アクセラ ハッチバック 22XDからMAZDA3 セダン XDに乗り換えましたので、両者を比較する観点からレビューします。ちなみにいずれもLパッケージです。
【エクステリア】
文句無しでMAZDA3は格好よくなったと思います。アクセラも秀逸と思いますが、曲線をうまく使っています。街中で走ってると、車をよく知らない人からも欧州車みたいでカッコイイねと言われます。少し大きくなりましたが、MAZDA6ほどの威圧感はなく、ちょうどよいと思います。
【インテリア】
アクセラは黒シートで暗く、サンルーフを使うことでバランスを取りましたが、MAZDA3はホワイトレザーで俄然、車内が明るくなりました。他の部分もソフトパッドが増えて高級感が大きく向上したように思います。Cセグメントの車とはとても思えません。Lパッケージにしたこともありますが、プラスチッキーな部分はほとんどありません。ちなみにリアシート倒すと横になって楽に寝られますので、車中泊は余裕でできますが、セダンのためやや圧迫感があります。
【エンジン】
アクセラの2.2リットルディーゼルは加速が素晴らしいスゴイエンジンでしたが、正直なところ持て余した部分があります。その意味ではMAZDA3の1.8リットルディーゼルは排気量としてはちょうどよいかも。ただ1.8リットルにしては、出だしの加速感が今ひとつで、走りを求める人には向かないです。あくまでもジェントルに、でも時には高速をスムーズに走り抜けるタイプです。
今度12月に発売されるXエンジンは着想は素晴らしいですが、実用性はどうでしょうかね。私は怖くて乗れません。燃費もあまり良いとは言えませんし。
【走行性能】
限界まで試していないので分かりませんが、スタート、曲がる、止まるの基本性能はしっかりしてると思います。高速道路ではスピード感が希薄で気がつくと驚愕する速度に達してることがあります(笑) 一般道でのステアリングはやや軽く感じます。
ブレーキは踏みはじめは軽く、踏む込むとガツンと効くタイプですので違和感があり、慣れが必要です。
【乗り心地】
全体的にはかなり硬いです。一般道では凸凹をかなり拾います。その一方、高速道路での安定性は抜群です。リアがトーションビームとのことですが、今のところ違和感はありません。MAZDA3 XDはディーゼルということもあり基本的には高速道路で真価を発揮する車と思います。
静粛性は大きく向上しており、音楽は小ボリュームにしてもよく聴こえますが、車外の音は聞こえにくくなり、救急車が近づいてることに気がつくことが遅れることがしばしば(^_^;)
この乗り心地が硬すぎる点を改善するには、17インチにインチダウンするか、タイヤをコンフォートタイプに変えればよいと思います。
【安全性】
衝突安全性に関する機能は国内、否、世界的にも一流でしょう。申し分ないと思いますが、いろいろ警告が出て、時にはうるさく感じます。クルーズコントロールやMRCCはとても便利で、時々疲れた時に使っています。
【カーナビ運転補助】
マツコネは昔よりもだいぶよくなりましたが、検索機能はGoogleなどには全く敵いません。画面は大きくなり見やすくなりました。音声認識も良くなったと思いますが、認識できない言葉が多いようで、まだまだと思います。LINEをハンズフリーでメッセージを送れればさらに良いのですが😓
オーディオはデフォルト品でも結構いい音がします。アクセラではオプションでBOSEを選びましたが、MAZDA3は値段を考えるとデフォルト品で充分です。
【燃費】
一般道ではリットルあたり16kmくらい。高速道路では20kmオーバーは余裕です。エンジンを省エネの方向に振ってることが影響しているようです。燃料が軽油ですので、維持費が少なくて助かります。
Posted at 2019/09/22 14:17:37 | |
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