、真夏の温度が上がった富士のジムカーナ場は、バリグリップでサイドブレーキが効きづらいらしい。
それにしてもあれじゃまったく使えないなあ…😨
と思って、あとはキャリパーオーバーホールしかないなあ…と思いました。
カプチーノを買ってから7月で丸1年、
今までキャリパーのオーバーホールをかたくなにしなかったのは、ただ単純にやりたくなかったから。
だって、カプチーノのリヤブレーキって構造が悪くて整備性が悪そうなんだもの。
それと、今までに何回もパッドを外して掃除してるけど、その時にピストンの戻りはスムーズなので、特にキャリパーの分解掃除は必要ないかな…
なんて一方的に楽する方向に考えてました。
俺のカプチーノは、走ってブレーキが熱を持つとリヤブレーキが引きずりを起こします。
信号などで停車する寸前にガガがっと、パッドが食いついてロックしてしまいます。
それは俺の車だけかと思ったら、どうやらカプチーノ全般の日常茶飯事のようです。
そして今回、びつくでコース1000を走ることもあり、思い切ってキャリパーのオーバーホールをすることに…
いや、やっぱりやめました。
だってとても時間と手間が掛かりそうなんだもん。
で、すでにキャリパーオーバーホール済みの
品物をヤフオクで購入することにしました。
なんとかびつく前に型を着けたかっただけど、タイミング悪くどこかの誰かさんと競り合ってしまい、お値段が高くなってしまったので断念。
そのオクが終了したあとに、翌日また同じ出品者から同じ内容のものが出品され、今度は無事に落札。
そしてびつく前日練習会の前日に配送されました。
本当はびつく前日までに部品を交換したかったけど、ブレーキは重要な部分だから、大急ぎの突貫作業でやりたくなかったし、何か違和感があったらかえって遅くなってしまうので、作業はびつく第4戦の終了したあとにやることにしました。
さて、ここまでは前置きで、ここからが本題。
今週の月曜日の夕方、リヤバネ交換のためにリヤタイヤを外したタイミングで、一気にキャリパー交換作業もやってしまうことに決めていました。
ヤフオクで入手したキャリパー
このキャリパーは、出品者が掃除して塗装し、中のシールキット以外の部分にグリスアップした物を出品してました。
中のシールキット交換は、サイドブレーキ部分までやると追加料金が5000円掛かるとのこと。
で、調べて見たらシールキット自体がヤフオクでも5000円してました。
それなら自分で外したキャリパーをバラしてる時間の節約になれば、お安いものだと判断しました。
あと外したキャリパーの下取りなしの場合は更に5000円UP。
トータルで10000円の料金UPとなりました。
外したキャリパーと比較
そして装着👍
キャリパーをそっくり交換するだけなので、作業は至って簡単。
キャリパーの交換自体はすんなり片付きました。
あとはブレーキラインを繋いだら、ここで問題が。
ブレーキフルードが漏れて来ました。
その原因はなんと………
エア抜き用のブリーダプラグネジが付いてませんでした。😱
それじゃ漏るのは当たり前だね。
そしてエア抜きをして、キャリパーに水をかけて、漏れたブレーキフルードを洗い流してからタイヤを装着。
その日は車を着地させた時間帯が、通勤ラッシュのピークのあとぐらいで、道路の車の通りが激しいので、試運転はしませんでした。
そして翌日28日の火曜日、お昼ちょっと前ぐらいの時間帯に軽く試運転して見ました。
試運転する前の時点で、サイドブレーキレバーを引いてみたら、心なしかしっかり止まるようになった感じでした。
試運転を軽く2kmぐらいして戻って来て、サイドブレーキのロックテスト。
明らかにフィーリングが違いました。
びつくコース1000の時は、いくら強く力いっぱい引いても、ガチッと止まることはなかったのに、今度はちゃんと停止する感じ。
サイドブレーキレバーのワイヤーの遊びを、ナットが外れるギリギリまで大きくして、その状態で初速10kmから軽く引いて見たら、半分まで引かないぐらいで車がしっかり止まりました。
まだあくまでも狭い敷地内でのテストなので、実際にジムカーナ場でサイド引いたらどうなるのかは分からないけど、
取り敢えずキャリパーを交換した効果は感じ取ることが出来ました。
で、この時はまだ気付いてなかったのです。
外したキャリパーの姿をまじまじと見るまでは……
Posted at 2018/08/31 00:17:31 | |
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