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DELTA.rxのブログ一覧

2016年10月29日 イイね!

E36

E36以前にも何度か書いてますが、昔憧れていたクルマはE36。
最初のクルマは何にしようか?と考えていた1997年当時、E36は現行型でしたがいきなり買えるはずもなく。
スポーツカーが好きでしたがセダンも同じくらい好きだったので、中古で200万ぐらいで買えるチェイサーやマークⅡに乗りたいと思ってました。

そんな時に登場したのがアルテッツァ。
正に理想としていたクルマでスタイリングもBMWチックでかっこいい!と思い発売直後、免許もまだ取ってないのに成約。
ですが購入後は調子に乗って3年経たずにクラッシュ。
ちょっと落ち着こうと思いライフを6年ほど乗ることになるのですが、アルテッツァに乗ってる時はそうでもなかったのですがライフに乗ってた時にいつも目で追ってしまうのはE36でした。

やっぱり次はE36だ!と決めて購入資金を貯め、週末になれば大阪や京都に何度も足を運び、程度を確認したり情報収集したり。
もう購入する!という段階まできたとき、運命を決定付けたのが試乗。
ディーラーに試乗できるE36があるとのことで試乗させてもらったのですが脚もボディもへたったその走りに愕然。
E90やE46にも試乗して「BMWはやっぱりすごい!」と思っていただけにそのあまりの違いに失望しました。
脚やブッシュを変えればフィーリングは改善できるとのことでしたがこれを買って本当に満足できるんだろうか?と落ち込んでいた時に出会ったのがRX-8でこちらは見事に試乗で魅了され今に至ります。

と長い前置きになりましたが、久しぶりのミニカーネタで今回はE36コレクションです。
1990年代当時、世界中のツーリングカー選手権を席巻していたのがE36ベースのツーリングカー。
当時のツーリングカーはセダンベースが主流で僕が買おうとしていたモデルもセダンでした。
トップ画像は並行輸入でしか入手できなかった日本では珍しいM3セダン(M3リムジン)です。
今でもそうですがBMWはクーペよりもセダンの方がデザインのバランスが良く美しいと思います。

ミニカーはミニチャンプスの1/43スケールモデル。
写真にはE46が3台とE30が1台混ざっていますがその他はE36です。

E30ほどではありませんがE36も一定数のマニアがいるので古いモデルですがオークションでも人気があります。

全てを載せるのは大変なので代表で、1998年のSTW(Deutsche Super Touren Wagen Meistershaft:ドイツスーパーツーリングカー選手権)に参戦していたチームシュニッツァー(実質BMWワークスチーム)のモデルです。
こちらはディーラー箱モデルの8号車。

ドライバーはマルクス・ヴィンケルホックの叔父、ヨアヒム・ヴィンケルホック。
マンフレッド・ヴィンケルホックの弟、ヨアヒム・ヴィンケルホックと言った方が分かりやすいでしょうか。(マニアックすぎてどっちも分からんて?)


こちらは9号車でドライバーはジョニー・チェコット。

1998年、E36はモデル末期の最終仕様ですが見事シリーズチャンピオンを獲得しています。

E36...今ではあまり見なくなりましたがやっぱり今でも憧れのようなものを感じてしまう自分の中での名車です。
Posted at 2016/10/29 09:29:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニカーコレクション | 日記
2012年10月20日 イイね!

MAZDA 787B 優勝20周年記念 デモンストレーションラン仕様 2011 J.ハーバート

MAZDA 787B 優勝20周年記念 デモンストレーションラン仕様 2011 J.ハーバートこれまで幾度も787Bについて書いてますが、これは2011年モデルのMAZDA 787B。
優勝20周年を記念して、2011年にジョニー・ハーバートがサルテサーキットを走行したモデルになります。

当初は7月に発売予定だったこのモデル。
夏ごろにロータリーのミニカーを多数紹介しましたが、僕の中ではこれを最終章にするつもりでした。
しかし、この業界ではよくあることですが発売が遅れ...ww
この度ようやくゲットしましたので今日はコイツです♪

2011年6月11日、ル・マン24時間耐久レース、レース開始前。
大勢の観客が見守る中、優勝20周年を記念しMAZDA 787Bのデモンストレーションランが行われました。

ル・マン主催者側からの招待があり、20年ぶりにル・マンの地に降り立つのですが、当初はマツダ社内でレストアをするための資金面の問題もあり、レストアに踏み切るのは簡単なことではなかったと言われています。
決済が降りたのは東日本大震災の約1週間前。
この決定があと少し遅れていれば787Bの復活はなかったでしょう。
この日のために走行可能な状態に復元された787B。
R26Bのオーバーホールはこれが最期とも言われています。

東日本大震災という日本にとっての大きな苦難の中、復元された787B。
この787Bには日本を応援するメッセージが込められています。
ル・マンでの走行を終えたこの787Bは帰国後、震災復興のために日本各地をめぐることになります♪


がんばろう日本!

がんばろう日本!

がんばろう日本!
2011年モデルの証であるオリジナルデカール、見つけられました?ww

このモデルはスパークのモデルで出来栄えはまずまずといったところでしょう。
細かいことを言うと、旧モデルで不満があったパーツがこれも同じなのでもうちょっと見直してもらいたかったな~と思う点はありますが、シャープでスマートな顔つきはやはりスパークらしくていい感じ♪
シリアルナンバー付きで、日本仕様のケースが採用されている点もグッドです♪


下記は20年ぶりにサルテを走行した787Bのデモンストレーションラン。

劇的なレースで優勝をもぎ取ったものの、3スティント連続走行により脱水症状に陥ってしまい表彰台に立つことができなかったジョニー・ハーバート。
20年越しの表彰台。
笑顔で表彰台に飛び乗る姿が感動的!
Posted at 2012/10/20 22:06:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミニカーコレクション | 日記
2012年10月05日 イイね!

アルファロメオ ミニカーコレクション2

アルファロメオ ミニカーコレクション2だいぶ前に登場したモデルですが、この前、北斗くんからフルコンプセットをもらったのでご紹介♪
京商の1/100スケール、アルファロメオシリーズ第2弾。
車種は写真左から、TZ2、155、156スポーツワゴン、75、GT、そして159の6種×3色。
好きな車種は、DTMやBTCCなどヨーロッパ各国のツーリングカーレースで輝かしい戦績を誇る155。
そして際立った存在感を持つ159ですね。
159からRX-8と似たにおいを感じるのは僕だけでしょうか?
これは159に限らずですが、アルファロメオの車種が自分のクルマとすれ違うとなんだかいつも見られているような気がする...。
....意識されてる?気のせいかな?
僕の方があちらを意識して見ていることは間違いないのですがww
....まぁいいや。

...ん?そんなことより僕の8がどうなったのか?
....それは色々ありますのでまた日を改めて.....ということで....ww
経過についてはもうしばらくお待ち頂きたく...。

ということで本題に...。

アルファロメオの歴史はとても古く、A.L.F.A.時代からとなると100年以上の歴史があります。
昔のアルファロメオと今のアルファロメオ、様々な歴史的背景を背負って今日に至りますが、その存在感はいつの時代も独特なものでアルファロメオの名に魅了されるエンスーが数多く存在します。

F1が開催されるよりもはるか昔のレース史をたどるとこれでもかというぐらいアルファロメオの名が出てきます。
まさにイタリアの名門、アルファロメオ。
1920年代から1930年代にアルファロメオのドライバーとしてレースをしていたエンツォ・フェラーリ。
エンツォ・フェラーリはその後、独立してスクーデリア・フェラーリを設立。
1950年から開催されるフォーミュラ1世界選手権にはアルファロメオ、フェラーリともに参戦します。
敵なし全戦優勝のアルファロメオ。
1950年はアルファロメオのファリーナ、1951年は同じくアルファロメオを駆るグレイテストドライバー、ファンジオがタイトルを手にするのですが、その1951年のイギリスGPでフェラーリはアルファロメオを下しF1初優勝を成し遂げます。
その時、エンツォ・フェラーリは「私は自分の母親を殺してしまった。」という言葉を残していますが、この名言はアルファロメオの偉大さを物語っているといえますね。
その後、資金難によりアルファロメオはF1から撤退し、フェラーリの時代が幕を開けることになります。

(長い...。)

.....語りつくせない過去がある、ということですww

最近のアルファロメオと言えばマツダとの技術提携。
ロードスターのプラットフォームを使った車種を開発しています。
マツダのFRコンポーネンツですから走りに関しては間違いなく鉄板でしょうし、これは名車となる可能性を秘めているのではないでしょうか。
今後楽しみなところですね♪

上記の話に関連してというわけではありませんが、アルファロメオのレースシーンを語る上で欠かせないのは、やはりミッドシップ全盛期を迎える前のFR主流の時代です。
このミニカーコレクションの話に戻りますが、この中で飛びぬけてすごいのはTZ2。
おそろしくレアな車種です!
グランツーリスモ5のオープニングにも登場しますね♪

1960年代の名車SZ。その後継にあたるTZ。
さらにその後継となるハイパフォーマンスバージョンがTZ2です。
TZはTabolare Zagato。
その名の通りザガートデザイン。
tabolareは英語でtubular、ということで鋼管スペースフレームを採用していることに由来します。
その鋼管スペースフレームにFRPを組み合わせたボディは車重わずか620kg。
1.6リッターと小排気量なエンジンですが170馬力(この時代としてはすごい!!)を発生させるほどにチューンされており、車重から考えてもその戦闘力はただものではありません。
フェラーリ250GTO、シェルビー・コブラのようなロングノーズ、ショートデッキのファストバックスタイル。
小さなボディも特徴的ですが、最も特徴的なのはボディ後部をスパッと切り落としたコーダトロンカと言われるリア周りの形状処理です。
空力理論に基づいたこのスタイルは後のレーシングカーのスタイルに大きな影響を与えたと言われています。

TZ2はアウトデルタとともに世界中で活躍することになるのですが、残念であったのが当時の主要レースのレギュレーション。
1.6リッターは2リッター以下に分類されることが多く、2リッターというとポルシェ904、そして906。
1.6リッタークラスではダントツの高性能を誇るも、ミッドシップの熟成を重ねるポルシェの前に苦戦することに...。

そんなアルファロメオ最後のロードゴーイングカー、TZ2。
(ロードゴーイングカーといってもTZ2は市販はされていません。)
生産台数は12台とされていますが、TZ1からコンバートされたモデルもあるようで実際は10台にも満たないとも言われています。
100台ほど存在するTZでも1億を超えるほどの値をつけることがありますから、TZ2は値段を付けらることもできないほどのモデルと言えるでしょう。

そのモデルがここに3台あるということですww
Posted at 2012/10/05 21:58:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミニカーコレクション | 日記
2012年08月25日 イイね!

MAZDA 787B Test Version 1991

MAZDA 787B Test Version 1991またまた787Bのミニカーです。
今回はイクソ製の787Bでテスト仕様を模したシルバーのモデル。
パッと見はシルバーアロー、ザウバーメルセデスかと思ってしまいますねww
シルバーのボディにブラックのホイールカバーがいいアクセントになっています♪

下記内容は、1991年のル・マン24時間レース、前回の続きでレースの内容となります。

重量規定緩和の恩恵を受け、その処置に合わせ開発された787Bは、ライバルのCカーより100kg以上軽い重量となります。
それでも787Bは従来のIMSA-GTP規定より30kg増しの重量であるのですが、マツダが重量規定にこだわった理由は速さではなく燃費の改善でした。

当時のSWCなどのプロトタイプカーレースは燃料使用量の規定がある(というかある意味、燃料規制しかない)のですが、逆に言うと、燃料を戦略的に使用する意味合いが非常に重要ということになります。
ブーストアップでとてつもないパワーを出せたとしてもガソリンを消費してしまって完走出来ないようでは意味がありません。
1チーム複数台のマシンを用意していた場合、1台はハイペースでレースを引っ張るのですが、実はその1台は捨て駒。
先導したマシンは燃料がなくなって低燃費走行となり後退。
ライバルチームもそれに付き合ったたためにペースを乱され、その間に後方の本命が勝利をもぎ取る、といった戦略がとられます。
燃料と速さのせめぎ合い。
つまり、軽さで得られる燃費性能の向上、これが燃料規制のある中ではものすごい効力を生み出すのです。
パワーで圧倒的に勝る相手に勝負を挑む場合、常にアクセル全開の全力走行で走りきる戦略しか考えられないわけですが、787Bではそれが可能であるとマツダは目論んでいました。

ル・マンが変革の境となる年、最後の異種格闘技戦とも言える1991年のル・マン。
優勝候補筆頭はやはりメルセデス。
ル・マン24時間耐久レースがSWCのシリーズ戦に組み込まれたことはメルセデスが再びル・マンにやってくることを意味していました。
メルセデスには新レギュレーション適合のC291がありますが、決勝はC9譲りの強力な5リッターV8ターボエンジンを搭載するメルセデスC11での参戦。
メルセデスワークスドライバーの中には、この年ジョーダンから鮮烈なF1デビューを果たすミハエル・シューマッハもいます。
そしてトム・ウォーキンショー率いるジャガー。こちらも新レギュレーションに適合したロス・ブラウン設計の空力マシンXJR-14がありますが、耐久マシンのXJR-12が本命。
7リッターからさらに排気量アップしたV12エンジンで2年連続総合優勝を狙います。
ワークスで唯一、カテゴリー1で挑戦するのはジャン・トッド率いるプジョー。
プジョーワークス初のCカー、プジョー905を送り込みますが、翌年のレギュレーション完全移行に向けて、テスト目的での参戦です。

カテゴリー1は言わばカウルをかぶったF1。
速さはあるものの24時間を走りきるほどの信頼性が確立されていないエンジンであるため、カテゴリー2優勢の見方強し。ですが、カテゴリー2には厳しい燃料規制があり、やはりこれが大きな役割を果たすことになります。

決勝レース、787Bの55号車は19番手からのスタートです。
まずレースをリードしたのはプジョーでスプリントレースばりのスピードでレースを引っ張ります。
しかし、プジョーは夜を待たずに2台ともにあっけなくリタイア。
その後首位に立ったのはシルバーアロー、1-2-3フィニッシュでチェッカーを受ける事が絶対的な使命であるメルセデス。順調にレースを進めます。
続くのはジャガー。そしてマツダ787Bはジャガーと同等のペースで走行していました。
全開走行で走る55号車は夜にはジャガーに追いつき背後から攻め立てます。
メルセデスとの勝負のはずなのにマツダなんかに負けている場合ではないジャガー、抜かれまいとペースを上げます。
しかし、大排気量でもともと燃料コントロールを心がけなくてはならないのにマツダのペースに付き合っていては燃料がもつはずもなく。
マツダは2スティント連続走行作戦でジャガーの前に出ます。
この間にメルセデスの車両の内2台はトラブルですでに脱落しており、55号車はなんとメルセデスの1号車に続く2位に躍り出ます。
2位でも十分な結果。
しかし、チームは55号車にさらなるペースアップを指示。
2ラップ先を走るメルセデスの追撃体制に入ります。
マツダのコンサルタントマネージャーであるジャッキー・イクスは、追い上げられると必要以上にマージンを確保したがるドイツ人の気質を理解しており、あえて攻める判断を下します。
余裕で逃げられるマージンがあるにも関わらずペースを上げるメルセデス。
しばらくこの状態が続くのですが、レース残り3時間。予定外のペースアップを続けたメルセデスはウォーターポンプブラケットが破損。
エンジンがオーバーヒートするという致命傷を負ってしまいます。
メルセデスがピットに入っている間に55号車は遂にトップに躍り出ます。
さらにここでも手を緩めず、ジャッキー・イクスはリスクを回避するため、コース状況をよく知るジョニー・ハーバートに3スティント連続走行を指示。
終盤はジャガーに追い上げられるも、ペースに惑わされず周回を重ねる787B。
最後は歓喜した観客がコースになだれ込む中、787Bはトップで完走。
最後の最後で手にした勝利。日本メーカー初、そしてロータリーエンジン悲願の初優勝を飾ることになります。

見事、作戦が功を奏しての勝利。
マツダの優勝はレギュレーションの混乱の隙をついた勝利とも言われていますが、実際はメルセデスC11の戦闘力はすさまじいもので、低燃費走行で走っていても55号車に抜かれないほどの速さがあったと言われています。
しかし、そこをプッシュし、接近することによりメルセデスにアクセルを踏ませる。
マツダが2位でよしとしてれば当然このような結果には当然なっておらず、
あきらめずに最後まで優勝を狙ったからこそ成し得たこの勝ち方は非常にマツダらしいと言えますね。
飽くなき挑戦。
その最後にはロータリーエンジンがレシプロエンジンを打ち負かしてしまったのです。

ミニカーの話しに戻りますが、これが初めて買ったイクソのモデル。
787BはHPI、ミニチャンプス、イクソ、スパークのモデルを持っていますが、最も出来が良いのはスパーク。
そしてHPI、ミニチャンプス、イクソと続きます。
デザインの再現性、作りこみともにこの順となります。(HPIのエンジンは例外でww)
並べると各メーカーの特徴が見て取れるので面白いですね♪
Posted at 2012/08/25 20:10:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミニカーコレクション | 日記
2012年08月08日 イイね!

MAZDA RX-8 LM EDITION

MAZDA RX-8 LM EDITIONまたまたRX-8のミニカーです。
前回同様オートアートのモデルですが今回はRENOWNカラーのRX-8、55号車。
3000台の限定モデルで、シリアルナンバーの書かれた証明書付き。車体底面にもシリアルナンバーがあるのですが、こちらは手書きで書き殴られたように数字が書かれており、なんじゃこりゃ?!なモデルですwwちなみにこれは146番です。

RX-8の紹介については前回のブログ参照、ということで今回はこのカラーリングの由来と787Bの生い立ちについてです。

1991年、マツダは787Bにて物凄い快挙を成し遂げるわけですが、実際のところ「速さ」に関しては、国内レースでもトヨタや日産にも歯が立たないレベルでした。
というのも当時の4ローター、R26Bをもってしても700馬力が限度。
対してライバルのターボ勢となると、予選エンジンでは1000馬力を余裕で超えるパワーを絞り出します。
そんな相手の中では御世辞にも「速い」とは言えないクルマだったのです。

最後の挑戦のチャンスを掴んだ1991年。
この年は、F1共通3.5リッターエンジンを使用する新レギュレーションへの移行が延長された年なのですが、クラスは新レギュレーションのカテゴリー1と、従来のグループC、IMSA-GTPなどをひっくるめたカテゴリー2に分けられました。
しかし、こうなるとまずいのがマツダです。
1990年当時のIMSA-GTP規定というとロータリー特別枠と言ってもよいクラス。
マツダはこれまでIMSA-GTP規定で参戦することにより重量面での恩恵を受けていましたが、これでは他のCカーと同クラス。
ただでさえパワーがないのにさらに勝負ができるはずもない状況となってしまいます。

そこでマツダは重量規制の緩和をACOに働きかけます。
結果的には、これまで熱心に挑戦を続けてきたマツダに対するACO側の温情もあってか、重量規定を軽減されての出場が認められることになります。
マツダがどのような交渉をしたのかは分かりませんが、当時ル・マン主催側は新レギュレーションの導入により、テール・トゥ・ノーズの激しいバトルが多くなることを期待していたので、車両性能がイーブンに近づくことに対しそれほど否定する理由はなかったのではないでしょうか。
また、ル・マンの英雄であるジャッキー・イクスがマツダについていた影響も大きかったとも言われています。
当然これは他チームからの同意も得られたということを意味しますが、これが認められたあたり、それだけマツダは相手にされていなかったのでしょう。
そんな訳で787BはグループCのカテゴリー2での参戦となります。

787BはCカーではないと書かれているのをよく目にします。
以前紹介した1986年の757から1990年の787まではIMSA-GTP規定の車両であるためそれが当てはまりますが、1991年のル・マンではカテゴリー上、グループCカテゴリー2。
歴としたグループCカーとして分類されているんですね。

787Bと言えばオレンジとグリーンのアーガイル柄、RENOWNのCHARGEカラーですが、767から採用されたカラーリングです。
このカラーリングになった理由はRENOWNの社長が「遅いのならせめて目立つように派手な色にしろ!」と命じたことによると言われています。
マツダがもっと速いクルマであったらCHARGEではなくもっとシックなブランドが選ばれてたのかもしれませんね。

写真は「RX-8のミーティング」です♪ww
Posted at 2012/08/08 22:03:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミニカーコレクション | 日記

プロフィール

「生誕15周年 http://cvw.jp/b/248150/45742041/
何シテル?   12/28 09:14
2007.2.24 念願のRX-8を手に入れました! RX-8 TypeS Sandbeige LeatherPackage STOMY BLUE ...

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