5月上旬、塩狩峠に桜を見に行ったついでに40号線の旧道区間を歩いてきた画像を紹介。

三浦綾子の小説『塩狩峠』とそのモデルとなった実際の鉄道事故の舞台となった宗谷本線塩狩駅とエゾヤマザクラと旭川行特急サロベツ
塩狩峠の桜は『一目千本桜』として道北の桜の名所になっている

三浦綾子旧宅塩狩峠記念館の前にはエゾエンゴサク(青紫色)とカタクリ(淡いピンク色)の花が咲いていた

塩狩峠記念館の裏手から40号線旧道に出られる
切り替わってまもなく約30年が経過しようとしているがセンターラインは鮮やかに残っている

南へ向かってに歩いていくとすぐ旧塩狩峠頂上へ到着した
比布町側に向かって撮影
看板等は若干傾いてはいるものの健在だ

こちらは和寒町側に向かって撮影
幼少期の記憶が徐々に蘇ってきた

道路縁の斜面上にあるこの木柱も健在だった

懐かしい『クリーン北海道』の看板
もう少しするとS字ヘアピンカーブがある

S字ヘアピンカーブの途中には幼少期の頃から非常に印象的だったこの看板がそのまま残されていて「感動」の一言に尽きる

和寒町方面に向かって撮影
若干内側にバンクが掛かっている
道路縁が笹藪に覆われたとはいえ非常に幅の狭い道だった事に改めて気付かされた
尚、この看板の裏手から更に古い旧旧道が分岐していたりする

新道よりも桜の木が多く目を奪われた
この時期になると恐らく事故が多かったに違いない

北海道の有名な峠では間違いなく最も標高も低く線形も緩いが、やはり道幅が狭いのはいただけないという事で新道に切り替わったのだろう

雪の重みで折れ曲がった北海道名物矢羽根標識
まるで下の標識(スリップ注意)を指しているかの様だ

ヘアピンを過ぎた左手にある沼の横でアスファルトが一部崩落しガードロープが宙釣りになっている

標高が低く完全に道が切り替わった事でこの様に全区間を徒歩で歩く事が出来るのは貴重ではなかろうか

右に向かって旧旧道が分岐しているのがハッキリと判るが、この道は上の看板のところまで2つの急なヘアピンカーブがあった(看板のところもヘアピンだったから都合4つのヘアピンで頂上へ向かっていた事になる)

比布町側麓のゲート
今や自分みたいな余程の物好きか和寒町内のイベントの時でしか人は通らなくなった
Posted at 2019/06/03 07:47:48 | |
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