
前回までのFC3Sレストア・・・
膨大なパーツリストを目の前に呆然とするが、すぐに気を確かにリストの内容を確認し始める私。
この先に何が待ち構えるているのか、この時はまだ知る由もない・・・
リストの精査にあたり、私なりの
区分けをしておきます。
でないと、ただただ眺めていても先へ進めません。
きっとそのうち訳がわからないことになります。
1.明らかに要らない
2.判断がつかない
3.むしろ最初から交換したいと思っていた
4.できれば予備まで欲しい
5.絶対に買う
これで精査をすることにします。この時私は思いました。
なんだかんだで、文句を言いつつも、冷静に、コツコツと頑張っているな・・・と (^_^;)
リストを見つつ、品番からクロスマッチでパーツ図からの特定を進めます。
・・・小一~二時間
あらかた精査が完了して一言。
外装多いな・・・いや、外装しかなくない!?
どうやら私のFCは
レストアで外装が綺麗になります。
えっ!?それのどこに問題あるのかと。
問題大アリです。
私の
車に対する美学なのですが、外装が綺麗な事であることも大切なのですが、
同時に、
内装(つまり車内ですね)も綺麗な車が好きです。
できれば極力、車に物を積み込みたくありませんし、生活感がない整然としている車内が好みです。
私自身は決して潔癖ではなく、単純に狭い車内が乱雑だったり、埃っぽい感じが得意ではないということで、誤解なきように。
そんな整理・整頓・清潔という点と、もう一つの美学が
常々思っていることですが、いくら外装が綺麗でも
所詮運転している間、自分の目で見える世界は内装(ダッシュ周り)が全てです。
ですので、内装がくたびれた車はいくら外見が綺麗でも我慢ならないのです。
これが
私の譲れないこだわりだったりします。
そんな私のFCの内装は・・・
我ながら、世間一般のFC(みなさんすみません)よりも綺麗な方?(^_^;)
しかし、綺麗とはいえヤレはあります。なにせ27年モノですので。
そんな内装ですが、どこをどう綺麗にしたいのかといいますと非常にシンプルです。
・フロアカーペットを交換したい(足マットではなくフロア)
・ダッシュボードを交換したい
・アンフィニのリアストレージをカーペットごと交換したい
この3つはやりたいと。
特に、ダッシュ周りは全て新品交換したいくらいです。
そして今付いている物は状態が良いので予備として保管しておこうかと。
さて、交換したい部分が明確になったところで、パーツ図を元に品番検索をして、拾っていきます。
この辺りはすでに
オンライン検索&
アンフィニ車台番号で余裕です。
■フロアカーペット
・アンフィニ:F067-68-671 02
・アンフィニ以外:F061-68-671A02
■ダッシュボード(正式名称:クラッシュパッド)
F044-60-350C02
■ストレージボックス周り
・トランクルームマット
アンフィニ:FB40-68-69X 02
アンフィニ以外:F067-68-81XA02
・ストレージボックス アセンブリー:FC01-69-760A03
Assemblyが出なかったら、せめて外蓋だけでも・・・
・ストレージボックス アウター リッド:FB01-69-780 03
本当に簡単に拾えます。EPCより楽なので、
作業だけははかどります。
そして、品番は拾えました。後は在庫があるかないかの確認です。
純正部品の在庫確認、
略して在確ですが、これがリアルでできれば言うことありません。
しかし、
こればかりはできないのです。(T_T)
仕方なく当時からの方法であるディーラーに電話で確認します。
最寄りのマツダディーラーを調べ電話すると・・・
なんと
全滅です・・・
えっ!?
FCは27年物。
部品が出ませんでした。(T_T)
ここで純正部品の状況について、簡単にまとめておきます。
部品には
3種類の状態が存在ます。
1.在庫あり
2.欠品
3.製造廃止。略して製廃 ※ディーラーのEPC2オンライン上では製造不可と出ます
1は普通に部品がでる状態です。それぞれの地域にあるセンターに在庫がある場合もあれば、マツダ本社がある広島にある場合もあります。
※在確も慣れてくると、
広島にあればいいのですが・・・と、
在確の目的意志を
心配が追い抜くという生理的現象が出始めます。(^_^;)
続いて、2と3ですが、
大変重要ですので違いをしっかり抑えておく必要はもとより、
重大な事実を知っておく必要があります。
FCのパーツは、
欠品を製廃と間違えるケース(ヤフオクあるある)が非常に多く、
誤解しがちです。欠品か?製廃か?この違いは
天と地ほどの差があります。
この違いは大きいので、自分できちんと在確されることをオススメします。なぜなら、もう一つの
重大な事実があるためです。
製廃からの奇跡の復活ケースの存在です。
欠品は俗にいうバックオーダー待ちや、単純な製造納期の問題ですので
必ず部品は買えます。
問題は製廃です。メーカーが製造を辞めてしまった部品ですので、通常、
2度と新品が手にはいりません。_| ̄|○
FCを愛するオーナーであれば、ショックで倒れてもおかしくない状態が製廃です。
しかし・・・
稀に製廃から奇跡の復活をする部品があります。
製廃部品として有名な
純正リップスポイラーですが、実例として
現在新品が取れる状態です。
・スカート エアー ダム:FC17-51-9H0AXX ※XXの部分にカラーコードが入ります。
私の場合は、UC(クリスタルホワイト)ですから、FC17-51-9H0AUCとなりますね。
某ショップではFRPで純正形状リップを出しているくらいなので、根強い需要があるのでしょう。
ショップの商売の邪魔をするつもりは毛頭ありませんが、純正はウレタンで割れづらい為、同じデザインならFRPより純正の方が絶対良いです。
純正リップスタイルが良い人は、手配を急いだ方が良いです。
※リアルな話、今回のレストアにおいて私は予備として買っておきました。
お値段・・・
なんと38,700円(税別)です!
お金で解決できるのであれば安いものです。
私が今回のパーツ手配で経験した部品の終息、つまり製廃は、以下の順序で発生していそうです。
細かい順序は前後するかもですが、おそらく概ねこのような流れと想像します。
限定車部品 < 大物内装 < 電装(ハーネス類) < 内装ゴム類 < パネル類 < 外装ゴム類 < 外装
FCの部品は結構
製廃が進んでおり、同時に
単価が高騰しています。
追って、私が確認した製廃部品も公開・共有しますが、
結局、
ほしい部品が出なければFCはボロいままになります。
はっきり断言します。
FCを綺麗にしたいのであれば、早めに部品を買う必要があります。
もう迷っている時間はそんなに多くなさそうです。
※ちなみに皆さんが部品を買うと、在庫部品はなくなっていきます。
在庫がなくなると、そのまま製廃してしまうパターン(今回、私が製廃させた部品もありますm(_ _)m)と、
再製産検討が入り逆に製廃まで息が長くなるパターンの2パターンが存在ます。後者になると嬉しいですよね。(製廃と同時に、私のオーダーで復活している部品もあるかもです)
この内装部品の製廃という壁はレストア過程の中で、
正直、一番ヤバイと思った瞬間でした。頭上に暗雲が広がります。
外が綺麗でも中が・・・この瞬間、
物凄い勢いでやる気を失っていくのが感じられました。
10年前は普通に出たのに、時の流れは残酷です。
10年前の感覚とはちがう・・・どうしよう。(T_T)
真面目な話、
確か2日間くらいレストアの事を考えることを辞めてしまいました。
どうでも良くなったというのが正直な感想でした。
しかし、2日ほど時間が経つと、フツフツ気持ちが湧いて来まして・・・
人間、一度手に入らないと思った時、
諦めがつく人間と、
諦めの付かない人間がいます。
私は
後者の方だった様で、そこから
製廃部品捜索が始まります。
オンラインパーツ検索サイトだって「無いかな?」と思えばあるわけです。
真剣に欲しいと思えば、
どこかにある。きっとある。探せるはず。
この
強い気持ちが行動を後押しします。
欲しい。探せばきっと・・・、絶対欲しい。探せば・・・、とにかく欲しい。探・・・ん?
なんか、ダッシュもカーペットもストレージボックスも
全部取れるんですけど・・・
これ・・・
見つけた!?
今回のレストア過程で
2度目に興奮した瞬間でした。
と
同時に、純正パーツの手配ノウハウがぼんやり見えはじめた瞬間でもありました。
これは・・・いけるぞ。
「取れれば俺の勝ち」だ!
私のデスクにある品番がプリントされた紙に手書きでメモしたコメントには、
取れれば俺の勝ちと、そう殴り書かれていました・・・
何に対して勝つのかは不明ですが、相当エキサイトしたのだと思います(^_^;)
そして、おそらくノウハウ化に自信を深めた事を勝つと表現したのかもしれません。
果たして、部品は取れるのか!?結局取れないのか!?
良いところで今日は力尽きましたので、次回につづきます。(^_^;)