DELTA.rxのブログ一覧

ベ○ストカーは最近買わなくなりましたが（今号は不覚にも買ってしまった...)、テリー伊藤のページは立ち読みで必ず読むDELTAです。
新型車が出るとやはり気になるのはテリー伊藤の評価。
本音で評価している感が強く伝わってくるので読んでいて面白いです。
一貫性が無いようにも感じることがありますが、内容を読めば「なるほどね」と思ってしまう説得力。
個性的な言い回しも面白くてとても好きです。

そんな自称クルマ変態、テリー伊藤の評価ですが今号はセレナと新型ステップワゴンを取り上げていました。
評価は良い評価しかなく、これを買えば必ず幸せな家庭になるだろうという評価。
約250万円でこの手のクルマを買えば、都会の高層マンションのようなもので何ひとつ不自由しないクルマ生活が送れる。

しかし....。
果たしてそれでいいのだろうか？家族と向き合っていると言えるのだろうか？
ということが書かれていました。
これを買うのなら20万で中古のバンを買って親子でレストアしながら楽しめばいいじゃないかと。
シートの柄はこんなのにしようか？だとか親子で考えながらレストアしていく。
こんなことしてたら日本じゃ変人扱いされるかもしれないけれど欧州ではごく普通のことだそう。

最近、街中で愛車のワックスがけをしている光景を見ることがあるだろうか。
時代を反映したパッケージのクルマが用意されているが、はたしてそれを消費するだけで満足していいのだろうか。
愛車と接することは物を大切にする気持ちを学ぶことである。


...といったことが書かれていて、面白くもちょっとジーンとくるものがある内容でした。
（気になる方は是非読んでみてね♪）
彼は何かを否定しているわけではなく、こんなことしたらもっと良くなるんじゃないの？ということを提案しているのでしょう。
ミニバンに乗って幸せそうな家族。しかし本当に向き合っているのだろうか？ただパッケージに収まっているだけではないだろうか？
クルマを大切にしているのだろうか？

ものを大切にする気持ちというのはとても大事なことだと思います。
そしてクルマに愛着を持って接することからそれを学ぶことができるのも事実だと思います。

昔はクルマに興味があったけど...と言う年配の方が多いのはとても寂しいことです。
年配の方ほどこの気持ちは強く持っていてほしいところなのですが...。
そのような方たちにも、クルマに愛着があったときの気持ちを思い出して、今のクルマに愛着を持ち、その気持ちを後世に受け継いでもらいたいところです。
皆がそういった気持ちを持っていれば、クルマが単なる移動手段の道具へとなり下がるような時代にはならないはず。
そうしてしまったのはメーカーでも時代でもなくオーナーなのではないでしょうか。
最近トヨタも面白いクルマ作りに力を入れている姿勢が強く伝わってくるので好感がもてます。
いまやクルマに興味がある人なんて極少数。
しかしその少数だけでもメーカーの力になって後押ししなければならない時代なのかもしれませんね。

といったことをボ～っと考えてしまうDELTAでした。

写真ですが、今日はとても天気が良くようやく始動開始できる状態になりました。
明日は久しぶりに走らせてあげよう♪