シルバーウィークとやらは、どこにも行かないつもりでしたが、突然、
クラブハリエのジュブリルタンの朝食が食べたくなり、早起きして出発! と思いきや、寝坊して(笑) 出発が30分遅れました。
で、結局、現地に到着したのは9時半で、すでにお客さんがいっぱいで1.5時間待ち (>_<)
でもここまで来て引けないため、店内で待っていたら、どんどんお客さんが来るわ来るわ。
恐るべし、シルバーウィーク!!
あちこち散歩していると厨房裏に薪束を発見!! さすがいい薪を使っていますね。これであの美味しいパンを焼き上げるんだあって感動しました。
10時半になってようやく順番が来て、朝食というかブランチをいただくことに。定番のモーニングプレートです。
ドイツ風ソーセージとオムレツ、バーニャカウダ、ヨーグルト、オレンジジュース(画像なし)、そして食べ放題の焼き立てパン、どれをとってもスゴイなあの一言です。
11時を過ぎていたので、パンのお代わりはNGかなと思ったのですが、「いくらでもどうぞ!」とのお返事。さすがクラブハリエ! ますます好きになりました。
さて窓から外を眺めていますと、警察官が続々と登場。10人位はいたでしょうか。
おや、事件でもあったのか?としばらく観察していましたが、緊張感がありません。すると、一般の車がどんどん誘導されてきています。
なるほど! 交通違反の取り締まりでした。そういえば全国安全週間とやらが始まっていましたね。よく観察すると、すぐ前の県道の松林に潜んで、シートベルトや携帯の違反者を「捕獲」していました。 しかしこんなことに10人以上の警察官が動員されるなんて、彼らは本当にヒマなんですね。
さて、お腹が満腹になったので、せっかくなので近くの観光名所を探索。この辺りは、もう既にいろいろなところに行っているのですが、今回は
五先賢の館というところに行くことにしました。
ここは滋賀出身の5人の賢人を紹介しているところで、その五人とは
・相応和尚(そうおうかしょう):比叡山の高僧 千日回峰行創始者
・海北友松(かいほうゆうしょう):狩野派代表画家 海北派の祖
・片桐且元(かたぎりかつもと):賤ヶ岳の合戦の七本槍の一人
・小堀遠州(こぼりえんしゅう):小室藩主 茶道・造園・建築の巨匠。徳川三代に仕える
・小野湖山(おのこざん) :漢詩・書道の大家 明治天皇に指導
この中で私が全く知らなかったのは相応和尚と小野湖山です。どちらかと言うと文芸関係が多いのでしょうね。
学芸員さんに渡されたパンフレットで小野湖山の七言絶句を読むと、なかなか、おもしろい漢詩だなあと感心した次第。著作権の面で問題あるかもしれませんが、意訳(すこし私がアレンジしました)とともにちょっと紹介しておきます(問題あれば消すかも)。
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穢界人迷勢利華
春風到處競豪奢
嵐山芳野一場夢
争若西方浄土花
<意訳>
人間界は、権勢と利益におかされ人は迷っているが、これを「華」と思い違いして、豪奢を競っている。
しかし、これは自然界では泡沫のごとき夢の世界に過ぎない。よって西方浄土の
素晴らしい「華」のように真に美しいものとはまったく比肩しうるものはない。
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西方浄土とは極楽浄土のことです。
私の昨日のブログ記事ではないですが、このような漢詩こそ、現代の日本の人によく考えてほしいと思いますね。

ここではなぜか水琴窟があり、しばし心地よい音色に酔いしれておりました。
このあとは琵琶湖の北を巡って、一周して帰ることに。途中、メタセコイア並木道に立ち寄りました。雰囲気は確かにあるのですが、人が多いのにはねぇ.....。今度は平日の閑散期に来てみたいです。
16時にメタセコイア並木道を出て帰宅しようとしたのですが、琵琶湖西岸の道(琵琶湖西縦貫道路)が大渋滞で、分速5メートルという亀も真っ青の遅さ。帰宅は21時頃になってしまいました。

途中、あまりの空腹に耐えられず桂川PAでたこ焼きを食べたのですが、普段はなんでもない食べ物でも空腹時にはとても美味しく感じるものです。ありがたやありがたや~。
それにしてもシルバーウィークのような大型連休はどこも人が一杯で辟易しますね。今度から考えなおすことにします。
Posted at 2018/04/28 06:44:10 | |
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